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伊都郷土美術館企画展「近代洋画を支えた画家たち」(会期中にトークイベントも開催)
更新日:2026年02月26日
伊都郷土美術館企画展「近代洋画を支えた画家たち」

展示概要
糸島市内在住のコレクター、「私美」氏が所蔵する数々のコレクションの中から、かつての「官展」で大きな役割を担った作家の作品を中心に構成。
また、官展から派生した民間展についても取り上げます。
政府主催の展覧会である官展が、それまで社会的に日の当たらなかった画家の地位向上、画壇全体の発展につながっていった歴史をお伝えします。
展示品の一部をご紹介
官展の中心人物
中沢弘光『芦ノ湖の富士』糸島を代表する画家
寺田竹雄「風景」
特別展示【地域の名画】 波多江小学校所蔵「板谷房」と、同郷の洋画家「寺田竹雄」
糸島とゆかりのある作品と出会う企画として、【地域の名画】を行います。
近代の画家「板谷房(いたや ふさ)」が昭和32年(1957年)に波多江小学校に寄贈した作品を、同校のご厚意により借り受け、特別展示します。
また今回は、「私美」氏の所蔵から、板谷と同郷(糸島郡北崎村 現・福岡市西区)で糸島を代表する洋画家「寺田竹雄」の作品を同時に展示。
地域の名画を味わうとともに、旧糸島郡出身の二人の画家の人生に思いを馳せてみませんか。
福岡県立美術館のWebページにこの二人のことや北崎小学校と美術家との関連が記されたコラムがあります。
こちらもぜひご覧ください。
(参考)福岡県立美術館Web「ミニコラム:板谷房と北崎小学校」
普段は校長室に飾られています。
作品の下にはジョン・レノンのポスター。
校長先生曰く「子どもたちはそちらに目が行くんですよね」
添え書き
「板谷」のサイン
添え書きによると、「板谷房画伯(福岡市北崎出身) 初帰朝40点の1つ。特に同氏の篤志によって入手」とあります。
「私美」氏によると、板谷はフランスに渡って以来終生パリで活動し、帰国したのは一度きりとのこと。
まさにその時に、板谷は作品のひとつを波多江小学校に寄贈したということになります。
展示会について
期間
令和8年2月25日(水曜日)から3月22日(日曜日)まで
◎美術館の開館・休館
開館時間 9時から17時(入館は16時30分まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日から1月3日まで)
場所
伊都郷土美術館(伊都文化会館横)
糸島市前原東2-2-8
◆入館料 無料
トークイベントについて
今回の作品を展示協力いただいたコレクター「私美」氏によるトークイベントを次のとおり開催します。
近代洋画に囲まれた空間で、その絵画を収集したときの裏話などを聴くことができるチャンスです。
日時
令和8年3月8日(日曜日)10時開始(1時間程度)
◆当日受付制(予約なし)9時30分受付開始
トークテーマ(予定)
- コレクター苦労話
- 名画収集にまつわる話 など
定員
先着20人ほど
◆椅子は15席まで(高齢者優先)
入場無料
場所
伊都郷土美術館(伊都文化会館横) 1階大展示室
糸島市前原東2-2-8
コラム:日本近代絵画の発展に大きくかかわった”官展”
官展とは政府が主催する美術展覧会のことで、日本の洋画は官展を軸として発展していきました。
「私美」さんのコレクションも官展の実績を重視して収集されています。
官展の名称は時代ごとに変わるので、豆知識としてご紹介します。
1 文展 明治40年(1907)に創設。(「文部省美術展覧会」の略称)
2 帝展 大正8年(1919)に、文部省下部組織の帝国美術院の主催となったことにより改称。
(「帝国美術院展覧会」の略称)
3 新文展 昭和12年(1937)、再び文部省直営に戻ったので改称。
4 日展 終戦後、占領軍の元、文部省主催で再発足。現在では完全民営化。
(「日本美術展覧会」の略称)
関連リンク
お問い合わせ
地域振興部 文化課
窓口の場所:4階
代表番号:092-323-1111
直通番号:092-332-2093
ファクス番号:092-323-2344
伊都郷土美術館
電話番号:092-322-5661


