6月号「美術館によせて」

この春も伊都郷土美術館は、サークルの絵画・その他の展覧会に賑わいを見せています。
なかでも最近は、主催者の作品展示に様々な工夫がなされているのが感じられます。

例えば、絵の高さ・隣の作品との間隔の取り方・色のバランス・そして移動式の壁の位置など、来館者が鑑賞しやすいような作品の配置になっています。毎年の作品展の反省や、美術館・ギャラリー等での鑑賞経験が生かされているのでしょう。

今後も新鮮な工夫が楽しみです。


平成30年6月　徳富　佳子