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働く世代の健康チャレンジ事業 インタビュー 「株式会社メディカルSTYLE ホーム訪問看護リハビリステーション様」

更新日:2024年12月10日

働く世代の健康チャレンジ事業の取り組みの一つとして、健康づくりに取り組んでいる事業所へのインタビューを行っています。
第6回目は、株式会社メディカルSTYLE ホーム訪問看護リハビリステーション 様
会社で実践している健康づくりの取り組みについてインタビューさせていただきました。

「心の負担に寄り添う就業規則  健やかに働ける職場環境に」
株式会社メディカルSTYLE ホーム訪問看護リハビリステーション

会社概要

・企 業 名    株式会社メディカルSTYLE ホーム訪問看護リハビリステーション
・所 在 地    糸島市前原駅南2-7-21 グリーンヒル笹山102号室
・代表者名 毛利幸彦
・設    立 2021年8月1日
・従業員数 7名(2024年10月現在)
・事業内容 訪問看護

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会社のロゴマーク 写真提供 株式会社メディカルSTYLE


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利用者のもとに向かう社用車は4色あります 写真提供 株式会社メディカルSTYLE


インタビュー内容

やわらかい笑顔で出迎えてくれた代表の毛利さん。「ずっと夢だった」という訪問看護の事業所を2021年に開業しました。「従業員もお客様も家族だと思っている」と話し、だからこそ、まず従業員が心身ともに健康でいられる職場環境を第一に考えています。
今回は、「ふくおか健康づくり団体・事業所宣言」に登録し、厚生労働省から「支援好事例認定企業」の認定も受けているその環境づくりについて聞きました。


「会社で取り組んでいる従業員への健康づくり」について話を聞きました

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代表 毛利幸彦さん


――会社の主な事業を教えてください。


利用者様の自宅へ訪問して、医師の指示のもと、体調管理や病状の観察、入浴介助、服薬管理、精神面のケア、リハビリテーションなど、さまざまなことをしています。手に力が入らない時に包丁はどうやって持つのか、洗濯物はどうすると干しやすいかなど、生活する上での工夫もお伝えします。
対応エリアは福岡市西区、糸島市、唐津市で、遠い所だと肥前町まで行く場合もあるんですよ。基本は平日勤務ですが、365日24時間対応できるように緊急連絡用の電話は、交代制で常に看護師が持っています。



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利用者様に合わせたリハビリを提案します 写真提供 株式会社メディカルSTYLE


―――利用する方にとって、とても心強い存在ですね。「ふくおか健康づくり団体・事業所宣言」に登録しようと思ったきっかけは何ですか。



事業を始める当初から、働く人がいないと成り立たないという思いが強く、まず従業員が健康的に働ける環境にしたかったからです。また、会社として成長していきたいという気持ちもあります。このような宣言をして職場環境を整えることは、他の会社との違いになり会社の強みになるとも思っています。


―――従業員の健康管理で気になることはありますか。


会社には、理学療法士、作業療法士、看護師の従業員が在籍しているので、不調な箇所があれば、「こんな運動がいいよ」など、お互いにアドバイスし合っています。それがコミュニケーションにもつながり、身体的な不調の悪化もありません。
ただ、事業所を開業したのが2021年8月で、新型コロナウイルス蔓延の真っ只中だったこともあり、感染症の対策や健康管理は本当に大変だと感じています。

―――緊急事態宣言も発令され自粛が呼びかけられた時期でしたね。どのように対応していましたか。



利用者様の自宅にうかがう仕事なので、スタッフの健康管理をしたうえで、感染症予防のマニュアルを作成して共有しました。今もマニュアルや感染症の研修は継続しています。その甲斐あって、これまで1度も事務所内での感染はなく、利用者様への影響はありませんでした。
ただ、新型コロナウイルスは家族が発症しても数日休まなくてはならず、その度に有給休暇を取得し、本当に休みたいときには取れないこともある状況でした。また入社して6カ月は有給休暇がなく休みが取れないため、感染しないように配慮が必要でした。
会社の理念の「働く仲間が互いに助け合い、仕事と家庭の両立を図る」に合っていない状況に違和感があり、会社専属の社会保険労務士に相談して、就業規則を大幅に見直しました。

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従業員揃っての研修を定期的に行います 写真提供 株式会社メディカルSTYLE

―――従業員に精神的負担がある状況を見て、職場環境を変えようと決意されたんですね。具体的にはどんな変更をされましたか。



開業当初の就業規則を一から全部作り直しました。一番変わったのは会社独自の「リフレッシュ休暇」をつくったことです。年に10日、取りたいタイミングで取得できる有給休暇で、入社直後から利用できます。これを取り入れたことによって、リフレッシュしたい時だけではなく、体調不良や事情があった時にも安心して休めるようになりました。例えば、急なお子さんのお迎え時にも時間単位で利用できるようにしているので、会社の理念にも沿った就業規則になったと思います。結果として、2022年度に全国社会保険労務士会連合会から「職場環境改善宣言企業」、2023年度には厚生労働省から「支援好事例認定企業」の認定を受けることができました。

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常に見えるところに置いて意識を高めます


―――従業員へのインタビュー



「子育てしながら働いているので助かっています。行事の時も休みやすくなりました」
「入社6カ月以内でもお休みをとれるのは嬉しかったです」
「緊急電話を持っていると気持ちが張り詰めていることも多いので、リラックスできる時間が持てるのが良いです」


―――みなさんの働きやすさにつながっていますね。今後、従業員の健康づくりとしてさらに力をいれたいことはありますか。


自分で開業するまで、休みが取りにくいなどのさまざまな職場環境の中で働いてきました。その経験を宝として、さらによい職場環境を考えていきたいですね。また、従業員同士でお互いの専門分野を生かしながら、健康管理や予防も含めて協力し、よい環境にしていきたいと思います。
今は経済産業省の「健康経営法人」の申請も出しているところです。さらに細かい項目が必要な認定なのでチャレンジするのも会社の発展につながると考えています。この仕事はきつい・責任が重いという印象を持たれることが多いですが、直接利用者様から感謝してもらえる楽しい仕事です。働きたいと思われる職になると嬉しいです。

働く世代の健康づくりを応援する取り組みは他にもあります!

詳しくは下記をクリック yajirusi.png
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関連リンク

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