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理事長 浦山 浩さん(写真右下)

No.123

糸島人 糸島人

一般社団法人
糸島青年会議所

50年、まちを思い、挑戦を重ねて

 「いつの時代も、青年として挑戦していこう」。時代が変わっても、受け継がれてきた思いがある。

 今年、50周年を迎える糸島青年会議所。20歳から40歳までの会員が、「糸島をもっと良くしたい」という思いを胸に活動してきた。現在は、会社員や経営者など54人が所属し、それぞれ仕事を終えた後や休日に集まる。活動内容は、人のつながりを深める地域づくりや青少年の健全育成、防災など多岐にわたる。糸島をより良くするために、地域の抱える課題やその背景を調べ、自分たちに何ができるのかを考えてきた。

 その活動の一つが「糸島塾」だ。市内の小学生を対象に、毎年さまざまな体験を通して学ぶ場をつくっている。令和8年は、国際交流をテーマに台湾を訪問。出発前には、現地の人たちに糸島のことを伝えるため、糸島の歴史や文化を学び、言葉も練習した。

 「海外に行くことで、あらためて糸島の魅力を知ってほしい」。そう話すのは、糸島青年会議所理事長の浦山浩さんだ。

 「未来を担う子どもたちには、何よりも挑戦する心を持ってほしい。失敗してもいい。やり直しは何度でもできる。だから、どんなときでも挑戦することを忘れないでほしい」。そして浦山さんの願いはもう一つある。「この先どこで暮らしても、糸島を故郷だと思ってほしいし、いつか帰ってきたいと思える糸島であってほしい」。

 50年間、活動を続けてこられたのは、地域の支えがあったから。そして、「このまちをもっと良くしたい」と願い、挑戦し続けてきた先輩たちがいたからだと、浦山さんは言う。先輩たちが青年会議所を離れた後もつながりは続き、相談にも乗ってもらっているという。

 同所が目指すのは、子どもからお年寄りまで誰一人取り残されることなく、幸せに暮らせる糸島。「われわれだけでできることには限りがある。だからこそ、地域のみんなで力を合わせて、このまちをつくっていきたい」。

 50年間支えてくれた地域への感謝を胸に、青年たちはこれからも挑戦を続ける。

▲「糸島塾」で台湾を訪れ、糸島の歴史や文化を紹介する子どもたち(左)
▲7月の「#いとしま盆グルーヴ」は、国籍を超えて楽しめる場となった(右)