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ハンセン病問題を正しく理解しましょう
更新日:2023年3月3日
ハンセン病問題を正しく理解しましょう
ハンセン病は、「らい菌」によって引き起こされる慢性の感染症です。明治6年(1873年)、ノルウェーのハンセン医師が「らい菌」を発見したことによりハンセン病と呼ばれるようになりました。「らい菌」の病原性は弱く、感染しても発病することはほぼありません。また、現在では、適切な治療によって治すことのできる病気となっています。
平成8年(1996年)に「らい予防法」が廃止されるまでの約90年間、ハンセン病の患者や回復者は、強制的に療養所に隔離される政策がとられてきました。そのため、誤った知識が定着し、偏見や誤解が広まりました。
今なお、元患者さんやご家族は、差別や偏見を恐れて社会復帰できない方がたくさんいらっしゃいます。ハンセン病問題について、正しい知識と理解を持つことが、差別や偏見をなくすことにつながっていきます。
ハンセン病問題を正しく理解しましょう。
関連リンク
- 福岡県「ハンセン病問題を正しく理解しよう」(外部サイトにリンクします)