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農業をはじめるには
更新日:2025年1月15日
糸島で農業をはじめるには
農業をはじめたいといっても、趣味で野菜を作りたい方や農業で生計を立てたい方など、様々なケースがあります。
趣味であれば市民農園で小さい規模でつくってみること、また、農業で生計を立てたいのであればしっかり研修を受けて、独立自営で営農を開始することや雇用されて就農することなどが挙げられます。
分からないことなどがありましたら、まずは、お近くの相談窓口にご相談ください。
相談窓口
(補助金等相談)糸島市農業振興課農政係
092-332-2087
(農地等相談)
糸島市農業委員会
092-332-2089
(経営・技術等相談)
・福岡普及指導センター
092-806-3400
福岡市西区大字飯氏902-1
・JA糸島営農企画課
092-327-2737
糸島市志摩小富士14-34
◆直接窓口にお越しになる際には、事前にお電話などでご連絡の上、相談日程の調整を行ってください。
(外部サイト)
就農情報や就農適性診断、先輩就農者の実体験紹介など、就農に役立つ情報をまとめたサイトです。
研修機関の情報や就農相談窓口など、福岡県の就農情報を発信しているサイトです。
農業経営を始める前に
どのような土地で、何を栽培(飼育)したいのか、自分に経験があるのか、どのような施設や機械が必要かなど、自分が農業に従事する姿を具体的に思い浮かべてみましょう。
農地について
農地の取得(賃貸も含みます)には、農業委員会(農地政策課内)の手続きが必要です。また、糸島市農業委員会の窓口では、「農地貸借バンク」を閲覧することもできます。
◆農地貸借バンクとは・・・農地を貸したい方の農地情報を登録した台帳
作物について
糸島では米や麦だけではなく、いちごやアスパラガスなど、様々な農産物が生産されています。希望する作物が思いつかなければ、実際に農作業を体験してみることもいいかもしれません。
- 糸島市市民農園情報
- 農作業ヘルパー募集(JA糸島・外部リンク)
- デイワーク(JA糸島の窓口にてお尋ねください)電話327-2737
栽培技術の習得について
農産物を生産するためには、技術や知識の習得が不可欠です。希望する作物が決まれば、研修制度の利用や、雇用されて就農することで技術や知識を学ぶことができます。
(おもな研修制度)
- JA糸島農業研修生(JA糸島・外部リンク) 募集の時期10月中旬~1月中旬
- 福岡県農業大学校研修生(福岡県農業大学校・外部リンク) 募集の時期10月中旬~1月中旬
- 糸島市農業研修生を受け入れるまちづくり事業 募集の時期 随時
就農にかかる費用について
全国新規就農相談センターの「令和3年度新規就農者の就農実態に関する調査結果」では、就農1年目の平均費用として、機械施設等に628万円、種苗・肥料・燃料代等の経費に202万円、合計で830万円の費用が必要だったと結果が出ています。2年目以降も、機械施設の修繕費用や必要経費、生活費も引き続き必要となってくるため、農業所得で生計が成り立つまでの間は、大きな資金が必要となります。
就農資金等の支援について
就農に向けた研修期間を含め、就農開始から所得が安定するまでには数年の期間が必要です。
その間の生活資金だけでなく、機械購入や施設整備の資金、肥料費や種苗費など、農業経営にある程度の資金が必要です。
自身であらかじめ資金を確保しておくことも重要ですが、活用できる制度もあります。(各種要件があるほか、国・県の予算の状況により配分されない場合あり)
◆支援制度は、あくまで就農するための手段です。営農の状況によっては補助金の停止や返還となる場合もありますのでご注意ください。
- 就農準備資金(農林水産省・外部リンク)年間最大150万円、最長2年間
- 糸島市農業研修生を受け入れるまちづくり事業月3万円、原則3か月、研修期間中は研修施設使用
(就農時)
◆以下制度を活用する際は、認定新規就農者である必要があります。
◆青年等就農計画認定制度(認定新規就農者)についてはこちら。
年間最大150万円、就農開始から最長3年間
◆原則50歳未満対象
事業実施年度または前年度に農業経営開始
機械や施設等の取得、改良またはリースなど就農後の経営発展のために必要な経費が対象
上限額1,000万円(経営開始資金交付対象者は上限500万円)
事業費の1/4が本人負担となり、負担分については金融機関からの融資が必要、事前着工不可
◆原則50歳未満対象
貸付限度額3,700万円
貸付期間17年以内(うち据置期間5年以内)
貸付金利無し
事前着工不可