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「いとのもりのおうち ソーイング教室作品展」インタビュー

更新日:2022年10月13日


「作りたいものは、必ず出来る!」気持ちが形になるソーイング作品展

今回は10月12日(水曜日)から10月16日(日曜日)まで開催されている「いとのもりのおうち ソーイング教室作品展」をインタビューさせていただきました。

市内で教室を開いて5年目になる「いとのもりのおうち」による初の開催です。
急遽決まった開催だそうで、「今だな、やれるな、と思ったらすぐやる」をモットーとされる、代表の波多江 純子さんにお話を伺いました。

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教室は週に3回で、新型コロナ感染症対策に配慮し、同時受講は2人までに制限、道具を全て分け、広いスペースで実施。
出来上がった作品は各自持ち帰るため、他の会員の作品を見る機会はなかなかなく、生徒さんもこの展示会をとても楽しみにしていたそうです。
20名の会員による、40点ほどの作品が並びます。

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波多江さんの教室に決まったカリキュラムはなく、最初に基本を押さえてもらうためにTシャツを作ってもらい、2作目以降は好きなものを作ってもらうスタイル。
「難しく見えても、本のとおりに作ると、必ず出来ます。私が本の見方を教えてあげると、出来上がったときに大変喜ばれます。」と話してくれました。
それが本当なら、手先が不器用な取材担当職員としては心強い話だけど…と思っていたら、この方針を裏付けるお話を早速聞くことが出来ました。

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会員の横尾 かね子さんは、1作目のTシャツの後に、なんとジャケットに挑戦!
波多江さんによると、ソーイングの難しさは手順の数に比例し、ジャケットはTシャツに比べると手順がかなり多いのだそうです。
「本当に作りたいものなら、時間はかかるけど、必ず出来ます。作りたい気持ちが最後まで続くし、必要なことは私が教えますから」という波多江さんの信念のとおり、横尾さんは見事にこのジャケットを完成させたのでした。

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会員の中村 秀子さんは、厚紙で作った箱を布などで綺麗に装飾する「カルトナージュ」という技術を持っています。
波多江さんはこれで、洋裁で余った端切れの布を活用出来ないかと考え、生徒さんに呼び掛けたところ、5人ほどが取り組み、スマホケースを作ったとのこと。
そのうちのお一人は、旅行先で見つけて大切に取っておいた布で作ったバッグの余りで、バッグとお揃いのスマホケースが完成。
会員さん同士のつながりが色々な創作に発展することも、この教室の持ち味です。

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他にも、お一人で「ブラウス」「ギャザースカート」「ブローチ」「スマホポシェット」と4作品で完璧なコーディネートを見せる方、息子さんのためにBTSのなりきり衣装を作ったお母さんなど、「作りたい気持ち」が輝く作品がずらり。
「辛いことや悲しいことを、2時間くらいは忘れて、作ることに専念できる、良い時間」を作るために心を配る波多江さんと、それに応えて楽しくソーイングに取り組む会員の皆さんの気持ちが形になったような作品展「いとのもりのおうち ソーイング教室作品展」は、10月16日(日曜日)まで。ぜひ、伊都郷土美術館にお越しください。



お問い合わせ

地域振興部 文化課
窓口の場所:新館3階
代表番号:092-323-1111
直通番号:092-332-2093
ファクス番号:092-323-2344

伊都郷土美術館
電話番号:092-322-5661

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