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「市長への手紙」に寄せられたご意見と回答(令和7年5月受付 掲載希望分)

更新日:2025年6月30日

大型商業施設の誘致について

日頃より、市民のためにご尽力いただき誠にありがとうございます。
さて、今回私は「糸島市における商業施設の充実」について、意見を申し上げたく筆を執りました。
現在、糸島市内には若者を含む幅広い世代が楽しめるような大規模なショッピングモールが存在せず、日常の買い物はもちろん、娯楽や外食を目的とした外出においても、選択肢が非常に限られている状況です。
その一方で、全国的に人気のある店舗が、隣接する唐津市には次々と出店しており、さらには家電量販店の建設も進んでいると聞き及んでおります。これらの店舗が一つも糸島市に出店していないという現実は、市の魅力や利便性を下げ、特に若年層の流出や消費の域外流出につながりかねません。
糸島市は豊かな自然や観光資源に恵まれ、住みよい街として近年注目を集めておりますが、日常生活の利便性という点においては、今なお改善の余地があると考えます。
市民の生活の質を高め、若者や子育て世代が定住・移住しやすい環境を整えるためにも、ぜひとも市内における大型商業施設の誘致・整備に向けて、積極的に取り組んでいただきたく、ここに意見を申し述べます。
何卒、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

回答要旨

大型商業施設につきましては、経済や交通・物流機能など、立地する市町村だけでなく、より広い地域にわたってさまざまな影響を及ぼすと言われております。
そのため、立地によって生じるメリット・デメリットを丁寧に見極める必要があるとともに、関係法令などとの整合を図る必要がございます。現時点では、こうした観点から大型商業施設の立地可能な場所は、既成市街地の一部などに限られており、大規模な空き地がない状況となっています。
また、大型商業施設の出店については、市内の土地利用の現状や、近隣地域における同様の施設の立地状況、インフラ整備の進み具合、各種法規制に加え、商圏などを基に民間事業者が判断されるものと考えております。
このような状況を踏まえ、本市では現在、大型商業施設の積極的な誘致は行っておりません。
投稿者様がお感じのとおり、本市の大きな魅力は、豊かな自然や多様な農林水産物、そしてそれらを支える第一次産業にあると私どもも考えております。今後も、こうした強みを大切にしながら、限られた土地資源を有効に活用し、市民の皆さまの暮らしの利便性向上や、地域産業・経済の活性化につながる、計画的で効率的なまちづくりを進めてまいります。
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

ガードレールの設置について

前原中央保育園の前の道路がカーブで見通しが悪いです。道を広げたりガードレールを付けていただけないでしょうか。
保育園の送迎に間に合うように急いで運転している車が多く、多久入口バス停付近の交差点では事故の音がよく聞こえます。
あかりの丘集合住宅から南風小学校へ通う小学生、南風台から前原中学校へ通う中学生との事故が起きないように是非対策をお願いいたします。

回答要旨

見通しが悪い道路など、通行する上で危険な箇所につきましては、現地を確認し必要に応じて安全対策を実施しています。
特に通学路に関しましては、危険個所について毎年4月頃に学校へ調査を行い、各学校より学校教育課へ報告をいただき、道路管理者や警察等関係機関による合同会議の中で、安全対策について協議を行い、可能な限り改善に取り組んでいます。
ご要望については、関係する地域(行政区)の総意として、地元行政区長を通じ市へ要望書を提出していただき、関係機関等で現地確認の上必要に応じて対応しています。
つきましては、大変お手数をおかけしますが、ご要望の件について行政区長へご相談いただきますようお願い申し上げます。

地域活動への提案について

地域活動の実情について、いくつか課題を感じておりますので、ご検討を賜りたく存じます。
■課題1:町内会・自治会の会計管理の非効率性
 現在、町内会費の集金・管理は会計担当者の自宅へ現金を持ち寄る形で行われており、以下のような問題があります。
 ・防犯・衛生・会計の透明性の観点から、現金管理は時代にそぐわない。
 ・共働き世帯の増加に伴い、平日日中に在宅できない家庭が多く、集金のたびに調整や再訪問が必要となり、会計担当者の負担が大きい。
 ・上記の状況は当地区だけでなく、他のエリアでも共通していると思われる。
【ご要望】
 市が主導して、以下のようなキャッシュレス決済システムや IT サービスの導入・推進をご検討いただきたいです。
 ・QRコード決済等による町内会費・自治会費の納入方法の整備
 ・Yumicom 等の自治会向けプラットフォームの導入支援
 これにより、会計事務の負担軽減に加え、若い世代の参加意欲向上にもつながると考えております。
 高齢化が進む中、IT サービス導入のハードルがあることは承知しておりますが、現行のままでは地域コミュニティの維持が困難になる恐れがあります。

■課題2:校区の球技大会・運動会の運営負担
 地域の球技大会や運動会では「各自治区から○名ずつ選出する」よう要請があるものの、以下の問題が生じています。
 ・自治区ごとに高齢化が進み、参加者を確保できず、一部の家庭に負担が集中している。
 ・弁当手配や助成金分配など運営に関わる雑務が発生し、町内会活動に過度な負担がかかっている。
 【ご要望】
 ・大会を開催するのであれば、主催者側にて参加者の確保や昼食の手配などを行っていただきたい。
 ・もし難しい場合には、大会の中止も含めた検討をお願いいたします。
 ・私の家庭も「頼まれたから仕方なく」参加している状況であり、そもそも地域住民に参加希望者がいるのかを、市として調査・ヒアリングしていただきたいです。
 糸島での生活は自然に恵まれ、大変魅力的です。しかし、上記のように地域運営の負担感が大きいと、今後の定住や移住を検討する際のマイナス要素になりかねません。新旧世代を問わず、誰もが参加しやすく、安全・安心な地域コミュニティづくりに向けて、ご支援・ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
 以上、よろしくお願い申し上げます。

回答要旨

市としましても、地域活動における負担感を軽減することは、自治会活動を持続可能なものとするうえでも大切であると考えています。
いただいた2点のご意見に関しては、地域の自治会もしくはお住いの校区の校区運営委員会等(以下、校区等と言います。)の運営に関することであり、これらの団体は任意団体であることから、市は運営等に対し指示をすることができませんが、自治会活動の効率化や負担軽減に資することができるよう、働きかけを行ってまいりたいと考えています。
課題1の自治会の会計管理の非効率性については、市が直接、自治会で利用いただくためのプラットフォームを用意することはできません。しかし、会計管理に限らず自治会活動の一部をデジタル化等することで活動の効率化が図られると考えておりますので、現在行っているデジタル化に関するアドバイザーを派遣する事業の活用を促したいと考えております。
課題2の校区行事等に伴う負担については、校区行事は地域住民の親睦などを目的に校区等が主体的に開催されているものであり、市が直接運営について指示を行うことはできませんが、いただいたご意見は校区等にお伝えし、校区等においてあり方を検討いただきたいと考えております。
引き続き、自治会活動へ参加、ご協力を賜りますようお願いいたします。

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ファクス番号: 092-323-2344

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