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「市長への手紙」に寄せられたご意見と回答(令和6年9月受付 掲載希望分)
更新日:2024年12月26日
建築物等の色彩規制について
来年夏の糸島市移住を計画しています。神在の50区画超の開発地でハウスメーカーの条件付きで計画していますが、打合せの中でこのエリアは市の規制で黒色の外壁が駄目と聞きました。ピンクや緑、黄色といった過激な色の規制は環境に調和しないと理解できますが、最近流行りの黒色がだめというのは、納得いかず計画を進めるのを躊躇しています。時代に合った早急な見直しを期待します。
回答要旨
神在で約50区画の開発が行われる地区(神在立毛地区)は、市街化調整区域であり、本来は住居の建築等、市街化を抑制すべき区域ですが、特例的に市街地と農地の緩衝帯として機能する地区として、都市計画法に基づき都市計画審議会の議を経て一定のルール(地区計画)を定め、居住機能を許容することとしています。
そのため、この地区は、周辺の農業環境に調和した低層住宅地の形成を図るとともに、菜園活動を通して農業への理解等を増進する地区としています。
お尋ねの建築物等の形態意匠の件ですが、前述の趣旨を踏まえ、建築物の屋根、外壁等と周辺との調和を図るため、明度や彩度等に基準を設け、一定の数値内にしていただくこととしていますので、何卒ご理解をお願いいたします。
療育施設の設置について
自閉症で中度知的障害のある3歳の息子を育てています。
1歳で指摘され、療育に通っていますが、施設が足りなさ過ぎて、多くて月2回しか通えません。
同じ障害でも隣の福岡市には療育園があり、毎日療育を受けられる福岡市の子とはどんどん差が開いています。
療育は週2以上通わないと意味がないと言われています。
療育で小さいうちから訓練すると将来の選択肢が広がりますが、糸島に生まれた子は療育の機会が与えられず、ほとんど伸びないまま、人から避けられ蔑まれて生きて行く未来しか見えません。
また、理解のある保育園も少なく、異常だから退園してくれと言われ、転園を繰り返しています。
児童発達支援施設もありますが、療育ではなく預かりがメインです。
福岡市に引っ越せば良いのですが、金銭的な問題もあり、なかなか難しいです。
どうか糸島市に生まれた子にも療育の機会を与えてください。
療育園を作ってください。お願いします。
回答要旨
ご要望にありました療育園の設置について、本市では、令和7年度末までに児童発達支援センターを整備することとしています。
この児童発達支援センターは、地域における障がい児支援の中核的役割として、「幅広い高度な専門性に基づく発達支援・家族支援」、「地域の障がい児通所支援事業所に対する助言機能」などを担います。通園を希望するすべての障がいのある児童がこの施設に通うことはできませんが、上記機能を発揮させることで、地域全体の障がい児支援の質の向上を図りたいと考えています。
もし、お子さんの療育や今後の支援についてご心配なことがありましたら、糸島市障がい者基幹相談支援センターにぜひご相談ください。