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韓国における口蹄疫の発生について
更新日:2023年6月2日
韓国における口蹄疫の発生について
2023年5月に韓国の肉牛を飼育する11農場で、口蹄疫の発生が確認されました。今回の発生は、2019年以来4年ぶりとなります。
2023 韓国で発生の口蹄疫が発生しました(PDFファイル)
韓国とは地理的に近く、人的交流も多いため、ウイルスの侵入リスクが極めて高い状況です。
関係の皆様におかれましては、特に以下の防疫対策について再確認と徹底をお願いします。
畜産関係者の皆様へ (牛、豚、山羊などの偶蹄類)
1.畜産関係者の海外渡航の自粛等・畜産関係者は口蹄疫等の特定家畜伝染病の発生地域への不要不急の渡航の自粛をお願いします。
・外国人従業員等を受入れている畜産関係者は、日本への持込が禁止されている肉製品等が携帯品、
国際郵便物などによって持ち込まれることがないよう、周知徹底を図ってください。
2.衛生管理区域及び畜舎内への病原体の持込み防止
・関係者以外立ち入ることのないよう、また、不要な物を持ち込むことがないようにしてください。
・農場の従業員も含め、衛生管理区域及び畜舎に立ち入る場合には、飼養衛生管理基準に従い、
適切に専用の衣服や手袋・長靴を着用するようにしてください。
・農場内及び畜舎、車両、人、物品等の消毒を励行するよう指導をお願いします。
・野生動物の侵入防止のための防護柵又は防鳥ネットの設置、畜舎壁、天井等の穴、隙間等の破損の
有無等の定期的な点検を指導するとともに、不適切な設置又は設備の不備を認めた場合は、直ちに
改善を図ってください。
・飼養家畜の健康観察を毎日入念に行い、特定症状の早期発見に努め、当該症状を呈している家畜を
発見したときは福岡県中央家畜保健衛生所に速やかに届け出てください。
福岡県中央家畜保健衛生所(外部サイトリンク)
市民の皆様へ
・新型コロナウイルス感染症が落ち着きをみせていることで、人や物の動きが活発になりつつあり、
ウイルスの侵入リスクが高まっています。
口蹄疫のみならず豚熱、アフリカ豚熱、高病原性鳥インフルエンザなどの家畜伝染病が発生して
います。これらの国々を訪問する際には、家畜を飼育している農場などへの立ち入りは避けるよう
にしてください。病気の侵入を防止するため、皆様方のご理解とご協力をお願いします。
・詳しくは農林水産省動物検疫所ホームページをご確認ください。
肉製品などのおみやげについて (外部サイトリンク)
口蹄疫の特徴
・口蹄疫は、口蹄疫ウイルスの感染による急性熱性の伝染病です。
・伝染力が非常に強く、牛、水牛、豚、山羊などの家畜や野生生物を含む殆どの偶蹄類が感染します。
・症状は、口や蹄及び乳房周辺の皮膚や粘膜に水疱が形成されたり、発熱、過度の流涎などがあります。