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認知症になっても、安心して暮らしたい

更新日:2020年12月10日

認知症を学び地域で支えよう

福岡県では、認知症の人やその家族が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるよう、認知症に関する心配ごとや悩みごとについて、無料相談をお受けしています。

  • 相談日時:毎週 水曜日、土曜日の11時から16時まで
  • 相談場所:クローバープラザ(春日市)
  • 電話番号:092-574-0190

三世代揃って乳児を見守るイラスト

「認知症」は、誰がいつなってもおかしくない病気

なりたくない病気に「認知症」

日本人の「なりたくない病気」の上位は「がん」や「心筋梗塞」、「脳梗塞」。しかし最近は、「認知症」の名前も上がってくるようになりました。

「がん」などは、すぐに死をイメージする恐ろしい病気です。一方「認知症」は、初期には外見上は健康そのもので、すぐには死をイメージする怖さはありません。

しかし、徐々に自分の力で生きていくことが困難となり、やがて他の人のサポートなしには日々の生活を送ることができなくなる脳の病気です。

苦しむ中年男性のイラスト

増え続ける認知症

急激な高齢化により、認知症になる人も増えています。厚生労働省によると、国内の認知症患者の数は2018年には、500万人を超え、2025年には700万人程度になると見込まれています。

さらに85歳以上の人の約25%、つまり4人に1人に認知症の症状があるといわれており、これは、ご夫婦のご両親4人の内1人は認知症になる可能性があるという数字です。

ちゃぶ台を囲む高齢夫婦のイラスト

認知症とはどういうものか

脳は、私たちのほとんどすべての活動をコントロールする、大切な司令塔です。その脳がうまく働かなくなれば、精神活動も身体活動もおぼつかなくなってしまいます。

認知症とは、様々な原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなるなどして、様々な障害が起こり、生活をしていく上でいろいろな支障が出てくる状態をいいます。認知症を引き起こす原因には、いくつかの病気があり、記憶障害や見当識障害など症状も様々です。

認知症の症状は、本人が漠然と気付いている場合が多くあります。病気によっては初期であれば治療できるものもあり、早期受診、早期診断、早期治療はとても重要です。

医師と高齢な親子のイラスト

痴呆症から認知症へ

「認知症」は、以前「痴呆症」と言われていました。

「痴呆症」という人の尊厳を傷つける言葉の響きから、病状を自覚しても病院の受診を拒む人が多く、早期受診・早期治療の妨げになっていました。2004年12月、この病気の病状を表す言葉として「認知症」という言葉が使われるようになりました。

認知症は様々な病気が起因して起こります。「認知症になったのではないか」とひとりで悩むより、家族に相談し、まずは受診することを考えましょう。

介護される高齢男性のイラスト

誰がいつなってもおかしくない病気

認知症は、自分自身を含め、誰にでもいつ降りかかってきてもおかしくない脳の病気です。そのため、この病気について正しく理解することは、とても大切です。

現在の医学では、完治できない認知症もありますが、最近は、様々な治療薬、治療法、緩和ケアなどで、病気の進行を遅らせることが可能になってきました。

認知症の進行を遅らせ、症状が軽いうちに、認知が悪化した後の権利関係などを決めておいたり、各種、介護・福祉サービスについて調べておくことは、とてもたいせつです。

公園で談笑する高齢男性たちのイラスト

認知症になった人、介護する家族の気持ちを理解しよう

温かな見守りと周囲の支援が地域を変える

認知症になってしまった人、また認知症の家族を介護する人の気持ちを理解することはたいせつです。

周りの人がその気持ちを理解し、他人事ではなく、自分のこととして地域などで温かく見守り、支援をしていくことが暮らしやすい地域づくりにつながっていきます。

自分のできる範囲での支援で構いません。認知症を正しく理解し、温かく見守り、支援してくれる人がたくさんいることが、とてもたいせつなことです。

公園で談笑する高齢者のイラスト

認知症になった人の気持ち

認知症の症状に、周囲が気づく前から、本人は何となく「おかしいのではないか?」と漫然と気付いています。ほとんどの人が、気持ちが落ち込み、自信をなくしていきます。

自分がいる場所がわからず迷子になったり、過去と現在の記憶がつながらなくなってくると、将来への不安を強く感じ、希望をなくし、悩みうつ状態になる人もいます。

日々の生活の中で、不安とストレスにさいなまれ、やり場のない不安と悲しみから、自分を守るための自衛反応として、怒ったり、意固地になったりする場合もあります。

お茶を飲む高齢女性のイラスト

認知症の家族を介護する人の気持ち

最初は、ショックで戸惑い、混乱します。 長年一緒に暮らしてきた家族を認知症と認めることは、その人の人格を全否定するように感じられ、正面から現実を見ることができません。

症状が進むと、精神的・身体的に疲労困憊し、認知症の理解がないと家族を拒絶することもあります。混乱と苦悩は家族全体に広がり、絶望的な気分へと追いつめられます。

適切な支援を受け、気持ちに余裕が出てくることにより、この状態から抜け出し、あるがままのその人を家族の一員として受け入れることができようになってきます。

高齢者の肩を揉む若者のイラスト

地域や仲間で支援し、支え合う

友人や近所の人が認知症や介護する家族になったとき、自分のできる範囲で支援をしていくことは、友人やご近所の人のためであると同時に、自分のためでもあります。

相互に支援し、支え合うことで、認知症になっても安心して暮らし続けることができる環境が生まれます。

そのためにも、認知症について正しく学習し、認知症になった人やその介護家族の気持ちを理解し、支援の方法を知ることは、とても有意義なことなのです。

大勢の高齢者たちのイラスト

地域でできる応援・支援

認知症の人が困っているようであれば「何かお手伝いしましょうか」など、一声かけてみます。たとえ具体的な援助ができなくても、理解者であることを示すことができます。

認知症介護の家族は「迷惑をかけているのでは」との思いがある場合もあります。「大変ですね、お互い様ですから、お気遣いなく」などのねぎらいの言葉をかけることも大切です。

その一言で、家族の気持ちはぐっと軽くなるものです。

より進んだ支援としては、日常のお付き合いの深さに応じて、家族の不在時の見守りなどのお手伝いをするなどもありますが、踏み込みすぎないことも大切です。

談笑する高齢者たちのイラスト

働く場面でできる応援・支援

地域で働く人の認知症への理解があれば、認知症になっても一人で買い物や食事に出かけることが可能になり、たとえ道に迷ったにしても安全に暮らすことができます。

日常生活に直接かかわる仕事をしている人たちの認知症に対する理解と協力は、認知症の人たちが地域で生活を継続していくための大きな支えとなります。

お店などで「認知症の人が安心して買物ができる店」を目指すのも一つの方法。交通機関などが、認知症が原因で迷った人が出た場合のマニュアルをつくるのも、また、一つの方法です。

そのような対応の積み重ねが、認知症になっても安心して暮らせる地域をつくっていくのです。

手押し車と高齢者のイラスト

認知症サポーター養成講座を受講しよう

認知症の人と家族の応援者

認知症サポーターは、認知症を正しく理解し、偏見を持たず、温かく見守ることが基本。何か特別なことをやる必要はありません。認知症を理解する認知症の人の「応援者」なのです。

認知症は、誰もがなる可能性のある病気です。いつ、自分が、家族が認知症になるかわかりません。ですから、他人の問題として無関心でいるのではなく、自分の問題、家族の問題、そして地域の問題としての認識を持つことがとても大切です。

「認知症サポーターとして何ができるか」、一人ひとりがすべて違うように、その対応は一様ではありません。そのことを念頭に、何ができるかを考えることが重要です。

 

認知症について正しく理解するための講座

市では多くの市民の皆さんに、認知症サポーターになっていただくことを目的に、地域や団体での認知症サポーター養成講座の開催を支援しています。

講師は、キャラバン・メイト。この講座の講師をする資格を持つ市民ボランティアです。

認知症という病気のメカニズムや認知症が引き起こす様々な症状、また、その症状によって起こるトラブルのほか、認知症になった当事者や介護家族の気持ち、望まれる支援や支援するときの接し方など、多角的に認知症というものを理解できる講座です。

悩む女性のイラスト

講師をするキャラバン・メイト

市内のキャラバン・メイトは、現在、約130人。介護・福祉施設関係者や介護家族の会のメンバーなど、仕事や生活の中で認知症と関わりの深い人がほとんどです。

これらキャラバン・メイトが会員となり、糸島市認知症キャラバン・メイト連絡会を組織化し、市と連携しながら、認知症サポーター養成講座を各地で開催しています。

地域や団体から、認知症サポーター養成講座を開催したいという要請があれば、キャラバン・メイトが出向き、認知症について正しい理解ができるように講師役を担います。

解説する人のイラスト

認知症サポーター養成講座を開催しませんか

あなたが所属する地域や職場・グループなどで、認知症について学習しませんか。認知症の人やその家族の支援をしたいと考える地域などにキャラバン・メイトが出向き、講師を務めます。

講座の受講時間は、およそ90分。認知症についての正しい知識や支援の方法を学びます。講座を受講した人は、認知症サポーターとなり、その証としてオレンジリングが配付されます。

大手スーパーマーケットなどでも、認知症サポーター養成講座は積極的に行われています。あなたも、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりに参加してみませんか。

認知症サポーター養成講座の写真

認知症サポーター養成講座の申し込み

地域や職場、グループなどで、認知症サポーター養成講座の開催を計画したら、介護・高齢者支援課(糸島市認知症キャラバン・メイト連絡会事務局)に申し込んでください。

申込書は、コミュニティセンターなど市の施設に備え付けています。もちろん、このページからもダウンロードできます。申込書に開催希望日時など必要事項を記入し、提出してください。

また、糸島市出前講座にもメニューに上げていますので、糸島市生涯学習課に申し込んで頂いても結構です。事務局で講師役のキャラバン・メイトを手配します。

認知症サポーターリストバンドの写真

申し込み先

  1. 糸島市 健康増進部 介護・高齢者支援課
    電話番号:【直通】092-332-2070【代表】092-323-1111
    ファクス番号:092-321-1139
    E-mail kaigokorei●city.itoshima.lg.jp(●は@に置き換えてください) 
  2. 糸島市 教育部 生涯学習課

認知症サポーターのいる企業・団体

 糸島市では、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」への取り組みを推進しており、認知症サポーター養成講座を受講された企業・団体に「認知症サポーターステッカー」を配布し、市のホームページに公表しております。
 「認知症サポーターステッカー」は「認知症の人やそのご家族にとって優しい企業・団体」の証となるものです。認知症サポーターが増え、糸島市が、誰もが安心して暮らせる優しいまちになればと思います。
 皆様の職場でも認知症サポーター養成講座を受講しませんか?
   キャラバンのロゴ     
              【認知症サポーターのいる企業・団体】
                               令和2年12月1日現在 

                企業・団体名(敬称略・登録順)
                  

ワン・ツウ・スポーツクラブ中央 

           株式会社 環境技研                          

 

      



関連したページ

糸島市高齢者等sosシステム

もし、家族などが徘徊によって行方不明になったら

認知症を起因として起こるのが、徘徊。自分がどこにいるのか分からなくなり、迷子になるケース。認知症による思い違いから、目的をもって外出した結果、徘徊となるケースがあります。

徘徊による行方不明は、早期の捜索着手が重要です。暗くなれば、発見・保護が難しくなります。また真夏や真冬に行方不明が発生し、発見までの時間が長くなれば、生命の危機が高くなります。

家族が行方不明になったら、まずは警察署に捜索の届出をしてください。また、認知症の家族に徘徊の行動があれば、あらかじめ、sosシステムに会員登録しておくことも重要です。

詳しくは「糸島市高齢者等sosシステム」をご覧ください。

高齢者に声をかける若者のイラスト

捜索の届出

糸島警察署 生活安全課 電話番号:092-322-0110

注:糸島警察署の窓口に、必要情報や写真などを添えて、直接届け出る必要があります。

パトカーのイラスト 捜索員のイラスト

会員の登録

下記の対象校区の糸島市地域包括支援センターにご相談ください。

相談・お問い合わせ先

地域包括支援センターまでご連絡ください。

地域包括支援センターについては、こちらをクリックしてください。

糸島市認知症キャラバン・メイト連絡会(会員へのお知らせ)

糸島市認知症キャラバン・メイト会員への情報提供をしています。認知症サポーター養成講座の開催計画なども掲載しています。

詳しくは「糸島市認知症キャラバン・メイト連絡会」をご覧ください

関連ファイル

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お問い合わせ

健康増進部 介護・高齢者支援課
窓口の場所:新館1階
ファクス番号:092-321-1139

介護保険係
電話番号:092-332-2070

介護給付係
電話番号:092-332-2070

高齢者支援係
電話番号:092-332-2070

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