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「市長への手紙」に寄せられたご意見と回答(令和8年2月受付 掲載希望分)
更新日:2026年3月31日
物価高対策について
糸島市の物価高対策に関する意見・要望
糸島市が実施した物価高対策について、強い疑問と不満を表明いたします。
昨年、政府は物価高騰、とりわけ米価格の上昇への対策として、農林水産大臣より「おこめ券」を全国的に配布する方針を示しました。この施策は「重点支援地方交付金」を財源とし、配布方法については地方自治体の裁量に委ねられていたものです。
しかし糸島市では、この交付金を活用しながらも、全市民を対象とした支援は行われず、非課税世帯への3万円給付や子育て世帯への子ども一人あたり2万円給付など、対象を限定した施策のみが実施されました。この判断は、物価高対策という本来の政策趣旨から大きく逸脱しているのではないでしょうか。米を含む食料品価格の高騰は、非課税世帯や子育て世帯に限らず、課税世帯、単身世帯、高齢者世帯など、すべての市民に等しく影響しています。それにもかかわらず、市が特定の世帯のみを支援対象とし、多くの市民を事実上切り捨てる形となったことは、公平性を著しく欠いた対応と言わざるを得ません。
「重点支援地方交付金」は、市民全体の生活を下支えするために国から交付された貴重な財源です。それを一部の世帯にのみ充てるのであれば、その明確な理由と根拠を市民に対して十分に説明する責任が糸島市にはあります。しかし、現時点でその説明は不十分であり、市民の理解を得られているとは到底思えません。
なぜ糸島市は、国が示した物価高対策を、全市民への還元という形で実施しなかったのか。なぜ他の自治体で可能な施策が、糸島市では検討すらされなかったのか。これらについて、市として公式な説明を求めます。
今後、同様の国の支援策や交付金があった際には、特定層への給付に偏ることなく、物価高の影響を受けるすべての市民に目を向けた、公平で透明性のある施策を強く求めます。
回答要旨
去る令和7年12月16日に国の補正予算(第1号)が成立いたしました。これに伴う国の「重点支援地方交付金」を活用した本市の対応につきましては、このほど補正予算案を編成し、2月17日開催の臨時議会に上程いたしました。
今回の補正予算の概要につきましては、物価高騰がすべての市民生活に影響を与えている現状を重く受け止め、糸島市独自の政策として、所得制限を設けず全市民を対象に「物価高対応応援給付金」として、一人当たり7千円を給付することなどを盛り込んでおります。詳細につきましては、市ホームページ等で公開しております「補正予算の概要」をご参照いただけますと幸いです。
●糸島市HP:令和7年度一般会計補正予算(第11号)の概要(令和8年 第1回臨時会)
また、予算計上の時期が2月になりました理由につきましては、去る1月26日告示、2月1日投票・開票の市長選挙及び市議会議員選挙の日程を考慮したものでございます。新体制のもと、皆様から寄せられたご意見をより的確に市政へ反映させるため、慎重に審議を進めた結果でございますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
なお、お問い合わせにありました「非課税世帯への3万円給付」及び「子育て世帯への子ども一人あたり2万円給付」につきましては、本市の独自の裁量ではなく、国が全国一律の基準で定めた制度、補助金に基づき実施したものでございます。
今後も物価高騰の影響を注視し、市民の皆様の声を真摯に受け止めながら、公平で透明性のある効果的な支援策を実施できるよう努めてまいります。
今後とも、本市政へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
伊都ハイランド地区の広報紙等について
月形市長殿、職員の皆様、これからの市政運営に期待しています。
【地域の現状とその施策について、特に「高齢者福祉」】
(1)私が住んでいるのは、住所地番表記として、岐志と芥屋がある、通称「ハイランド」地区です。
(2)糸島の豊かな自然環境を求めて、数多くの方が移住し、住民登録し、糸島市民として定住しています。
(3)この地区には、町内会が無く、広報紙など糸島市役所からの情報が来ていませんし、様々な市の施策が届いていません。
(4)当地区は、行政や地域住民の方々から、特別な「別荘利用」地区と見られることが多く、市民(定住民)としての様々な権利が保障されていないと、実感しています。
(5)特に、「高齢者福祉」についても、全くの無作為で、抜け落ちています。
ひとり暮らしの、後期高齢者のお宅への、民生委員などの訪問も無く、地域の現状と将来の市民生活への不安があります。
以上のことから、
通称「ハイランド」地区に定住する糸島市民の、暮らしの現状把握と、糸島市の公的な施策・活動をお願いします。
回答要旨
伊都ハイランド地区は別荘として利用されている方と定住されている方が混在しており、居住実態の把握が難しいことや、自治会に加入されていない方も多く、町内会等の地域コミュニティの形成が難しいことから、支援が届きにくい面があることは、市としても認識しております。
1.広報紙等の配布について
広報紙等の行政情報は、当該校区については、行政区を通じて配布をお願いしております。当該地区については、管轄である「岐志浜行政区」の区長に確認したところ、居住者の判別が難しいため、現在は「管理事務所への配布」および「個別に申し出があったお宅への配布」を行っているとのことです。
ご希望されるお宅へ配布を行うことも可能ですので、大変お手数ですが、岐志浜行政区長へお名前とご住所をお知らせいただけますでしょうか。(ご自宅の場所がわかる地図もご提供いただければ幸いです。)
もし区長の連絡先が不明な場合や、直接の連絡が難しい場合は、市役所コミュニティ推進課(電話:092-332-2062)までご連絡ください。市から区長へお取次ぎいたします。
2.高齢者の見守りと福祉について
民生委員・児童委員は、担当地域において、地域の皆様の身近な相談相手として、生活状況の把握や支援が必要な方と行政をつなぐ重要な役割を持っております。
ハイランド地区にも担当の委員が配置されており、他の地区と同様に高齢者のお宅への訪問を行っておられますが、別荘地としての利用をされているお宅と定住されているお宅の区別がつきににくく、訪問してもお会いできなかったり、拒否されたりするなど実態把握に苦慮されている現状もございます。
もし、具体的なご心配事や民生委員・児童委員との連携についてご相談を希望される方がおられましたら、遠慮なく市役所地域福祉課(092-332-2073)までご連絡いただけますと幸いです。
また、市では地域の高齢者の皆様が安心して暮らせるよう、介護・医療・保健・福祉などの「総合相談窓口」として地域包括支援センターを設置し、高齢者の支援体制を整えております。お困りごとやご心配なことがございましたら、志摩地域包括支援センター職員がご自宅を訪問し、個別の状況に応じて必要な支援策をご提案することが可能となっていますので、その場合は、地域包括支援センター(092-328-8020)にご相談ください。
今後も地域包括支援センターを始めとする関係機関が連携を強化し、伊都ハイランド地区にお住まいの皆様が安心して暮らせるよう、現状把握と支援体制の構築に引き続き取り組んでまいります。
野焼きと健康診断ついて
2つあります。
・野焼きについて。
野焼きは違反ではないのでしょうか?糸島は昔に比べて住宅も増えてます。家の中まで煙の匂いが来るときもあります。住宅は増えている以上、気をつけていただきたい。
・健康診断について。
健康診断時、問診が先生と患者のみの問診をやめてほしい。看護婦もいてほしい。だいたいの内科では服の上から。診察なのに、なぜかブラを丸見えでされ、ブラをづらしてほしい。とかもいわれました。ちゃんとみてくれた先生だったのかもしりませんが、2人のみは今時ないと思います。
回答要旨
(1)野焼きについて
廃棄物を焼却する野焼きは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」により、一部の例外を除き禁止されています。これは、焼却による煙や有害物質の排出、悪臭、火災の発生などを防止し、生活環境を保全するためです。
また、例外に該当する場合であっても、周辺環境への配慮や近隣住民への影響を最小限に抑えることが強く求められます。そのため市では、広報、ホームページでも野焼き禁止の記事を掲載し、日頃より啓発を行っているところです。
野焼きの煙によりお困りの際に、焼いている場所や人がわかる場合は、以下の窓口までご連絡ください。
・糸島市環境政策課
・糸島消防署(119)
・糸島警察署(110)
具体的な場所などを伝えていただければ、職員が現場に向かい、野焼きをしている方へ注意喚起や指導を行います。
(2)健康診断について
この度は、健康診断に際しまして、ご不快な思いをおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
健診会場につきましては、広い会場を身長・体重測定、診察、待合などの各スペースに分けて実施しており、特にプライバシーへの配慮が必要な箇所には、可動式のパーテーションを設置しています。診察パーテーション内には医師1名、パーテーション外にはスタッフ1名を配置し、スタッフは必要に応じて診察補助や待合者の誘導を行っております。
診察は医師が単独で行う体制としており、原則として他のスタッフが同席することは予定しておりませんが、健診会場には常に複数のスタッフがおり、閉ざされた空間とはなっていないため、もしご不安な点や配慮が必要な事項がございましたら、近くにスタッフがおりますので、どうぞご遠慮なくお申し出ください。
また、聴診につきましては、肌に触れることがないよう、服の上から実施するようにしています。服の厚み等により聴き取りづらい場合には、下着の上から行うこともありますが、受診者へ十分な説明をし、ご納得いただいたうえで行うことが重要です。この点につきましては、徹底するよう健診機関へ改めて指導いたしました。
今後も、受診者の皆さまが安心して健診を受けられる環境づくりに努めてまいります。
多様性について
●貴重なお時間をありがとうございます。
昨年2月、「ルールを守ること」「他者を思いやること」「自由に責任を持たせること」は、自由で多様な社会の“共通の土台”だと意見しました。その追記です。憲法13条では個人尊重と幸福追求権を保障していますが、不安でしかたないのが≪自分本位の広がり≫です。考えていただきたい視点が3つあります。
●『1.迷惑の多様性』
社会には“多様な人”がいます。愛煙家もいれば、嫌煙家もいる。タトゥーや奇抜なおしゃれの愛好者もいれば、嫌悪する者もいる。騒がしいのが好きな人もいれば、静かなのが好きな人もいる。自分と他者で「幸福の形、迷惑の基準」は異なっています。社会の多様性の中に、≪迷惑の多様性≫も含めてほしい。
●『2.思いやりは双方向』
多様な社会は“思いやり”が大切ですが、その思いやりは一方向ではないか、よく問いかけてほしい。愛煙家は非喫煙者の幸福を、タトゥーや奇抜なおしゃれの愛好者はアンチの幸福を、騒がしいのが好きな人は苦手な人の幸福を、思いやる。逆もまた然り。個人主義では「自分と同じくらい他者の権利も尊重」します。一方向ではない、≪思いやりは双方向≫を求めたい。
●『3.自分本位と自他尊重』
多様な社会(ダイバーシティ)に広まってほしいのは、「自分本位ではなく、“自他尊重”」です。自分と他者、両方を大事にします。多様性を尊重する社会では、「個性・自分らしさ」はポジティブであり、ネガティブな「自分本位・ご迷惑」と結びつけて考えなくなったと感じています。みんなが幸福に暮らすため、学校や社会で≪自分本位と自他尊重≫をテーマに、よく話し合うことを提案します。
●最後に申し上げます。
21世紀は多様性(自分らしさ)を尊重する社会ですが、それを錦の御旗に「自分本位の背中まで押している」と不安です。行政には≪“自分と他者”について考える場や機会≫を、学校・地域社会に充実をお願いします。個人尊重と幸福追求権(憲法13条)を行使するうえで、「迷惑の多様性」「思いやりは双方向」「自分本位と自他尊重」は、ぜひとも考えてほしい視点です。
回答要旨
最初に「多様性を尊重する社会」とは、単に多様な人々がいるというだけでなく、年齢、性別、国籍、価値観など、異なる特性を持つ人々が共存し、互いの違いを受け入れて理解し尊重し合うことと考えております。
また、日本国憲法においても、「公共の福祉に反しない限り」と一定の制限を設け、個人の尊厳と幸福追求の権利を定めています。ご意見のとおり、「多様性を尊重する社会」とは個々人が自分本位な考えや行動をとってよいというものではありません。
糸島市においても、日本国憲法で保障されている基本的人権を尊重し、豊かな人権感覚を身に付けるよう、本市の実情に即した人権教育・啓発に関する施策を推進しています。共に暮らしやすい地域社会を形成するためには、多様性が尊重される社会に関する正しい知識を身につけ、多様な価値観を尊重する心を育むことが必要です。そのため、家庭・地域・学校・職場が連携して人権教育を推進するとともに、偏見や差別意識を解消し、文化の違いや多様性を尊重することが求められています。
今回のご意見については、これからの教育・啓発を進めていくための参考意見とさせていただきます。
コウノトリについて
福岡県の糸島市にも野生のニホンコウノトリ(コウノトリ)の飛来が確認されていることは調べたら知っています。しかし九州での繁殖の定着は佐賀県白石町のみで福岡県では糸島市にも野生のニホンコウノトリ(コウノトリ)の定着場所にも良い条件ではと思います。
糸島市にも定着になるように検討をお願いします。福岡県生まれの個体誕生になるように検討をお願いします。糸島市でも野生のニホンコウノトリ(コウノトリ)の人工巣塔の設置を宜しくお願いします。佐賀県白石町のを参考に検討を宜しくお願いします。人工巣塔は雛をカラスから守るためのカラス避けの巣台の人工巣塔の設置を宜しくお願いします。糸島市でも野生のニホンコウノトリ(コウノトリ)のビオトープ整備の検討をお願いします。佐賀県白石町のを参考に検討を宜しくお願いします。野鳥の会とも話し合い検討をお願いします。
福岡県生まれの野生のニホンコウノトリ(コウノトリ)の個体を糸島市で実現してほしいと望んでいます。糸島市でも野生のニホンコウノトリ(コウノトリ)の飛来が確認されていることは間違いありません。ちゃんと定着になるか?どうかの確認もお願いします。糸島市もエサ場の確保にも良い場所だと思っています。
回答要旨
国の特別天然記念物であるニホンコウノトリについては、糸島市においてもこれまでに飛来や滞在が確認されています。主には、二丈長石や篠原西のため池周辺などで餌を探す様子が記録されています。
【確認事例】(地元新聞記事等による)
・2006年3月 可也山南側の雷山川下流域で目撃される。
・2015年11月 二丈長石の田んぼで目撃される。
・2023年2月中旬 市内河川(雷山川河口付近)で、島根県で生まれた個体が魚を捕食する様子が撮影される。
・2023年8月下旬 二丈長石の田んぼに1羽が飛来し、サギ類とともに餌をついばむ様子が目撃される。
・2023年11月 篠原西の伏龍池において、釣り糸が絡まり飛べなくなっていた雄のコウノトリが、糸島市および福岡県の職員により保護される。この個体(愛称:ホープ)は、その後再び池に戻り、最終的には生まれ故郷である島根県雲南市方面へ戻ったことが確認されています。
しかしながら、2023年を最後に、はっきりとした目撃情報が確認されておらず、市内の特定の場所に定着している状況も現時点では確認できていない状況です。
現状では、関係機関や地域からの情報収集に努めていくしかないと考えています。そのため、ご要望にある定着にむけた人工巣塔の設置、ビオトープの整備等については、現段階での検討は考えておりません。
今後、継続的な飛来や特定地域への定着が確認された場合には、白石町を含めた関係機関と連携しながらコウノトリの保護に向けた対応を検討してまいります。
観光バスについて
当市はイトキューバスさん・昭和自動車貸切事業部さん・福岡伊都バスさん・糸島市観光協会さんと連携して、2026年春(3月~4月)に筑前前原駅発着糸島農山漁村・里地里山里海バスガイドさん付き自然満喫観光周遊定期観光バス(イトキューバスさん・福岡伊都バスさん・昭和自動車貸切事業部さんの貸切観光バスで運行・自然観察有・野北・瑞梅寺・芥屋・福吉・白糸・加布里・深江・二見・桜井等の農山漁村・里地里山里海地域の観光スポット周遊有・5月~6月はホタル観賞を、6月~7月・8月はカブトムシ・クワガタ観察を、8月~10月は晩夏~秋の鳴く虫観察を対象とした夕方運用の便有・障害が有る方は精神障害者保健福祉手帳・療育手帳・身体障害者手帳等の障害者福祉手帳の提示で福祉割引有・伊都国歴史博物館・櫻井神社・またいちの塩 製塩所・白糸の滝・姉子の浜・福ふくの里・一蘭の森等の観光スポット周遊有・毎年11月~翌年3月は牡蠣小屋でのランチ有)を導入して、糸島市の観光活性化・人と貴重な在来野生動物・植物が共存共栄できる豊かな地域社会に努めて頂きたいです。
もし、上記のバスガイドさん付き定期観光バスが導入された時は利用したいと思います。
回答要旨
いただきましたご意見は、今後、民間事業者等と連携して旅行商品を造成する際の参考とさせていただきます。
なお、現在、糸島市観光協会では、「焼き牡蠣と糸島半島周遊バスツアー」と題し、カキ小屋での食事と周辺観光をかけ合わせた旅行商品を販売しておりますので、ご検討いただければ幸いです。
今後も、本市の豊かな地域資源を守りながら、持続可能な観光振興施策に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。



