トップページ > 解説!消費者トラブル > 新電力の契約に気を付けて!
更新日:2022年5月2日
大学進学で一人暮らしを始めたAさん。大手電力会社をかたる事業者が訪れ、「このア パートの住人全員が電気の契約を変更することになっている」と言ったため、電気の検針票に記載されている番号を伝え契約書にサインしました。しかし後でよく見ると、全く知らない会社との契約と分かりました。解約できるでしょうか。
消費者は、電力会社を自由に選択することができます。しかし勧誘時に、きちんと社名を名乗らなかったり、具体的な契約内容の説明がないまま契約させられたりと、トラブルになっています。
【アドバイス】
1.実際の契約先はどこになるのか、事業者名や連絡先をよく確認しましょう。
2.電気代が安くなると勧誘されても、 具体的にいくら安くなるかを計算し、自分に合っているのかを検討しましょう。
3.検針票に記載されているお客さま番号を伝えてしまい、勝手に契約先を切り替えられるケースもあります。安易に教えないようにしましょう。
4.クーリングオフが可能な場合があります。困ったときは消費生活センターに相談してください。
糸島市消費生活センター
電話番号:332-2098
相談日時:9時~17時(土・日・祝日を除く)