トップページ > 観光情報 > 歴史・文化・美術 > 史跡・文化財 > 無形民俗文化財 > 白糸の寒みそぎ(しらいとのかんみそぎ)
白糸の寒みそぎ(しらいとのかんみそぎ)
更新日:2016年12月1日
文化財の内容
毎年12月の第3土曜日に熊野神社で行われる祭礼。300年以上の歴史があると考えられています。
熊野神社は「怡土郡七ヶ寺(いとぐんななかじ)」のひとつ「小倉山小蔵寺(おぐらやまおぐらじ)」の伝承地で、境内の観音堂には室町時代(16世紀)の仏像が安置されています。
祭礼は0時に開始されます。白糸の滝の下流で御国米(ごこくまい)と称する米を研ぎ、炊き上がった飯を円錐形に高く盛り上げ、神前に供えます。この高盛り飯の先端の傾き具合によって翌年の吉凶を占います。
米研ぎには村中の壮年がふんどし姿で同行し、寒風の中、つめたい川に浸かりみそぎを行います。数十人の男たちが円陣を組んでみそぎを行う姿は勇壮かつ荘厳で、糸島の冬を彩る風物詩といえます。
白糸の寒みそぎのようす
神前に供えられた高盛り飯
周辺案内図
地図はドラッグ操作でスクロールします。
お問い合わせ
地域振興部 文化課
窓口の場所:4階
代表番号:092-323-1111
直通番号:092-332-2093
ファクス番号:092-323-2344
文化財係
電話番号:092-332-2093