エステ店の倒産にご注意！

 

広報いとしま2025年6月号掲載分

 

 事例

　「脱毛エステ無料体験」の広告を見てサロンに行った。「今日契約すればお得」と勧められるまま、12回コース・30万円をクレジットカードの分割払いで契約したが、5回まで施術を受けたところでサロンが倒産した。カードの返済を止めたい。

解説＆アドバイス

　予告なしにエステ店が倒産し、「未施術分はどうなるのか」「残金を払いたくない」といった相談があります。女性だけでなく男性の相談件数も増加しています。

1.代金は、クレジット会社が消費者に代わってエステ店に一括で支払っているため、エステ店が倒産してもクレジット会社に返済しなくてはなりません。しかし、契約期間内で未施術分が残っているときは、その分の返済を免除してもらえる場合があります。契約書や施術を受けた回数を証明する書類などを準備して、クレジット会社に相談しましょう。

2.エステ店に限らず、事業者の倒産を予測するのは難しいものです。長期間にわたってサービスを受ける契約を結ぶ際は、慎重に検討しましょう。


問い合わせ

 
糸島市消費生活センター

電話番号：092-332-2098

相談日時：9時～17時（土曜日・日曜日・祝日を除く）