トップページ > ネットトラブル > 「コンビニで電子マネーを買って、カード番号を教えて」は詐欺です!
更新日:2024年8月1日
カードに記載された番号等を相手に伝えることは、購入した価値を相手に全て渡したことと同じです。後になって架空請求等によりだまされたことに気づいても、いったん相手に渡した価値を取り戻すことは非常に困難です。
突然、警告がパソコン画面いっぱいに表示された。慌てて表示された連絡先に電話すると「パソコンが汚染されており、緊急を要する。電話を切らずにプリペイド型電子マネーで3万円を支払え」と指示された。すぐにコンビニで3万円分電子マネーを購入し番号を伝えたが「番号が間違っている。再度3万円分購入してきて」と言われ、再度購入し番号を伝えた。後で息子に話したら詐欺だと言われた。
《メールや電話の請求内容》
また、LINEなどの無料通話アプリで「電子マネーを買ってほしい」などと友だちになりすました犯人から頼まれて、電子マネーをだまし盗られる被害も発生しています。
一般的な電子マネーは額面価格が1,500円から5万円分の使い切りのカードタイプで、現金の代わりに使うことのできる電子的な商品券のようなものであり、コンビニエンスストアなどで販売されています。商品の購入やサービスの提供を受ける等に利用されます。
電子マネーごとに割り振られた「番号」を入力することで、ネットショッピングの料金支払いやネットゲーム内でのアイテム購入などに使うことができるものです。
コンビニ等のプリペイド型電子マネー売り場のイメージ
国民生活センター HPから抜粋