平成24年度糸島市外部評価を実施しました

糸島市で初めて外部評価を導入

平成24年10月14日、15日の2日間で、市では初めての取組となる「糸島市外部評価」を実施しました。

これは、市が行う事務事業について、「公開の場」で「行政外部の視点」から評価を受けるものです。

事業の改善点の指摘・提案に基づいて、より効果的、効率的に実施できるよう事業の見直しを行います。

• 糸島市外部評価実施要領（PDF:493KB）

8人の外部評価者により実施

外部評価者は、九州大学教授や他自治体の外部評価経験者などの有識者や市民から、次の視点で8人を選定しています。

1. 特定の分野に限らず、行政が行う幅広い分野の事業に意見できる人
2. 評価対象事業に関し、直接利害関係のない人
3. 糸島市に関し、ある程度の見識がある人

外部評価者（全8人）

コーディネーター

加留部　貴行
所属：九州大学大学院　統合新領域学府客員准教授

評価者

• 出水　薫
  所属：九州大学大学院法学研究院　政治学部門教授
• 十時　裕
  所属：株式会社アーバンデザインコンサルタント　取締役　営業部長
• 南　伸太郎
  所属：財団法人　九州経済調査協会　調査研究部研究主査
• 久留　百合子
  所属：株式会社ビスネット　代表取締役
• 峰原　美枝
  所属：峰原税理士事務所
• 柚木　利道
  所属：行政区長会　会長
• 古川　マサエ
  所属：まえばる女性ネットワーク　顧問

約870事業から14事業を評価対象に選定

評価対象事業は、市が行う約870の事業から、外部の視点で改善提案を受ける必要がある32事業を市で選定。さらにこの中から、外部評価者による選定会議で14事業が選ばれ、評価を受けました。

• 選定対象事業概要調書（32事業）（PDF:500KB）
• 評価対象事業　選定結果一覧（PDF:19KB）
• 外部評価事業選定経過（PDF:41KB）
• 選定会議　会議録（要旨）（PDF:186KB）

2日間で14事業を評価

評価対象事業及び評価日程は以下のとおり。

【日時】平成24年10月14日（日曜日）、15日（月曜日）9時30分から16時55分

【場所】糸島市役所新館5階501会議室

• 事業概要説明書（14事業）（PDF:1.23MB）

10月14日（日曜日）

• 評価事業（1）
  時間：9時30分から10時20分
  事業名：安全・安心まちづくり事業
  担当課：危機管理課
• 評価事業（2）
  時間：10時25分から11時15分
  事業名：NPO・ボランティアセンター運営事業
  担当課：地域振興課
• 評価事業（3）
  時間：11時20分から12時10分
  事業名：はりきゅう費補助事業
  担当課：健康づくり課
• 昼休み
  時間：12時10分から13時10分
• 評価事業（4）
  時間：13時10分から14時
  事業名：観光協会運営補助事業
  担当課：商工観光課
• 評価事業（5）
  時間：14時05分から14時55分
  事業名：九州大学連携推進事業
  担当課：学研都市推進課
• 休憩
  時間：14時55分から15時10分
• 評価事業（6）
  時間：15時10分から16時
  事業名：高齢者長寿祝事業
  担当課：福祉支援課
• 評価事業（7）
  時間：16時05分から16時55分
  事業名：男女共同参画センター維持管理事業
  担当課：人権政策課

10月15日（月曜日）

• 評価事業（8）
  時間：9時30分から10時20分
  事業名：特別支援学校高等部負担金事業
  担当課：学校教育課
• 評価事業（9）
  時間：10時25分から11時15分
  事業名：青少年育成事業
  担当課：生涯学習課
• 評価事業（10）
  時間：11時20分から12時10分
  事業名：文化振興開催事業
  担当課：文化課
• 昼休み
  時間：12時10分から13時10分
• 評価事業（11）
  時間：13時10分から14時
  事業名：ごみ減量化推進事業
  担当課：生活環境課
• 評価事業（12）
  時間：14時05分から14時55分
  事業名：職員福利厚生費補助金
  担当課：人事課
• 休憩
  時間：14時55分から15時10分
• 評価事業（13）
  時間：15時10分から16時
  事業名：農業公園施設管理事業
  担当課：農業振興課
• 評価事業（14）
  時間：16時05分から16時55分
  事業名：瑞梅寺山の家管理委託事業
  担当課：農林土木課

注：全日程で、傍聴は自由としました。

評価結果に基づき事業を改善

事業を改善するための指摘や提案に基づいて、より効果的、効率的、合理的に事業が実施できるよう、以下のとおり評価対象となった14事業の見直し・改善を行います。

注：今回の外部評価は、「拡充」「現行どおり」「縮小」「廃止」の4区分で判定を行いました。各判定結果の意味は次のとおりとなります。

拡充

意味：現行の事業内容や手法に工夫を加え、事業の量や投資金額を拡大して実施すべきと考えるもの。

現行どおり

意味：現行の事業内容や手法に工夫・改善を加えた上で、事業を継続することが妥当と考えるもの。

縮小

意味：現行の事業内容や手法では、事業の量や投資金額を減少すべきと考えるもの。

廃止

意味：現行の事業内容や手法では、事業を廃止すべきと考えるもの

• 評価結果を受けた事業見直し方針（PDF:558KB）

外部評価の結果などは公表しています

外部評価対象事業となった14事業の事業内容や評価結果、見直し方針などにつきましては、市情報公開コーナーにも設置し、公開しています。ぜひご覧ください。