コンテンツにジャンプ
糸島市 オフィシャルウェブサイト

トップページ > くらしの情報 > 健康・福祉 > 働く世代の健康チャレンジ事業 > 働く世代の健康チャレンジ事業 インタビュー 「九星飲料工業株式会社様」

働く世代の健康チャレンジ事業 インタビュー 「九星飲料工業株式会社様」

更新日:2024年6月18日

働く世代の健康チャレンジ事業の取り組みの一つとして、健康づくりに取り組んでいる企業へのインタビューを行っています。
第4回目は、九星飲料工業株式会社 様

健康づくりの取り組み内容や、「働く世代の健康チャレンジ事業 健康運動指導士の派遣事業」を実施していただいた感想を含め、インタビューさせていただきました。

「健康は一番の財産。さまざまな取り組みで健康づくり」
 九星飲料工業株式会社

会社概要

・企業名  九星飲料工業株式会社
・所在地  〒819-1195 福岡県糸島市波多江字中川原100
・代表者名 代表取締役社長 仲原孝志
・設立   昭和28年4月24日
・従業員数 274名(2024年3月現在)
・事業内容 清涼飲料並びに酒類(リキュール類、焼酎)の受託加工、製品開発及び製造販売


gaikan-cleaned.jpg
写真提供 九星飲料工業株式会社


インタビュー内容


九星飲料工業株式会社では「*ふくおか健康ポイントアプリ」の活用、ストレスチェック、重い荷物を移動させるバンドクレーンの導入など、従業員の健康づくりのためにさまざまな取り組みに力を入れています。

今回は糸島市の「働く世代の健康チャレンジ事業」の一環である「健康運動指導士の企業への派遣」を利用して行った、健康運動指導士による実技講習の様子や、健康促進の取り組みについて取材しました。

*ふくおか健康ポイントアプリ…県が県民の健康寿命の延伸を目指して推進している「ふくおか健康づくり県民運動」の一環として、令和2年2月に配信を開始した健康づくりのためのスマートフォンアプリ。(福岡県庁ホームページより)


【企業の健康づくりの取り組みのレポート】


1.jpg
体を左右にねじり、全身の血流を良くします


始業前の製造部で、市から派遣された健康運動指導士の井上さんによる実技講習が行われました。

重い荷物を運ぶこともある製造部では腰痛に悩む従業員が多いので、最初に荷物の持ち上げ方の指導がありました。井上さんは「重い荷物を持つ時はできるだけ荷物の近くに行き、しっかり膝を曲げて、片足ずつ立ちましょう」と実演しながら伝えます。

続いて、腰痛の予防・改善に効果が高いストレッチ体操が中心に行われました。「まずは足を肩幅に広げて、お尻をキュッと引き締めまっすぐ立ちます。そして上半身の力を抜き、でんでん太鼓の要領で左右に体をねじる。こうすることで全身の血流が良くなってきますよ」と井上さん。


2.jpg
腰のゆがみをとる体操


次は腰のゆがみをとる体操です。井上さんが「右足に体重を乗せて右腕を上げ、あばら骨の辺りからグーッと天井に引き上げ体側部分を伸ばします。これを左右2セットずつすると腰のゆがみが取れていきます」と話すと、従業員も気持ちよさそうに体側部分を伸ばす姿が見られました。
ストレッチ体操を日頃から続けていくことで、腰痛の予防・改善につながるそうです。
全部で4種類のストレッチ体操を行った後、深呼吸をして終了となりました。

ストレッチ体操に参加した製造課課長代理の川島さんは「腰痛やけがの予防に準備体操を取り入れた方がいいとは思っていましたが、なかなかできていませんでした。これを機に取り入れていきたいです」と感想を話しました。


「会社で取り組んでいる従業員への健康づくり」について話を聞きました


3.jpg
右から
・経営管理部 人事総務課 田邉剛さん
・製造部 製造課 主任 太田輝さん
・取締役 工場長 仲原義則さん
・製造部 製造課 課長代理 川島謙一さん


――会社は主にどんな事業をしていますか。



仲原さん:スポーツ飲料やお茶、コーヒーなどのペットボトル飲料の受託加工、製造販売を行っています。年間、約3500万ケース分を作っています。

seihin-cleaned.jpg
  九星飲料工業株式会社の製品


――「ふくおか健康づくり団体・事業所宣言」の登録団体・事業所として、宣言した理由を教えてください。



仲原さん:派遣社員を入れると約400名の従業員がおり、人数の多さゆえに健康管理の難しさを感じていました。従業員の健康状態が向上すると企業にとっても生産性が上がり、労災や事故のリスクも軽減できると思ったからです。


――会社の業務上、従業員の健康管理で気になること、課題に感じていることは何ですか。



仲原さん:製造部では30キロの荷物を運ぶことがあり、腰痛を抱える社員がいるのが心配ですね。

太田さん:私も2022年2月にヘルニアになり、手術をした後1カ月程度療養しました。まだ完治しておらず、痛み止めを飲みながら仕事をしています。ヘルニアは私だけですが、ぎっくり腰になる社員もいますね。

仲原さん:あと、夏場は工場内の気温が上がるため、数年前まで熱中症が発生することもありました。


――製造部では腰痛や熱中症が心配ですね。従業員の健康を保持・促進するためにどんなことをしていますか?



仲原さん:腰痛対策では「ラクラクハンド」という重い荷物の移動ができるバンドクレーンを導入し、従業員の負担が少しでも軽くなるようにしています。従業員へ無償でスポーツドリンクや熱中症対策のあめの提供を始めたことにより、熱中症はかなり改善ができました。


――他にも健康づくりのために、取り組んでいることはありますか?



田邉さん:「ふくおか健康ポイントアプリ」を使い3カ月ごとに歩数を集計し、会社独自のポイントを付与することでウォーキングを促しています。1000ポイントで1000円分のQUOカードを贈呈しており、前回は40名程度の従業員が達成しました。

仲原さん:福岡マラソンに出場している従業員もいますよ。申請すると参加費は会社負担なので、毎年十数名が参加しています。

fukuokamarason-cleaned.jpg
福岡マラソンに参加した従業員の皆さん

田邉さん:他にも外部委託で年に1回ストレスチェックをしていますね。80項目の質問を分析し、どこの部署に負担がかかっているか把握して、ストレスの傾向や高ストレス者の割合を調べています。高ストレス部署に対しては面談もしています。


――健康の保持・促進のためにさまざまな取り組みを行っているのですね。実際に取り組んでみて、どんな効果がありましたか?



川島さん:私は夜勤があり食生活が乱れがちだったんですが「ふくおか健康ポイントアプリ」では食事や体重、血圧なども入力できるので、自分の健康に少しでも気をつけようという意識を持つようになりました。


――今後、従業員の健康づくりで目指すことを教えてください。



仲原さん:健康運動指導士さんに腰痛の予防・改善の体操を習ったので、全社員で取り組み、少しでも腰痛で悩む人が少なくなってほしいですね。
健康が一番の財産。健康で元気で明るい会社にしていきたいです。


働く世代の健康づくりを応援する取り組みは他にもあります!

詳しくは下記をクリック yajirusi.png
hatarakusedai.png



関連リンク

お問い合わせ

健康福祉部 健康づくり課
窓口の場所:2階
ファクス番号:092-321-1139

健康企画係
電話番号:092-332-2069

健康推進係
電話番号:092-332-2069

健診係
電話番号:092-332-2069

メールでお問い合わせ

このページに関するアンケート

情報は役に立ちましたか?
このページは探しやすかったですか?
このページに対する意見等をお聞かせください。

寄せられた意見などはホームページの構成資料として活用します。なお、寄せられた意見等への個別の回答は、おこないません。
住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。