トップページ > 解説!消費者トラブル > ネット上のもうけ話に注意!
更新日:2024年4月1日
SNSの広告に出てきた投資サイトが、実在する著名な実業家の運営しているものだったので、安心してアカウントを登録。グループチャットに次々と届くもうかったというメッセージを信じ、指示された個人口座にお金を振り込んだ。すぐにネット上で自分の利益が確認できたので、勧められるまま借金をして多額の追加投資を行った。高額利益を出金しようとしたら「手数料100万円が必要」と言われ、そのうち連絡が取れなくなった。
SNS上で、FX(外国為替証拠金取引)や暗号資産、株式などの金融商品取引でもうかるという広告を信じ込ませ、高額な振り込みをさせる金融商品取引詐欺が多発しています。ネット上の取引画面で利益が出ているように見えても、画面自体が架空であり、実際の取引が行われていない場合があります。
【アドバイス】
1、国内で金融商品取引を行う事業者は、金融庁への登録が必要です。登録を受けている業者かどうか必ず確認しましょう。
2、金融商品取引を行う場合、自分で開設した本人名義の口座に入金する必要があります。
3、取引の仕組みやそれに伴うリスクなどを理解した上で、慎重に取引を行いましょう。
糸島市消費生活センター
電話番号:332-2098
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