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人命救助功労者を表彰しました
更新日:2022年3月12日
人命救助に功労があった8名の方に感謝状を贈呈しました
平成29年11月6日に糸島市二丈吉井、二丈カントリークラブのクラブハウス内で78歳の男性が心肺停止状態となった事案に対し、その場に居合わせた藤河正人氏と藤河たつ江氏が、男性の異変にいち早く気付き、ゴルフ場職員へ事故発生を知らせると同時に、迅速な胸骨圧迫を開始しました。二丈カントリークラブの職員5名(廣瀬利志氏、阿部豊子氏、吉川雅之氏、麻生真純氏、脇山千尋氏)は、消防署への通報とAEDによる電気ショック、胸骨圧迫を交代で行いました。のぼり(「日」に「舛」)功一郎氏は、胸骨圧迫を引き継ぎ救急隊が到着した時には、心拍及び呼吸が確認されました。8名が連携して救命手当てを行い救急隊へ引き継いだ結果、男性は救命され、後遺症もなく社会復帰に至りました。
これらの行為が、人命救助に功労があると認められるため、平成30年1月11日に糸島市消防本部において表彰式を行いました。表彰式当日は、藤河夫妻、のぼり(「日」に「舛」)氏、二丈カントリークラブを代表して廣瀬氏と吉川氏が出席されました。
今回の事例では、二丈カントリークラブが定期的な普通救命講習等を受講しており人命救助に対し高い意識を持たれている事業所であったことと、周囲に普通救命講習の受講歴のある方や、応急手当普及員(心肺蘇生法等の指導資格者)の方がおられたことが、傷病者の社会復帰につながりました。
消防本部では各種救急救命講習を実施しております。消防本部ウェブサイトを確認していただくか、若しくは消防本部警防課までお問い合わせください。
一人でも多くの人を救うため、一人でも多くの受講をお願いします。