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糸島市高齢者等SOSネットワーク事業
更新日:2023年02月28日
糸島市高齢者等SOSネットワーク事業
高齢者や障がい者などが、ひとり歩きなどで所在不明になったとき、糸島警察署、市、協力者、協力団体及び協力事業者等が、防災無線や防災メール等によるネットワークを使って早期発見に努める事業です。
利用対象者
ひとり歩きの症状が見られる高齢者や障がい者など、所在不明になる危険性のある人
利用者負担金
なし
登録後、実際に行方不明になったら
まずは糸島警察署に連絡し、捜査依頼の届出をしてください。
SOSネットワークによる捜索協力が必要と判断した場合は、防災行政無線及び電子メールを利用して、協力者等に捜索への協力を呼びかけます。
ひとり歩きの恐れがある場合は登録を
行方不明者の安全のためには、早期発見と確実な身柄保護が重要となります。
届出があっても、捜索に必要な情報がなければ、関係機関への情報提供や捜索の協力依頼ができません。
認知症などの家族がいて、ひとり歩き等で行方不明になる恐れがある場合は、ぜひ事前登録してください。
登録情報は、糸島市と糸島警察署で共有し、早期発見に努めます。(申請時に顔と全身写真の提出が必要です。)
相談・申請先
登録の申請は、各地域包括支援センターで受け付けております。
地域包括支援センターについては、こちらをクリックしてください。
高齢者をみんなで守ろう
様子が気になる高齢者を見かけたとき
認知症による行方不明者の身柄を保護するために最も有効な手段は、市民のみなさんの声かけや通報などによる情報提供です。
様子が気になる高齢者を見かけたときは、優しく声をかけ、警察署に通報をお願いします。
通報・情報提供先
糸島警察署 生活安全課 電話番号:092-323-0110
声かけのポイント
認知症が原因でひとり歩きをしている人は、次のような特徴があります。
- 会話のつじつまが合わない、住所や名前を尋ねても違う答えが返ってくる
- 裸足やスリッパだったり、季節感のない服装だったりしている
- 雨の日に傘をさしていなかったり、ひたすら歩いたりしている
- 急に後ろから声をかけずに、ゆっくりと相手の視野に入って話しかける
- 目線を合わせて、穏やかな口調で
- 声かけは「こんにちは」「何かお困りですか?」などのあいさつや質問から
- わかりやすい簡潔な言葉で、一つずつ話しかける
- 返事がないからと言って、矢継ぎ早に質問せず、答えをゆっくり待つ
- 「少し休んでいかれませんか?」などと声をかけ、少し座られるように促してみる
- 声をかけても上手く行かない場合は、いったん離れて間をおき、または近所のほかの人に連絡し、助けを求める
- 本人の情報を持っていたら、その人の情報(旧姓や出身、なじみの場所等)を上手く使って、話しかける
認知症の人は不安な気持ちで歩いています。笑顔で優しく声をかけましょう。