トップページ > くらしの情報 > 健康・福祉 > 地域福祉 > 民生委員・児童委員について
民生委員・児童委員について
更新日:令和7年3月6日
民生委員・児童委員が改選されました
令和4年12月1日付の民生委員・児童委員の改選で、3年間の任期が始まりました。糸島市の定員は4人増の174人となり、厚生労働大臣から委嘱されました。
このうちの7人が、主任児童委員に指名されました。
「民生委員・児童委員名簿」は、このページの最下段の「関連ファイル」に掲載しています。
あなたの地域の身近な相談役
民生委員は、3年間の任期で厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であり、「児童委員」を兼ねています。
児童委員は、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行います。また、一部の児童委員は児童に関することを専門的に担当する「主任児童委員」の指名を受けています。
民生委員の日の由来
大正5(1916)年5月、宮中で開催された地方長官会議の場で、当時の岡山県知事であった笠井信一氏は、大正天皇から「県下の貧しい人々の状況はどうか」とご下問を受けました。笠井知事はすぐに岡山県内の貧困の事情を調査したところ、悲惨な生活状況にあるものが県民の1割に達していることが判明しました。
この事態の重大さを感じた知事は、日夜研究を重ね、ドイツのエルバーフェルト市で行われていた「救貧委員制度」を参考にして、大正6(1917)年5月12日に「済世顧問設置規程」を公布しました。この公布日が民生委員の日の由来とされています。
『民生委員制度40年史』(全国社会福祉協議会)より
民生委員制度 100周年
大正6年に岡山県で創設された「済世(さいせい)顧問制度」に始まった民生委員制度は、平成29年5月に制度創設100周年を迎えました。
この制度に基づき、民生委員・児童委員が、誰もが安心して生活できる地域づくりのために日々活動しています。
例えば、こんなことで困っていたら相談してください
- 介護保険について
- 高齢者福祉サービスについて
- 障害者福祉サービスについて
- 生活費について
- 子育てについて
- 一人暮らしで不安なことについて
注:民生委員には、民生委員法により、みなさまの秘密を守る義務がありますので、安心してご相談ください。
民生委員の日頃の活動を一部紹介します
訪問・声かけ
一人暮らし高齢者などのお宅に定期的に訪問し、何か困りごとや心配事がないか、いつもと様子がおかしくないか、などの声かけをおこなっています。
災害時要援護者の把握
災害発生後の状況把握をするため、日頃から災害時に支援を必要とする要援護者の台帳を整備し、見守りに備えています。
関係機関との連絡調整
援助を必要とする人が、必要な福祉サービスを受けられるよう、行政や社会福祉協議会、福祉団体と連絡調整を図っています。
研修・協議
民生委員は活動に関する知識や経験を深めるため、研修をしたり、学校や施設などに訪問しています。
相談の受付
民生委員は、地域の困っている方々の相談に応じています。
主任児童委員の活動を紹介します
児童委員との連携
主任児童委員は、各地域の児童委員と連携を図り、児童の健全育成のための見守りや会議を行っています。
児童関係機関との連携
関係機関や行政と連携し、児童や妊産婦の支援を図っています。
民生委員の役割
社会調査
担当区域内の住民の実態や福祉需要を必要に応じて把握するアンテナの役割を努めます。
相談
地域住民のかかえる問題について、相手の立場に立ち、親身になって相談にのります。
情報提供
社会福祉の制度やサービスについて、その内容や情報を住民に提供します。
連絡通報
住民が、個々の状況に応じた福祉サービスが得られるよう関係機関に連絡し、必要な対応を促すパイプ役を務めます。
調整
住民の福祉需要に対応したサービスの提供が図られるように支援します。
生活支援
住民の求める生活支援の体制づくりに努めます。
意見具申
活動を通じて得た問題点や改善策を、必要に応じて、関係機関などに意見を提起します。
担当地区
民生委員は、それぞれ担当地区(受け持ち地区)があります。
相談などが必要な場合は、担当民生委員をご案内しますので、糸島市地域福祉課(電話番号:092-332-2073)までお問い合わせください。