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「市長への手紙」に寄せられたご意見と回答(令和6年4月受付 掲載希望分)
更新日:2024年5月22日
子どもの医療費について
中学生の子供を持つ親です。
福岡の病院で勤務しています。
そこは、福岡県内から子供が来る病院です。糸島市だけ、なぜ、中学生までしか医療費が免除にならないのか、又、福岡市の様に医療費の金額が安くならないのか理由を教えて頂きたいです。新市役所の工事も必要な事かも知れませんが、もっと子育てをし易い環境作りは大切だと思います。
糸島の若い方の人口を増やすためにも、本当に考えて頂きたいです。
回答要旨
病院を受診したときに病院受付で支払うお金(医療費自己負担額)には福岡県内で統一された基準がありますが、福岡市の「自己負担上限額500円、高校生世代まで対象拡大」のように、自治体によっては独自のサービスを行っているところもあります。しかし、自己負担額の助成拡大や助成対象の範囲拡大をするには、拡大した分だけの財政負担が伴います。
「子育てをしやすい環境」の一助となるよう、糸島市でも独自サービスとして高校生世代まで対象を拡大した場合など、様々な場合で試算を行っていますが、その財政負担は大きく、子ども医療費助成制度については現状維持(中学生世代まで)となっています。
市としての政策を検討する場合は、子ども医療費助成制度などの子ども・子育て分野だけでなく、高齢者や障がい者の分野、公園や道路整備、ゴミなどの生活環境の分野、農林水産業や観光の分野など、まちづくりを総合的に考え、財政面、緊急性など優先順位を判断しています。
特に財政面は慎重な判断が必要であり、次世代の子どもたちに借金をできるだけ残さないよう、糸島市の健全経営に努めているところです。