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4月号「偉大な足跡の芸術家二人に感動と感謝!」
更新日:2018年5月15日
2016年は彫刻家原田新八郎先生の生誕100年にあたり、秋季企画展として11月に「生誕100年記念原田新八郎展」を開催しました。
2017(平成29)年1月には、糸島美術協会が主催し「生誕100年記念原田新八郎作品展」を開催しました。先生の親族所蔵の作品も展示、最終日には<トークイベント>「つくる人 原田新八郎を語る」を開き、先生に教えを受けた美術家による往時のエピソードが披露されました。
一方、2018(平成30)年1月には、冬季企画展「松永冠山 未発表素描展」を開催し、多くの市民が来館しました。
日本画家として知られる松永冠山先生は、京都で絵画を学び故郷に戻って多くの作品を手がけ、原田先生と共に美術教育に生涯をささげました。福岡県立美術館にも彼の作品である大きな屏風画『往く春』が所蔵されています。
この郷土を代表する二人の芸術家は、共に1948(昭和23)年の糸島美術協会の設立に尽力し、その初代会長に就任したのが松永冠山先生でした。
以来糸島美術協会は70年の歴史を刻み、1月には「糸島美術協会設立70周年記念糸島美術工芸展」を伊都郷土美術館にて開催しました。
来る6月には、糸島美術協会会員の大作を含めた150余点を展示する展覧会を福岡県立美術館で開催する取り組みを進めています。
二人の先達に尊敬と感動・感謝をするとともに、糸島地区の文化向上に向けた活動を進めていく決意を強くしているところです。
(糸島美術協会 吉丸 泰生)
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