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「第64回 糸島美術工芸展」インタビュー

更新日:2019年1月10日

強い思いがにじむ、堂々たる作品展

今回は1月4日(金曜日)から1月14日(月曜日)まで行われている「第64回 糸島美術工芸展」をインタビューさせていただきました。

糸島美術工芸展は、糸島出身の芸術家である松永冠山氏と原田新八郎氏が中心となって設立された糸島美術協会が行っている企画です。
 
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公募により集まった作品と協会会員の作品、計43点の中から、厳正な審査により10名の方が表彰されています。展示会では受賞作はもちろん全ての作品を公開しており、パステルや油彩などの絵画を中心に、切り絵や彫刻など様々なアートを楽しめます。

今回は、受賞された方々からお話を聞くことができました。

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展示室に入ってすぐ、上高地の紅葉を描いた作品が飾られています。
しっとりとした落ち着きのある秋を感じる、美しい情景です。

中央の作品は、パステルで絵具を弾いた表現技法が面白く、椿のパッと明るい鮮烈な赤が映えています。なんと1~2時間で完成させた作品とのこと。一気に勢いづいたら筆が進む感覚は、この文章を書いているときと似ているかもしれません。
 
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一般公募には高校生の部もあり、1名が奨励賞を受賞しています。写真では右から2番目の絵で、時間の流れを中央の時計で印象付けながら2匹の犬の成長を描いています。それぞれの犬の毛並や質感が上手く表現されていて、これだけのサイズの作品に仕上げる苦労も伺えます。また、この2匹には実際にモデルとなった犬たちがいるとのことで、子犬時代は写真からのイメージも膨らませて描いているそうです。

熟練の大人たちに混ざっての挑戦、今後もぜひその熱意と力を存分に発揮してもらいたいと思います。

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写真では左から2番目の、雷山にある千如寺の「五百羅漢」を描いた作品もありました。五百人の阿羅漢(悟りを得た人々)の石像が立ち並ぶ圧巻の光景が描かれています。光と影の陰影を重視しながら2~3ヶ月ほどかけてじっくり描かれたもので、石の質感や奥行を重視した写実的な絵画となっています。
たくさんの石像の中、どこの角度から描くかも重要で、より面白く目を惹く構図になるよう工夫しています。

作者の方がスケッチに向かったとき、周りでも同じようにスケッチをしている人もちらほらいたようです。また、以前の糸島美術工芸展でも五百羅漢を描いた作品があったそうで、定番の題材なのかもしれません。

お話を聞いていると、短時間での作業を長期間続けていく方や、一気に描きあげる方などいろいろなタイプがありました。時間をおいてから再度見ることで、足りなかった部分を改めて意識できるなど、自分に合ったやり方で趣味を続けている姿勢はとても楽しく、こちらも元気になってくるようです。
   
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1月5日(土曜日)には表彰式が行われました。審査委員からの講評では、受賞したそれぞれの作品に評価に繋がった点や改善点等があげられました。今後の芸術活動に活かせる体験になったのではないでしょうか。

それぞれが真剣に考えて今できることを表現した作品たちは、どれも誇り高い風格をまとっています。作品と真剣に向き合って心にしみわたる時間が過ごせる「第64回 糸島美術工芸展」は1月14日(月曜日)まで。ぜひ美術館にお越しください!
 

次回のインタビューは1月24日(木曜日)頃に更新予定です。
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お問い合わせ

教育部 文化課
窓口の場所:新館6階
代表番号:092-323-1111
直通番号:092-332-2093
ファクス番号:092-321-0920

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