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子どもの「おやつ」について
更新日:2020年6月11日
ふたごちゃん、おじいちゃんおばあちゃんとお留守番。間食におやつをあげるようです。どれにしたらいいのかな・・・?
“おやつ”と聞くと、甘いお菓子を想像しがちですが、本来“おやつ”とは、3食の食事でまかなえない栄養や水分を補うためのもの。乳児や幼児は噛む力や飲み込む力、消化吸収能力が未熟なので食べる時間がかかり、疲れたり飽きたりして3食の食事では十分な量を食べられていないことが実は多いのです。
成長に合わせた量、タイミングで親子にとって楽しいおやつタイムにしましょう。
保護者の皆さんからよくある質問に市の管理栄養士がお答えします♪
「何か月から食べさせていい?」
1歳頃までは、あえておやつを食べさせる必要はありません。1歳を過ぎて1日3食のリズムが整い始めたら食事と食事の間におやつの時間をつくりましょう。
「何時にあげたらいい?」
3歳頃までは10時と15時の2回おやつの時間を設けます。
3歳を過ぎて3食しっかり食べられるようになれば、15時だけの1回のおやつにしていきましょう。
「何をあげたらいい?」
おやつはエネルギーになる炭水化物を中心に不足しがちなカルシウム・鉄・ビタミンを補えるようにしましょう。
例えば:きつねうどん(うどん・うすあげ・わかめ)
じゃこおにぎり(ごはん・のり・じゃこ)
りんごヨーグルト(りんご・ヨーグルト)
たまごサンド(食パン・たまご・マヨネーズ・きゅうり)
「どのくらいあげたらいい?」
朝昼夕の食事に響かない量が基本です。おかわりしすぎないように量を決めて、食事との間隔が2~3時間空くようにしましょう。
「市販のおやつ(お菓子)はあげてもいい?」
月齢に合わせた市販のおやつは、噛む練習や外出時に役に立ちますが、あくまで離乳食や食事が基本です。おやつを食べすぎて離乳食や食事が入らない、なんてことにならないように注意しましょう。
大人が食べるような市販のお菓子やジュースは、砂糖や油が多く使われています。砂糖には依存性があるので、食べることで「また食べたい」「もっと食べたい」と悪循環になってしまうので、おすすめはしません。また、砂糖の多量摂取は、将来の生活習慣病につながりますので幼少期からとりすぎないように親子で注意しましょう。