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久米遺跡出土品(くめいせきぼしゅつどひん)
更新日:2009年11月1日
久米遺跡は、糸島市の北西部にある火山(ひやま)の北側に位置する。この久米という地名は、聖徳太子の弟である久米皇子が新羅遠征にあたりこの地に駐屯したという言い伝えに由来する。
遺跡は、平成9(1997)年に発掘調査がおこなわれ、弥生時代中期前半の甕棺墓24基が発見され、このうちの2基の甕棺の中から細形銅剣・細形銅戈・管玉などが出土している。青銅器の発見は偶然によるものが多いが、久米遺跡は発掘調査により発見され、時期もわかるという点で大変貴重な資料といえる。
久米遺跡から出土した銅剣・銅戈
新町遺跡から出土した土器
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