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働く世代の健康チャレンジ事業 インタビュー「りんでん保育園」様

更新日:2026年1月30日

働く世代の健康チャレンジ事業の取り組みの一つとして、健康づくりに取り組んでいる事業所へのインタビューを行っています。
第9回目は、りんでん保育園 様
会社で実践している健康づくりの取り組みについてインタビューさせていただきました。

「職員の笑顔がさらに良質な保育につながる」 
りんでん保育園 様

会社概要

・企業名    認定子ども園 りんでん保育園
・所在地    糸島市前原中央3丁目6番32号
・代表者名 理事長 笠 信暁
・設立       昭和28年7月1日
・従業員数 55人
・事業内容 0歳から就学前の子どもの保育や教育

りんでん保育園外観
キッズデザイン賞2013審査員特別賞を受賞した園舎 (写真提供 りんでん保育園)

インタビュー内容

創立から70年以上、地域に根ざした保育を続けてきたりんでん保育園。園児だけでなく、卒園生やその保護者、職員が「帰ってこられる場所」でありたいと園長の笠さんは話します。園を支えるのは20代から80代の55名の職員。日々子どもと向き合う保育の仕事は、体力的にも精神的にも気を遣うからこそ、園では職員の健康管理を重要な経営課題と位置付け、安心して働き続けられる職場づくりを進めています。今回はその取り組みについて取材をしました。


「園で取り組んでいる職員への健康づくり」について話を聞きました

インタビューを受けていただいたりんでん保育園の3名
小嶋 美知さん(左):主任保育教諭
笠 信純さん(中央):園長 
藤田 愛香さん(右):事務 衛生管理者 

――主な事業を教えてください。


笠園長:当園は、戦後に地域の保護者から寄せられた「農作業の間、子どもを安心して預けられる場所がほしい」という声を受け、寺の一角から始まった保育事業が原点です。現在は、0~5歳児の子どもたち218人を受け入れる認可保育園として、保育・子育て支援事業を中心に運営しています。

保育では、仏教の精神である「正しい人に」「思いやる人に」「ありがとう、おかげさまでと言える人に」を大切に、子ども一人ひとりの成長を大切にした環境づくりを行っています。

当園ではバス送迎を設けていません。保護者が園に足を運ぶことで、自然と保護者間のコミュニケーションが生まれています。その関係性は、子どもにとっても家庭以外の大人と関わる良いきっかけになっています。

ICT教育の様子
タブレットを取り入れたICT教育を行い、子ども達の個性と伝える力と自己肯定感も育んでいます  (写真提供 りんでん保育園)

――長い歴史があるのですね。健康づくりの登録事業として宣言した理由を教えてください。


笠園長:保育の現場は、想像以上に身体的、精神的な負担が大きい仕事です。職員は常に子どもを見守りながら、保護者の対応や行事準備など多岐にわたる役割を担います。その中で職員が心身ともに健康でいられることが、安全で質の高い保育につながると強く感じてきました。

また、当園は「子どもが自分らしく輝く場所」であることを大切にしています。この理念は職員も同じです。職員が自分らしく働き、安心して力を発揮できる環境をつくるために、健康づくりの取り組みを組織として宣言することが必要だと考えました。

保育中の様子
安心して働ける環境が、職員の笑顔につながっています (写真提供 りんでん保育園)

――職員の健康管理で気になることや課題に感じているところはありますか。


藤田さん:抱っこなどの保育の仕事で腰痛を抱えている職員もおり、身体の負担も気になりますが、一番はメンタルケアを重視しています。

笠園長:子どもや保護者との関わりはやりがいがある一方で責任も大きく、緊張感が続きやすい環境です。職員が安心して働けるように環境を整えることが重要だと考えています。

――職員の健康を保持・促進するために取り組んでいることや工夫していることはありますか。


笠園長:主任を中心に、行事の見直し、IT化、ペーパーレス化等、様々な取り組みや働き方改革を行ってきました。2021年に職員が50人を超えたことをきっかけに、労働安全衛生法に基づき衛生委員会を設置しました。衛生委員会は、常時50人以上の事業場に設置が義務付けられている制度で、労働者の健康確保や職場環境の改善について話し合う場です。

藤田さん:当園では、衛生委員会で決定したテーマに基づき、月に一度、職員を対象に勤務時間内で講話や体操などの取り組みを行っています。全職員が毎回参加できるとは限らないため、実施内容は後日、園内で共有しています。以前は私が毎月テーマを設定していましたが、職員一人ひとりに健康をより自分ごととしてとらえてほしいと考え、現在は職員自身がテーマを決め、順番に担当する形に変更しました。眼精疲労や睡眠に関する話、リラックスのためのピアノ演奏会など、職員のアイデアを生かした取り組みが生まれています。

笠園長:メンタル面のサポートも重視しており、ストレスチェックを実施して現状を可視化しています。また仕事量の多さが課題と感じているので、より詳しいアンケートの実施や、職員と話し合い、作業の見直しやクラス間のやり方の統一など、改善につながる取り組みを進めています。ストレスの要因を明確にすることで、負担の偏りを減らすための具体的な対策がとれるようになりました。

――取り組みをすることで、職員や会社にどんな効果がありましたか。


笠園長:こうした取り組みを積み重ねてきたことで、今まで以上に温かい職場の雰囲気が育まれていると感じています。職員からも「園の雰囲気が更に明るくなった」といった声が多く、転職してきた職員が抱えていた不安やトラウマが徐々に軽減され、安心して働けるようになった例もあります。

こうした安心感は保育の質にも表れており、保護者からは「先生たちの雰囲気が良い」「あいさつが気持ちいい」「子どもを預けたいと思える」といった声が寄せられ、園全体への信頼につながっていると感じています。

――取材中も明るい園の雰囲気が伝わってきます。


笠園長:子どもたちと向き合うためには、まずは職員が笑顔でいられることが大切です。笑顔や心に余裕がないと、子どもたちと丁寧に向き合えないですよね。

最近は職員の推し活を応援していて(笑)。先日職員から「研修と推し活のライブの日程が重なってしまった」と相談があったんです。研修は来年もあるし、ライブを気にしながら研修を受けても集中できないだろうなと思って、推し活の方を勧めました(笑)。職員も勇気を出して相談してくれたと思いますし、好きなことを大切にできたら、仕事に対してもモチベーションが上がりますよね。推し活に限らず、子どもの部活の応援、配偶者の慰安旅行への同行等、個人の「好き」や「したいこと」を応援したいと思っています。職員の声を聴くことが大切だと感じています。

りんでん保育園の先生たち
明るくて元気いっぱいの先生たちの様子が伝わります (写真提供 りんでん保育園)

――職員の気持ちに寄り添う姿勢が印象的です。今後、職員の健康づくりで目指すことを教えてください。


笠園長:今後は、職員一人ひとりが心身ともに安心して働き続けられる環境づくりを、より一層進めていきたいと考えています。特に、メンタルケアの充実は重要なテーマです。

また衛生委員会で行った講話や体操など日頃から継続して、心身ともに健康な職場を目指したいです。

働く世代の健康づくりを応援する取り組みは他にもあります!

詳しくは下記をクリック 下矢印
働く世代の健康チャレンジ事業ロゴ



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ファクス番号:092-321-1139

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電話番号:092-332-2069

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