トップページ > くらしの情報 > 男女共同参画 > 男女共同参画センター(ラポール) > セミナーレポート > 令和5年度実施分 > 【ラポール講座】「性のモノサシから考える男女共同参画社会」を実施しました
【ラポール講座】「性のモノサシから考える男女共同参画社会」を実施しました
更新日:2023年11月30日
男女共同参画基礎講座
本講座は7月1日実施予定でしたが、天候悪化に伴い開催を見送り、3ヶ月延期して10月14日に開催しました。
延期したにもかかわらず、たくさんの方にご参加頂き、セミナーへの関心の高さを感じました。
日時
令和5年10月14日(土曜日)13時30分~15時00分講師
藤田 哲章さん (NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会 副理事長)講演内容
1 糸島市の人権教育・啓発、男女共同参画の取り組みは
2 性のモノサシとジェンダーバイアス
3 世界では、今
4 日本では、今
5 まとめ
参加者の声(一部抜粋)
- 本日の話を聞いて一番良かったのは、自分のこととして考えられるようになったことです。知らない、わからない事が、住みにくい社会を作っている事、反省しました。身近なことに、今日からできることがありそうです。
- 様々な個性が認められはじめている今の時代、とにかく大事なのが、大人の考え方が「新しくなる」「変わる」ことだと感じました。社会が変わっていくように、まずは自分が意識し考えながら生活していきたい。
- 中学生が作った映像を見たことは、とても良い経験になりました。今働いているところにもいるだろうなと思いました。社会で変えていかなければならないという雰囲気がありますが、一番課題が残っているのは学校現場ではないかなと思います。着替えの時は男女で分けますし、宿泊学習では異性の部屋にはいかないいうルールもあります。子どもたちを守るためのルールなのに、「つらい思いをしている子どもはいないか」と思うことがあります。
- 日本人は、「和」「協調性」「みんなと同じことが普通」というような国民性が強いと思います。この国民性が「性的マイノリティ」の方々を生きづらくしていると感じました。国際的に大きく遅れていると思います。
- 「普通は」「当たり前」は無意識の中で使っていると思いました。「男だから」「女だから」ということでなく、一人の人として認め関わっていけるよう意識していきたいと思います。
- 言葉の理解で終わらず、その背景にある考え方や、当事者の気持ちに寄り添えるような考え方を自分で学び続けたいと思いました。無意識の偏見に気づき反省できるように、場合によっては謝罪できるように学び続けたいと思います。