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美術館だより(令和3年度1月号)
更新日:2022年1月28日
第67回糸島美術工芸展を終えて
2022,1,8 糸島美術協会審査委員長 吉丸 泰生
新年あけましておめでとうございます。
今年の干支は「壬寅」(みずのえ・とら)年です。「寅」は、もともと「演」が由来といわれ「人の前に立つ」という意味があり、演と同じ読みの「延(えん)」から「延ばす・成長する」という意味がもたらされているそうです。新しい日常が「始まる」年になり、これらの新しい芽が「成長する」年になって欲しいものです。
私たちを取り巻く社会状況は、決して安心で平和な状況にはありませんが、寅年にあって、家族や周りの世界の平穏を願い、更に成長しようとする意欲と広い視野・豊かな感性・深い思考をもって、希望の持てる一年にしていきたいと思います。
67回という長い伝統の上に立つこの展覧会に、応募いただいた皆さん方の素晴らしい作品を展示して開催できる喜びを皆さんと共有します。入賞誠におめでとうございます。皆さん方の入賞を讃えたいと思います。
糸島美術協会は、昨年12月28日、慎重なる審査を行いました。応募作品は、油彩、水彩、アクリル、鉛筆、立体造形の5ジャンルでした。いずれも甲乙付けがたい優れたもので、見る人の心を動かす味わい深い作品ばかりでした。年々応募される作品の芸術的な質の高まりを強く感じる審査会となったことを、先ずは報告しておきたいと思います。
講評
作品写真つきの講評については、下記リンク先をご覧ください。
「第67回糸島美術工芸展講評」(PDF,353KB)
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