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一貴山銚子塚古墳・釜塚古墳のイメージ映像を公開

更新日:2024年4月23日

一貴山銚子塚古墳・釜塚古墳とは

一貴山銚子塚古墳

 JR筑肥線一貴山駅の北およそ200mに所在します。墳丘の全長が96.5mで、糸島地方最大の前方後円墳です。4世紀後半に築かれたものと推定され、国の史跡にも指定されています。発掘調査が、昭和25年(1950年)に行われ、後円部墳頂のほぼ中央からは、全長3.4m、幅1.4m、深さ0.8mの竪穴式石室が発見されました。石室の中央には木棺が納められており、多くの副葬品が埋葬当時の配列を保ったまま、ほぼ完全な状態で出土しました。その中でも特に注目を浴びたのは、10枚の銅鏡でした。特に方格規矩四神鏡には鍍金(金メッキ)が施されており、国内でも数面にしか見られない珍しいものです。令和2年度には古墳の一部が国史跡として追加指定されました。

 

釜塚古墳

 加布里湾を望む標高約5mの低地に築造された大型の円墳です。墳丘の直径は約56m、高さは約10mです。墳丘の周りには幅約8mの溝(周濠)が巡っており、それを含めると、外径は約72mにもなります。円墳としては福岡県下では最大級の規模です。この古墳の築造時期は、石室の形態や出土した埴輪から古墳時代中期(約1550から1500年前)と考えられます。
釜塚古墳の石室は日本で横穴式石室が作られ始めた頃に特徴的な形態で、具体的には羨道と玄室の段差がなくなり、羨道へは横から入るようになります。
 令和2年度に古墳の一部が国史跡として追加指定され、新たな成果を盛り込んだ発掘調査報告書が刊行されました。

 

紹介映像

今回、保存活用の一環として、発掘調査時の様子や空中から撮影した動画などをまとめた一貴山銚子塚古墳・釜塚古墳のイメージ映像『玄界灘を見据えた巨大古墳ー一貴山銚子塚古墳と釜塚古墳』(7分47秒)を作成しました。

動画が表示されない方は、下記のリンクからご覧ください。

お問い合わせ

糸島市文化課 文化財係
電話番号:092-332-2093

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