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認知症になっても、安心して暮らしたい
更新日:2026年1月30日
厚生労働省が公表した「認知症及び軽度認知障害(MCI)の高齢者数と有病率の将来推計」によると、令和7年度における認知症の有病率は約12.9%、認知症の前段階とされる軽度認知障害(MCI)の有病率は約15.4%と見込まれています。両者を合わせると28.3%となり、高齢者の約3.5人に1人が認知症またはその予備軍と推計されています。
こうした状況の中、令和6年1月には「共生社会の実現を推進するための認知症基本法(通称「認知症基本法」)が施行され、認知症になっても希望をもって暮らし続けられる“新しい認知症観”が示されました。
認知症になったら何もできなくなるのではなく、本人ができること・やりたいことを尊重し、地域で自分らしく生きる共生社会の実現が求められています。
認知症とは
認知症とは、さまざまな要因により脳に変化がおこり、それまで出来ていたことができなくなり、生活に支障をきたした状態をいいます。
「気付く」
生活習慣病と同様に、認知症の早期発見と対応が大切です。
現在の医学では、完治できない認知症もありますが、最近は、様々な治療薬、治療法、ケアなどで、病気の進行を緩やかにすることが可能になってきました。
「備える」
認知症の有無を問わず、自身がどのような生活を大事にしたいか、もし認知症が進行した際に、どのようなサポートがあるか等、各種、介護・福祉サービス・地域の社会資源について調べておくことは、とても大切です。
「相談する」
困ったことや心配なことがあれば、かかりつけ医、お住まいの地域包括支援センター、認知症地域支援推進員、認知症カフェなどにお気軽にご相談ください。
地域包括支援センターについては、こちらをクリックしてください。
また、福岡県では、認知症の人やその家族が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるよう、認知症に関する心配ごとや悩みごとについて、無料相談をお受けしています。
- 相談日時:毎週水曜日、土曜日の11時から16時まで
- 相談場所:クローバープラザ(春日市) 福岡県春日市原町3丁目1番7号4階
- 電話番号:092-574-0190
認知症について理解しよう
認知症当事者、また認知症の家族を介護する人の気持ちを理解することは大切です。
周りの人がその気持ちを理解し、他人事ではなく、自分のこととして地域などで温かく見守り、認知症があってもなくても関係なく「共に」暮らしていこうという思いを持つことが、暮らしやすい地域づくりにつながっていきます。
そのためにも、糸島市では多くの市民の皆さんに、認知症サポーターになっていただくために、地域や団体での認知症サポーター養成講座の開催を支援しています。
認知症サポーター養成講座
講座の受講時間は、およそ90分。認知症についての正しい知識や支援の方法を学びます。講座を受講した人は、認知症サポーターとなり、その証として「認知症サポーターカード」と「オレンジリング」が配付されます。講師は、キャラバン・メイト(下記:キャラバン・メイト参照)が行います。
認知症サポーターとは
認知症サポーターは、認知症を正しく理解し、温かく見守ることが基本。何か特別なことをやる必要はありません。認知症を理解してサポートする「応援者」です。
講師をするキャラバン・メイト
市内のキャラバン・メイトは、介護・福祉施設関係者や介護家族の会のメンバーなど、仕事や生活の中で認知症と関わりの深い人がほとんどです。キャラバン・メイトは講座を行う資格を持つ市民ボランティアです。
これらキャラバン・メイトが会員となり、糸島市認知症キャラバン・メイト連絡協議会を組織化し、市と連携しながら、認知症サポーター養成講座を各地で開催しています。
地域や団体から、認知症サポーター養成講座を開催したいという要請があれば、キャラバン・メイトが出向き、認知症について正しい理解ができるように講師役を担います。
認知症サポーター養成講座の申し込み
地域や職場、グループなどで、認知症サポーター養成講座の開催を計画したら、糸島市の出前講座としてメニューにあげていますので、生涯学習課に申し込んでください。(糸島市出前講座についてはこちら)
糸島市介護・高齢者支援課(糸島市認知症キャラバン・メイト連絡協議会事務局)で講師役のキャラバン・メイトを手配します。
開催に関するご相談は、介護・高齢者支援課(事務局)までお気軽にお尋ねください。
申し込み先
糸島市健康福祉部介護・高齢者支援課
電話番号:【直通】092-332-2070【代表】092-323-1111
ファクス番号:092-321-1139
E-mail kaigokorei●city.itoshima.lg.jp(●は@に置き換えてください)
糸島市地域振興部生涯学習課
電話番号:【直通】092-332-2092【代表】092-323-1111
働く場面でできる応援・支援
地域で働く人の認知症への理解があれば、認知症になっても一人で買い物や食事に出かけることが可能になり、たとえ道に迷ったとしても安全に暮らすことができます。
日常生活に直接かかわる仕事をしている人たちの認知症に対する理解と協力は、認知症の人たちが地域で生活を継続していくための大きな支えとなります。
お店などで「認知症の人が安心して買物ができる店」を目指すのも一つの方法。交通機関などが、認知症が原因で道に迷った人が出た場合のマニュアルをつくるのも、また、一つの方法です。
企業へ向けて、認知症サポーター養成講座の開催や認知症サポーターがいる企業・団体へのステッカー配布などを積極的に行っています。
認知症サポーターがいる企業・団体
糸島市では、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」への取り組みを推進しており、認知症サポーター養成講座を受講された企業・団体に「認知症サポーターステッカー」を配布し、市のホームページに公表しております。
「認知症サポーターステッカー」は「認知症の人やそのご家族にとって優しい企業・団体」の証となるものです。
【認知症サポーターのいる企業・団体】
令和8年1月現在
企業・団体名(敬称略・登録順)
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ワン・ツウ・スポーツクラブ中央 |
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株式会社環境技研 |
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井手モータース |
| 有限会社浦ガス |
| 株式会社ベルコ福岡支社糸島支部代理店 |
| 有限会社糸島薬局 |
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糸島市高齢者等sosシステム
もし、家族などが行方不明になったら
認知症を起因として起こることの一つに、自分がどこにいるか分からなくなるということがあります。認知症による思い違いから、目的をもって外出した結果、自分の居場所が分からなくなり、行方不明となってしまうのです。
行方不明は、早期の捜索着手が重要です。暗くなれば、発見・保護が難しくなります。また真夏や真冬に行方不明が発生し、発見までの時間が長くなれば、生命の危機が高くなります。
家族が行方不明になったら、まずは警察署に捜索の届出をしてください。また、認知症の家族が道に迷うなどの行動があれば、あらかじめ、sosシステムに会員登録しておくことも重要です。
詳しくは「糸島市高齢者等sosシステム」をご覧ください。
捜索の届出
糸島警察署生活安全課電話番号:092-322-0110
注:糸島警察署の窓口に、必要情報や写真などを添えて、直接届け出る必要があります。
登録
下記の対象校区の糸島市地域包括支援センターにご相談ください。
地域包括支援センターについては、こちらをクリックしてください。
糸島市認知症キャラバン・メイト連絡協議会(会員へのお知らせ)
糸島市認知症キャラバン・メイト会員への情報提供をしています。認知症サポーター養成講座の開催計画なども掲載しています。
詳しくは「糸島市認知症キャラバン・メイト連絡協議会」をご覧ください
関連リンク
- 福岡県認知症介護相談事業のホームページ(外部サイトにリンクします)



