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9月10日は「下水道の日」です
更新日:2016年9月1日
下水道の日とは
「下水道の日」は、諸外国に比べ、著しく遅れていた日本の下水道の全国的な普及を図るため、下水道を全国的にアピールする活動として、1961年(昭和36年)から「全国下水道促進デー」として始まりました。当時、下水道を使えた人の割合は、わずか6パーセントほどでした。
日本における近代下水道の始まりである旧下水道法が制定された1900年(明治33年)から、ちょうど100年をむかえた2001年(平成13年)、21世紀のスタートの年にあたるこの年、より親しみのある名称への転換が図られ、現在の「下水道の日」に変更されました。
なぜ、9月10日なの
下水道の事業には、お風呂や台所、トイレなど家庭等から出る汚水を浄化し、自然に帰す事業のほかに、雨水をすみやかに流し、街が水びたしにならないようにする事業もあります。
1年を通して、短い時間に多くの雨が降るのは、8月から10月の台風シーズンです。
なかでも、9月10日は立春から数えて220日目にあたり、昔は二百二十日(にひゃくはつか)と呼ばれ、大きな台風が来る日とされていました。大雨に備える特別な日のひとつだったのです。
この台風シーズン中の特別な日が下水道の雨水から街を守るという事業となじみがあるということで、9月10日が「下水道の日」と決められたのです。
下水道の重要な役割
下水道には、3つの重要な役割があり、私たちの快適な生活を支えています。
水洗化工事へのご理解とご協力をお願いします。
- 下水道は街をきれいにします。下水道に接続されたトイレの汚水は下水処理場に集められ、浄化されます。汚れた水が溜まらず、蚊やハエなどの害虫や悪臭の発生が防げ、街が清潔に保たれます。
- トイレが水洗になることで、家の中で嫌な臭いがなくなり、快適な生活が送れます。また、台所などからの生活排水も下水道に流れて、側溝や水路がきれいになります。
- 下水道は川や海をきれいにして、生態系を守ります。汚水を浄化して、川や海に戻すことで水質を保全し、水環境をよみがえらせる働きをしています。