人命救助功労者表彰をおこないました

人命救助に功労があった2名の方に感謝状を贈呈しました

平成26年8月31日に糸島市二丈松国で発生した救急事案において、草刈作業中に心肺停止状態となった男性に対し、有効な胸骨圧迫を実施した松藤伸二氏と119番通報や傷病者の搬送補助を行った山崎隆明氏、山崎文子氏夫妻の3名が、連携して救命手当を行い救急隊に引き継ぎ、傷病者男性が救命され社会復帰されたことについて、人命救助に功労があると認られたため、平成26年10月23日に糸島市消防本部において感謝状を贈呈しました。
表彰当日は、松藤伸二氏と山崎隆明氏が出席されました。

感謝状贈呈後に報道関係者から取材を受けられた際、松藤氏は「傷病者を救うために、時間を要する通報を山崎氏に依頼し、自らは直ちに心肺蘇生を開始しました。救急隊が到着するまでは10分ほどありましたが、必死だったので疲労は感じませんでした。」と緊急時にも的確な判断をされた経緯を話され、山崎氏は「夫婦で119番通報を正確に行い、現場が急斜面であったため、救急隊の傷病者搬送を手伝いました。」と傷病者を社会復帰に導く救命の連鎖の一翼を担われたことについて話されました。
今回の事例は、心肺停止に陥った傷病者が社会復帰されるための「救命の連鎖」の模範的事例であり、心肺蘇生をされた松藤氏は「救急講習を3回ほど受けていた。」と話されていました。

皆さんは、救急講習等を受けられたことはありますか？
消防本部では各種救急救命講習を実施しておりますので、消防本部ウェブサイト若しくは消防本部へお問い合わせください。

救える命を救うため積極的な受講をお待ちしております。