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糸島産メンマ100%使用!「博多BARIMEN(バリメン)-バリバリ食べるメンマ菓子ー」が完成!

更新日:2020年2020年3月31日

~糸島市マーケティングモデル推進事業 第3弾~
糸島産メンマ100%使用「博多BARIMEN(バリメン)-バリバリ食べるメンマ菓子ー」がついに発売!

ついに、糸島産のメンマ(竹)を使ったお菓子「博多BARIMEN(バリメン)-バリバリ食べるメンマ菓子ー」が生まれました。糸島市マーケティングモデル推進事業としては第3弾目の商品になります。

糸島の山に生えている竹を使って、地場のメンマ加工会社(株)タケマンが博多女子高校生と一緒に商品開発を行いついに新商品が完成しました。

【商品の特徴】

  •  糸島産メンマ100%使用
  • バリバリと食音が良いメンマの新食感のお菓子
  • 素手で食べても手が汚れず、手軽に食べることができます。
  • 竹から出来ているので食物繊維(1袋あたりレタス(小玉)1/2個分)が豊富に含まれています!
  • スパイシーな味つけとなっており、お酒のおつまみとして最適です。
     味は2つ。黒胡椒をまぶしたスパイシーな「ブラックペッパー味」と唐辛子をまぶしたヒリヒリするほど辛い「チリペッパー味」。
  • チャック付きで、持ち運びしやすく旅先でちょっと1杯のおさけのおつまみとしていかがですか。
  • スタイリッシュなパッケージになっており、糸島の特産品であるメンマ商品として、お土産にも最適です。
     menma1.jpg

博多ガールズショップ(模擬会社)
社長 藤丸汐音さん(写真真ん中)、副社長 齋藤梨花さん(写真左)、副社長 梅崎花音さん(写真右)


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  株式会社タケマン吉野さん達と一緒に                新商品「博多BARIMEN」

原材料はシンプル。
原材料表示は、成分量の多い方から記載されます。

  • 「博多BARIMEN(バリメン)の原材料」

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       ブラックペッパー味      チリペッパー味

博多女子高校生との取り組み 

 平成28年9月から糸島市マーケティングモデル推進事業(以下「MKモデル」)に取り組み、糸島市食品産業クラスター協議会、博多女子高校、アジアン・マーケット(博多女子高講師)と連携して販路開拓、広告宣伝及び商品開発を一体的に行っています。

平成29年度、30年度は、JF糸島『ふともずく』、株式会社やますえ『鯛だし』を題材にマーケティングに取り組み、多くのTV取材などを受け知名度が上がり、小売店での取り扱いも増え着実に売上げを伸ばしており、糸島の個別ブランド商品となっています。


(第1弾 平成29年度「ふともずく」)    (第2弾 平成30年度「だしスープっ鯛!!」)

ふともずく.JPG鯛出汁.jpg

こちらからも、博多女子高等学校・商品開発と糸島との活動詳細がご覧頂けます 。


 今回第3弾として、試食会を実施した後、商材として「糸島メンマ」が決まり、1年間かけて商品開発を行ってきました。

 (バイヤーを招聘して実施した試食会1)   (バイヤーを招聘して実施した試食会2)
商品選定会.jpg試食会.jpg 

新商品「博多BARIMEN」が出来るまで

現状を知る

タケマンの工場見学 

2018年6月に第3弾の商材として「糸島産メンマ」に決定し、現状を知るためにメンマを加工・製造している株式会社タケマン吉野社長の工場へ見学に行きました。
 
 (工場見学1)                (工場見学2)
工場見学1.jpg工場見学2.jpg

吉野社長より
現在日本で食されているメンマは、99%以上が中国等の海外産原料「麻竹」が使用されていて、ラーメンの上にのっている麻竹から「メンマ」って名付けられたんだよと説明を受け、皆全く知らず驚かせれるばかり。
「糸島メンマ」は、糸島の孟宗竹(若竹)を使用した大変珍しい純国産メンマで、麻竹特有の「酸っぱさや、臭さ、筋っぽさ」が無く、芳醇な風味と歯切れの良い食感が特徴なんです。と説明を受けました。

実際、中国から輸入された乾燥したメンマと、糸島産の乾燥メンマを手で触り、匂いを嗅ぎ違いを実感。糸島産メンマはツンと鼻にくる匂いはまったくありませんでした。

また、吉野社長より、今まではラーメン店への卸売がメインの仕事としていましたが、安全・安心で、放置竹林整備にも貢献できる糸島産メンマを直接消費者に知ってもらいたい、消費者向けに食べてもらいたいと思っている。だから糸島産メンマを使った新商品を皆と一緒に開発していきたいと吉野社長の熱い想いを知ることができました。

糸島メンマができるまで(収獲~乾燥まで 糸島メンマ製造の工程を体験)

糸島メンマがどのようにして出来ているのか、糸島の山に行き竹の収穫から、メンマの乾燥までの工程を体験してきました。
 
(竹の収穫1)                (竹の収穫2)       
竹林現場1.JPG竹林現場2.JPG

まずは、人の背丈ほどある若竹を切ります(約1本4.5キロ位)。糸島メンマの原料になる竹が取れる時期は、4月下旬から5月頃まで。約1ヶ月間という短期間で竹を収獲するのでこの時期はとっても忙しいです!多い時は1日に200本~300本ほど手で収穫するそうです。驚きです!

(カット作業1)               (カット作業2)
竹林現場3.JPGDSC_2434.JPG
 
そして若竹の皮をはぎ、フシとフシの柔らかい部分を食べるサイズ(4センチメートル)にカットします。穂先だけは半分に切って中のフシを取ります。穂先と筒の部分で固さや歯ごたえが違い、向いている商品も違うそうです。

(湯がく作業)                (湯がきあがり)
竹林現場5.JPGtikurin5.JPG

カットした竹を麻袋にいれて湯がいていきます。なんと燃やす燃料も竹!穂先は約15分、それ以外は約30分。
できあがりをみんなで食べさせてもらいました。やわらかくてとっても美味しかったです。

(ビニールハスウでの天日干し作業)      (糸島メンマについて多くのことを学びました)
tikurin6.JPGkengaku.JPG

 その後ビニールハウスに移って天日干しを行います。通常3日(天気の良い日は2日)干したら約1/10の大きさになりこれで、乾燥糸島メンマの出来上がりです。この乾燥糸島メンマを工場でストックしておき1年間使っていきます。
吉野社長より「干す手間をかけることで、みんなが知っている歯ごたえのあるメンマになるんだよ。」みんな「へぇ~」と驚かされることばかり。 

今回の体験を通して、糸島の山の現状や、糸島メンマの製造過程などを学ぶことができ、商品開発や今後の営業・販売活動に役に立てていきます。

商品開発

 商品開発はかなり苦労しました。何度も何度も話し合い試行錯誤を繰り返してきました。
 
(調理実習)                 (文化祭で試食&アンケート調査実施)
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どんな商品にしていこうか、調理実習したり、文化祭でアンケートをとってニーズ調査をしたり。


(授業1)                  (授業2 麺がメンマ「メンマラーメン」!?」)
授業1.jpg授業2.jpg

吉野さんも授業に参加してもらい、何度も何度も議論を重ねてきました。
新商品の案として麺がメンマの「メンマのラーメン」や、さけるチーズがメンマになった「さけるメンマスティック」、チータラのような「メータラ」など女子高校生しか思いつかないような商品が次々とでてきました。
  
最終的には、小腹がすいたときにもパッと食べれる「メンマスティック」に落ち着きました。
色々な思いを込めて、ネーミングを考え、商品化することが出来ました。

今からが本番!営業販売をしていきます!

この取り組みはここからが本番。
商品開発が目的ではなく、出口を見据えた開発をしてきた高校生たちが、事業者と一緒に販売(販路開拓や宣伝)を実践していくところが他にない特徴です! これから高校生が自分たちで、電話で企業にアポイントメントを取り、見積書を作り、営業に回ります。

(2019.6.15ギフトショーでアンケート調査1) (2019.6.15ギフトショーでアンケート調査2)
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大変なこともあると思いますが、皆さん応援をお願いします。

もっと福岡サイト≪福岡県中小企業振興センター情報サイト≫において取組みを紹介しています。
掲載記事はこちらへ」(外部サイトへリンクします)

商品普及のためにワークショップ(作る、食べる、考える)を開催しました

「博多BARIMEN(バリメン)」の商品と糸島市の放置竹林問題を知ってもらい、原材料である竹が多く集まり、商品化が進む取り組みができないか考えるという新しい取り組み「博多BARIMEN(バリメン)揚げて味付け体験ワークショップ」を実施しました。

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取り組みの様子はこちらの記事をご覧ください。

受賞について

商品発売後、メディアにも多く取上げられるとともに、様々な賞を受賞しています。

6次産業化優良事例(6次産業化アワード)『協議会奨励賞(地域課題解決賞)』

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国産原料による消費者向けの贈答用メンマ及びスナック菓子を製造販売している。放置竹林の竹を原料にしているため、地域の放置竹林の解消に寄与している。西日本では大きな課題となっている放置竹林の問題を事業として解決している点が高く評価された。

今年度は77点の応募があり、このうち17点が表彰(農林水産大臣賞1点、食料産業局長賞5点、協議会奨励賞11点)。

福岡デザインアワード2019 『金賞受賞』


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 1次審査で157商品から49商品まで絞られ、最終審査では大賞1商品、金賞5商品、銀賞17商品まで絞られた中での『金賞受賞』
 ◆福岡デザインアワード公式HPはこちら https://award.fida.jp/(外部サイトにリンクします)

 九州地区高等学校商業研究発表会 【最優秀賞受賞!全国へ】

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 福岡県大会において優勝後、2019年8月23日(金曜日)に宮崎市民文化ホールで行われた「第18回九州地区高等学校生徒商業研究発表会」で、糸島市マーケティングモデル推進事業第3弾として取組みを行ってきた「糸島市のメンマ」の商品開発(博多BARIMEN-バリバリ食べるメンマ菓子-)などの取組みを博多女子高校の3年生が「竹採物語」として発表し、『最優秀賞』を受賞しました。 博多女子高校として初の優勝を勝ち取ることができ、九州代表として2019年11月20日(水曜日)に開催される「第27回全国高等学校生徒商業研究発表大会」(埼玉県)に初出場します。

◆もっと福岡HP https://fukuoka-yokamon.com/new/hakatajoshi_kyusyu2019(外部サイトへリンクします)

 フードアクションニッポンアワード2019【100選 入選】

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 農林水産省主催 第11回フードアクション・ニッポン・アワードの最終審査が2019年10月17日、東京ドームシティで開催されました。
全国からエントリーされた1491産品の中から株式会社タケマンの『博多BARIMEN(バリメン)』が100産品に入選し最終審査に参加しました。
残念がら10選には選ばれませんでしが、会場では2年前『糸島産ふともずく』でお世話なったローソンの竹増社長が一目散にブースまで駆けつけてくれました。
●フードアクションニッポンアワード公式HP
https://fanaward.jp/item/item.php?i=C45

糸島の竹林について

 糸島市の広報誌「広報いとしま」の平成30年(2018年)4月1日号に竹林問題を特集しています。

(糸島市内の荒廃した竹林1)        (竹林2)
竹林1.jpg竹林2.jpg

(特集の概要)
市内の森林面積の約8.3%を占めている竹林。竹は成長が早く繁殖力が強いため、手入 れが行き届かず「放置竹林」となっている箇所が多く存在しています。整備されていない竹林は、景観を悪化させるだけでなく、生物多様性の低下にもつながっています。
そんな中、かつての里山の姿を取り戻そうと、現代に合った竹の使い道を研究・実践して いる市民団体があります。その活動を継続させるためには、放置竹林問題を地域の課題として捉え、地域に合った整備をみんなで協力して行うことが求められています。
竹林を整備するだけではなく、その中に付加価値を見いだす。放置竹林を解消するために、糸島でできる竹林整備の取り組みに迫ります。

メディアで紹介されました

・ロクいち福岡 NHK福岡
・ぐっジョブ! TVQ九州放送
・Cocokara LIVE(九州発ライブコマース)  など

購入できるお店(外部サイトにリンクします)

随時、新しい取扱店を追加していきます。
 ・インターネット販売(吉乃竹彦(自社サイト)ホームページ)
 ・CoCo9九州マルシェ(福岡市中央区 天神イムズ4階「紀伊国屋書店」内)
 ・株式会社やますえ(糸島市多久)
 ・大丸福岡天神店 本館B2(福岡市中央区天神1-4-1)
 ・福岡空港国内線の2階大丸エアポートショップ

注)商品が品薄の状況です。入荷されているかご確認をお願いします。

 

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経済振興部 ブランド政策課
窓口の場所:3階
ファクス番号:092-324-2531

ブランド推進係
電話番号:092-332-2080

観光振興係
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