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木造龍猛菩薩坐像(もくぞうりゅうみょうぼさつざぞう)
更新日:2015年4月17日
文化財の内容
真言八祖のひとり、龍猛菩薩とされる僧形の坐像。元来は雷神社(いかずちじんじゃ)に祀られていましたが、明治の神仏分離・廃仏毀釈の流れを受け、明治5年に正覚寺にもたらされました。
小ぶりながらも天竺僧を思わせる写実的な表情をしており、鎌倉時代の彫刻を特徴づける秀作といえます。
- 構造:カヤ材、彫眼、一本割矧ぎ造り、彩色(現状素地)
- 法量:像高39.2センチメートル、膝張35.8センチメートル(最大幅)、裳先奥27.7センチメートル(最大奥行)
木造龍猛菩薩坐像(正面)
木造龍猛菩薩坐像(側面)
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