海外宝くじ
更新日:2012年3月26日
最近「手数料7,000円を払えば当選金を受け取れる」「覚えのない当選通知が届いた」など、申し込んでもいないのに、海外宝くじに当選したかのようなダイレクトメールが送られてくる等の相談が、増加傾向にあります。オーストラリアやドイツ、香港、カナダなどの「海外宝くじ」は以前からありましたが、最近は中国から送られてくる相談が目立ちます。
事例
海外から「宝くじの当選金を受け取る権利がある」というような主旨の手紙が届いたので、当選金をもらうために必要だという5000円分の定額小為替を返信用封筒に入れて送った。すると、いろいろな国から同様の手紙が大量に届くようになった。どれも1週間以内に返送しないと権利を失うなどと書いてあるので送金してきたが、まがい物のネックレスや腕時計は届くものの当選金は一度も振り込まれたことがない。今まで総額500万円以上を送金したと思うが、最近は生活費が足りなくなった。別居の息子に相談したら、だまされていると言われた。
事例
年金暮らしの父の元にエアメールが届き、海外宝くじを購入し始めたらしい。エアメールが次々に届くようになり、現在、段ボール3箱にもなった。父はもうすぐ1億円当たると信じ込んでいて、家族の話を聞いてくれない。購入代金は最初月々3,000円だったが、3ヵ月後には14万円となり、すべてクレジットカードで払っていた。調べたところ、半年間で180万円使ったようだ。現在はなんとか説得して、銀行口座もクレジットカードも解約した。今後どうしたらよいか。
アドバイス
- DM等の誘い文句に惑わされないこと、絶対に買わないこと
海外宝くじを日本国内で買うことは違法です(刑法187条:賭博及び富くじに関する罪)。
また、購入申込金を払っても、実際に購入されているかどうかも分からず、当選の確認もできません。
また、現金や定額小為替の場合、受け取った業者からお金を取戻すことはきわめて困難です。
「当たると記載されているから」とか「費用は少額だから」と安易に契約せず、絶対にお金を支払わないことが大切です。
- 高齢者には周囲が気を配ること
海外宝くじに関する高齢者被害が表面化した時には、既に多額の費用を支払っている場合が多いです。支払ったお金を取戻すことは非常に難しいですが、被害を拡大させないために、周囲の人たちが高齢者の日常生活で何か変わったことはないかという視点から、日々見守るということが大切です。
お問い合わせ
糸島市消費生活センター
電話番号:092-332-2098
ファクス番号:092-324-2531
