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水難事故における人命救助協力者表彰を行いました

更新日:2021年11月23日

水難事故で人命救助に功労があった個人及び団体に感謝状を贈呈しました

 令和3年7月23日(金曜日)糸島市志摩芥屋の芥屋海水浴場で遊泳中だった男子高校生(以下、要救助者)が溺れた際、現場に居合わせた中山まゆこ氏、山崎玲子氏及び海の家関係者が、連携した人命救助活動を行ったことにより、要救助者は一命を取り留め、社会復帰された事案がありました。  
 この水難事故では、砂浜から約40mの地点で要救助者が溺れ、共に遊泳していた友人の助けを求める声に中山まゆこ氏が気付き、水深約2mの海底に潜ると意識の無い要救助者の水着を掴み、海面へと浮上し、砂浜までの約40mを適切な気道確保を実施しながら泳ぎ、搬送しました。(溺れた人を泳いで助けに行くことは非常に危険を伴う行為です。中山まゆこ氏は、ライフセービング等の経験をお持ちであったため、泳いで助ける事が出来たものです。)

 砂浜まで救出された要救助者は、現場近くの海の家朝日屋に搬送され、偶然居合わせた福岡大学病院の医師である山崎玲子氏が観察を行い、海の家朝日屋の関係者に119番通報とAEDの手配を依頼し、救急隊が現場に到着すると救急車に同乗し、要救助者に医療処置を行いました。

 また、海の家朝日屋の関係者は迅速な119番通報を実施後、AEDがなかったため、隣の海の家磯の屋の関係者にAEDの手配を依頼しました。
依頼を受けた海の家磯の屋の関係者は、AEDを自らが経営する民宿磯の屋まで取りに走り、海の家朝日屋まで持参しました。山崎玲子氏の観察の結果、要救助者に自発呼吸と脈があったため、幸いにもAEDは使用されずに済みました。

 例年、表彰式は消防本部において開催しておりますが、新型コロナウイルス感染症対策として、糸島市消防本部古賀裕之消防長及び進藤俊典消防署長がそれぞれの個人及び団体を訪問して、表彰状と記念品の贈呈を行いました。

 
  •  山崎玲子氏の「崎」は旧字体の山に立つ可です。ホームページの仕様上、常用漢字で表記しています。  
 

被表彰者

(個人)中山まゆこ氏  

    山崎玲子氏
(団体)海の家朝日屋
    海の家磯の屋 民宿磯の屋

   nakayamashi        
写真左から古賀裕之消防長、表彰状を持つ中山まゆこ氏とご家族
 
 
 yamasakishi
写真左から表彰状を持つ山崎玲子氏と古賀裕之消防長
 asahiya
写真左から表彰状を持つ海の家朝日屋の関係者と古賀裕之消防長
 
 isonoya
写真左から表彰状を持つ民宿磯の屋の関係者と進藤俊典消防署長

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消防本部 消防総務課
窓口の場所:2階
代表番号:092-322-4222
直通番号:092-332-8025
ファクス番号:092-324-4514

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