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いとしこのまち
01
「地域にひらかれた寮」が地域交流のお祭りを開催

▲「Neppu’s God Talent」でのパフォーマンス(右上・左上)
▲糸島空き家プロジェクトが製作した屋台カーで出店(右下)

 6月13日、丸田池公園で学生主体の地域交流イベント「熱風祭」が開かれ、約1,500人の来場者でにぎわいました。九大生らが暮らす熱風寮による催しで、20店舗以上の出店、糸島農業高校の和太鼓演奏や福引大会など多彩な企画を展開。目玉の「Neppu’s God Talent」では、歌や漫才から自由研究のすすめまで、九大生らによる“らしさ”あふれる舞台が披露されました。また、空き家の再生に取り組む「糸島空き家プロジェクト」は、自作の伸縮する屋台でフロートを販売するなど、九大があるまちならではの交流の輪が広がっていました。
糸島空き家プロジェクトについては、広報いとしま6月号で紹介しています。

02
真空管アンプが引き出す、懐かしく温かい音色を楽しむ

▲2000年代に閉店した「ブルーノート福岡」の総支配人・豊島さん(糸島市在住)が、曲やアーティストにまつわるエピソードを紹介(上中央)
▲真空管アンプ。レコードの音楽信号を増幅する過程で、真空管が柔らかく光る(右)

 6月14日、波多江コミュニティセンターで「真空管アンプで聴くレコードコンサート」が開催されました。真空管アンプは昭和時代に広く使われた機器で、音を増幅するために真空管を使用しています。会場には当時を知る人の姿も多く見られ、「懐かしい音だね」と思い出を語り合っていました。
 また合間には、外国の音楽をラジオを通して聴いていた頃の時代背景も紹介されました。来場者は当時の様子に思いを巡らせながら、コーヒーを片手にジャズやボサノバの心地よい音色に聴き入っていました。

03
語りと生演奏で映画を楽しむ、古くて新しいエンターテインメント

▲時折なじみのあるポピュラー音楽のフレーズが挿入される演出は、生演奏ならでは

 6月14日、前原南コミュニティセンターで「THE活弁シネマライブ」が開催され、およそ100人が臨場感あふれる映画の世界を楽しみました。活弁は、約100年前の無声映画に合わせて弁士が物語の内容や登場人物のせりふをユーモアたっぷりに語る、日本独自の文化。展開に合わせた楽士の生演奏と相まって、会場は笑い声に包まれました。
 このイベントは、実行委員会の岡薫さんが、昨年初めて活弁を観賞したことをきっかけに企画・開催したもの。岡さんは「いずれ学校でワークショップができれば」と今後の目標を語りました。

04
食や運動から楽しく学ぶ「いとしま免疫村®フェスティバル」

▲初開催となった今回のイベント。多彩な催しを全て楽しもうと、再び訪れる人や長居してしまう人もいるほど会場はにぎわいを見せた

 6月20日、伊都文化会館で「いとしま免疫村®フェスティバル」が開催されました。会場には約700人が訪れ、企業ブースでの製品の提供や技術体験のほか、糸島産食材の試食販売、九州大学の先生による講話、吹き矢体験、野菜摂取量チェックなど、健康づくりにつながる多彩な企画を楽しみました。
 免疫を整えると言われる発酵食品に着目して実施された「ぬかリンピック」では、参加者が自慢のぬか床を持参し、出来栄えを競いました。結果は若い男性が優勝(左下写真)。表彰後も参加者から質問が相次ぐなど、大いに盛り上がりました。

05
人と人とをつなぐ、暮らしのための交流イベント

▲ひょうたんでできた笛「葫芦丝(フルス)」の演奏など、実際に文化に触れる時間も

 6月20日、市民交流センターで「Welcome Event(ウェルカム イベント) in 糸島」が開催されました。糸島に住み始めて間もない外国人が、生活に役立つ情報を得たり、地域の日本人や他の外国人とのつながりをつくったりするためのイベントで、定期的に開かれています。
 イベントには高校生を含むさまざまな世代が集まり、日本人は「やさしい日本語」を使うことを心掛けながら交流しました。「共通していること」を探してみる時間では、ラーメンが好き、髪の色が同じ、きょうだいがいるなどの意外なつながりが、お互いのことを知るきっかけとなりました。

やさしい日本語…「休日」を「休みの日」と言い換えるなど、難しい言葉や複雑な文を避け、伝わりやすく配慮した日本語のこと。

06
家事を楽しく分かち合う、岡澤アキラさん講演会
お片付けカフェの様子

▲共働き世帯では、女性が家事などに従事する時間は男性の約6倍という福岡県。岡澤さんは「家族で無理なくシェアする工夫が必要」と語った

 6月27日、男女共同参画への理解を深めるため、タレントの岡澤アキラさんによる講演会「笑顔あふれる『とも家事』のヒント」を市民交流センターで開催しました。講演では、家事を“手伝う”のではなく、得意・不得意や暮らし方に合わせて家族で分かち合う「とも家事」の考え方を紹介。岡澤さんは会場へ問い掛けながら、自宅で使用している収納や料理グッズの話も交え、分かりやすく伝えました。参加者からは「とても参考になった」「家族と一緒に家事について考えたい」との声が聞かれ、笑顔が広がる和やかな講演会となりました。

07
夜に「神様のお引っ越し」、芥屋の大祖神社(たいそじんじゃ)で仮遷座祭(かりせんざさい)

▲左が本殿、右奥に見えるのが仮殿。今後は大祖神社建設委員会により寄付を募り、拝殿の再建を目指す(左上)
▲地域住民の中から選ばれた奉仕者は、早朝に海で身を清めた(右下)

 6月27日、芥屋の大門公園のそばにある大祖神社で、本殿の屋根の修復に先立ち、ご神体を仮殿(かりどの)へ移す「仮遷座祭」が執り行われました。
 本殿の修復工事を行う際は、屋根に人が上がることから、ご神体を仮殿へ移す必要があります。ご神体を直接目にしないよう、儀式は日が落ちた夜に行われています。この日も50人を超える地域住民が見守る中、ご神体が見えないよう幕を張ったあと境内の明かりが落とされ、暗闇の中で仮殿への遷座が行われました。

08
糸島イーグルス、夢の全国大会へ

▲選手たちは、平日3日程度は泊グラウンド、土日は芥屋野球場で練習に励んでいる

 中学硬式野球チーム「ポニー糸島イーグルス」は、4月下旬から5月にかけて行われた「株式会社キューボウ杯九州連盟選手権大会」でベスト8に入り、7月の全国大会出場を決めました。
 6月29日、報告のため市長室を訪れた選手たちは、「全国大会を目指して練習してきたので、夢がかなってすごくうれしい」と話し、「10点取られたら11点取って勝つという、打ち勝つ野球をしたい」と抱負を語りました。全国大会には64チームが出場予定。糸島イーグルスは、先輩たちが成し遂げた全国ベスト8を超える成績を目指します。

09
棚田に描く赤米田んぼアート、親子で泥んこ田植え体験

▲昨年の田んぼアート。今年は「米価で守る♡🍙みらいの食卓」で、秋に現地で鑑賞できる

 農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に選ばれた二丈吉井の棚田で7月5日、「糸島赤米コメ道場」の田植え体験が行われました。参加者は慣れない田んぼのぬかるみに足を取られ、泥んこになりながら、赤米の苗を一本一本丁寧に植えていきました。今回植えた苗は、9月には田んぼアート、11月には稲刈り体験と、季節ごとの楽しみへとつながる人気イベントです。
 この日はあいにくの天気でしたが、作業後は地元でとれた野菜たっぷりのカレーと赤米・黒米・雑穀米のご飯がお土産に配られるなど、笑顔あふれる一日となりました。