よく考えて契約しましょう～省エネ・再エネ設備の導入

こんな電話に要注意！

近年、「地球温暖化」が世界的な問題となっており、エネルギー消費に伴う二酸化炭素等の温室効果ガス削減につながる「省エネルギー設備（省エネ設備）」や「再生可能エネルギー設備（再エネ設備）」が注目されています。
糸島市でも、住宅や事業所向けの再エネ設備や省エネ設備の設置補助を行い、普及を図っています。

最近『糸島市から委託を受けた』『市の広報で紹介されている』『再エネ・省エネ設備のモニターになると非課税で報酬がもらえる』などと、市や国・県との関連をほのめかす営業を受けたという連絡や相談を受けています。

市では補助制度を設けて設備の普及を図っていますが、設備の普及やモニター募集などを市から特定の業者に委託やお願いはしていません。
このような話があれば、鵜呑みにしないでください。

契約する前にしっかり考えよう

太陽光発電は、ライフスタイルやご家庭の電気使用量などに合う設備を導入して上手に使うことができれば役立つものですが、相応に高額な買い物になります。
太陽光発電設備は一般的に20年以上使えると言われていますが、機械である以上、いつか壊れてしまいます。
処分するときは産業廃棄物と扱われるため、自身で処分費を負担する必要があります。糸島市クリーンセンターではごみとして引き受けることができません。

また、補助金を受けて太陽光発電を設置する場合、法定耐用年数(17年)を過ぎるまで、適正に使用していただくことが条件となります。法定耐用年数に満たずに設備を撤去される場合は、補助金を返還していただくことがあります。
特に建築後の年数が経っている住宅に設置する場合は、屋根の改修時期等も考慮する必要があります。

太陽光発電を購入・設置するときは、プラス面だけで判断しないように、しっかりと考えて契約しましょう。

経済産業省資源エネルギー庁「住宅用太陽光発電のトラブルと対策」（PDF版）
経済産業省資源エネルギー庁「太陽光パネル廃棄リーフレット（家庭用）」（PDF版）
経済産業省資源エネルギー庁「太陽光パネル廃棄リーフレット（事業用）」（PDF版）

不安なときは消費生活センターにご相談ください

市では、市民のみなさんの商取引に関する疑問や相談等を受けるため、糸島市消費生活センターを設置しています。
強引な勧誘を受けた、契約について不安がある、など、お困りの際はご相談ください。

糸島市消費生活センターホームページ