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「市長への手紙」に寄せられたご意見と回答(令和5年12月受付 掲載希望分)

更新日:2024年1月15日

公園について

公園整備に関して数ヶ月前にも意見をさせていただきましたが、先月の別の方が出された同様の意見への回答を見て対策がズレていると感じましたので改めて意見をお送りさせていただきます。
市民が求めているのは駐車場や遊具、広場などが充分に整備された、幅広い世代が集まるような憩いの場としての大きな公園です。
市は糸島運動公園や丸太池公園の整備、各地域の小規模な既存公園の遊具新設をしているという回答でしたが求めているのはその程度のものではありません。糸島運動公園の新設には期待していましたが、遊具も広場も中途半端でがっかりするレベルです。しかも既に芝生広場は荒れており手入れが行き届いていません。また、点在する遊べないような小さな公園に遊具を新設して何の意味があるのでしょうか。
ぜひ周りの自治体にどのような公園があるか見てきてください。福岡市はもちろん、春日市、大野城市、唐津市、福津市、古賀市、太宰府市、新宮町などどこにでも大きな公園がありますが、糸島市にはなぜかありません。この市政の不作為をどう思われますか?今後、大規模な公園を整備する考えはありませんか?市長のご見解をお聞かせください。糸島市の発展、活性化のために市民のニーズをしっかりと捉えた市政を期待しています。

回答要旨

前回に引き続き公園整備へのご意見を賜り、ありがとうございます。
糸島市の公園整備について、大規模な公園整備、遊具の設置、老朽化施設の更新など、市民の皆様から様々なご要望をいただく中、限られた財源の中で、令和5年7月に開園した糸島市運動公園をはじめ、各地域の拠点的公園への遊具の設置など、市民のご意見を踏まえながら計画的に実施しているところです。
ご要望の駐車場や遊具、広場などが充分に整備された、幅広い世代が集まるような憩いの場としての大きな公園の整備については、運動公園の整備が完了したばかりであり多大な費用を伴うことから、現在のところ計画はございません。ご期待に沿えず申し訳ございませんが、理解いただきますようお願いします。
なお、糸島市運動公園の芝生広場の管理については、適切な状態を保てるよう努めてまいります。
また、福岡市の海の中道海浜公園は国営で、春日公園については県営公園であり、それぞれ地域の実情が異なることも併せて、ご理解いただきますようお願いいたします。

コミュニティバスと街灯について

雷山線で有田から利用していますが最近8時30分~17時0分までの定時運行が無くなりオンデマンドバスに運行が変更されていました。
私の職場は天神、大学生になる娘も福岡市内へ通学しています。
働き方改革の一環で勤務時間も多様化していますし、大学生の講義も必ずしも朝からではありません。
そんな中このオンデマンドバスでは使い勝手が悪く利用出来ません。
利用想定は誰をターゲットにしているのでしょうか。

市役所担当部署に問い合わせをしましたが利用者が少ないから採算が取れないという回答でした。(しかも他人事のように)
私が住んでいる有田中央近辺でも新築がここ数年増加しており、市外からの移住者も増えていると思われます。そしてその多くが子育て世代です。
糸島は自然が多く住みやすい街と思われています。そこは間違いありません。しかし住みやすい街の定義はそれだけではないのです。
そこで要望というかご提案です。

>路線区間の見直し
1路線が長すぎます。人口の多い地域(定刻運用)とそうでない地域(オンデマンドバス)で運用を分けてはいかがでしょうか。
仮に雷山線で言えば前原駅から有田・平原辺りまではこれまでの定刻運行、そこから先はオンデマンドバス運行で運用を分けるなど。定刻本数について増やせないのは採算性の観点から理解できますがせめて1時間1本は欲しいところです。

ついでの要望
>街灯をもっと増やしてほしい
とにかく夜の道が暗すぎます。防犯の観点からもっと街灯を増やしてほしいです。
子供・娘を持つ親は心配です。

理想と現実とよく言われますが糸島移住が理想とすれば現実がこういった面になるかと思います。住みやすい街作りを目指されるのであればこういった環境面の整備を進めない限り移住はリスクとなり現役世代は糸島に来ません。人口が増えなければ税収も増えない、予算が無いから環境整備も進まないという悪循環になります。
観光アピールもよいですが市民が本当に住みやすい街と感じなければ意味がないのではないでしょうか。

回答要旨

先日「市長への手紙」にご投稿いただきました内容について、まずはコミュニティバスについて次のとおり経過・状況と市の考えをご説明いたします。
本市内のバスは運行事業者である昭和自動車株式会社が運営していますが、バス利用者の低迷、運転手の不足や燃料費の高騰等により既存の路線を維持することが非常に困難となっていました。
経営難による減便や路線廃止を防ぎ、市民の交通手段を維持するために、市では運行事業者に対し赤字補填を行っている状況です。
市と運行事業者では、長い期間、利用者増加の取り組みやコスト削減に取り組んでまいりましたが、路線バスは、ダイヤやルートが不便、バス停まで遠い等の理由から利用者が増えず、収支が悪化、さらにサービスが低下する悪循環が発生し、赤字補填も限界に近づいてきました。
令和3年にこれを少しでも改善し、悪循環から脱却するため、オンデマンドバスへの転換を開始しました。
オンデマンドバスは、運行エリア内の住宅地等にも複数バス停を設置することで、今までバス停が遠くて利用できなかった方にも利用できるようになります。そのため、日中の高齢者等交通弱者の買い物や通院を支援することが可能となります。また、利用者が利用する時間を選択できるため、様々なニーズに対応した運行が可能となります。
定時運行の路線バスとは使い勝手が違いますが、平日の日中であれば通勤通学にも利用いただけ、14日前から連続で予約することも可能です。ぜひ、ご利用いただきたいと考えております。
また、バス運行についていくつかの具体的なご提案ありがとうございます。頂いたご意見につきましては運行事業者と共有させていただきます。
限られた財源の中で、市民の満足度を向上させるための公共交通確保を考えていますのでご理解お願いいたします。
最後に、利用者あってのバスになりますので、今後ともバスを乗り支えていただくとともに、ご家族・ご近所にもお声かけいただき、バス路線の維持・発展にご協力いただきますよう心よりお願いいたします。

次に、防犯灯の設置について回答いたします。
防犯灯につきましては、各行政区から設置申請書を提出していただき、設置の必要性を判断して、随時設置しています。なお、基本的には、既存の電柱に設置することとしています。
また、防犯灯電気料金の支払いにつきましては、設置した年度は市で全額負担しますが、次年度以降は、各行政区でお支払いいただくこととなります。各行政区で電気料金の負担が増加することにもなりますので、設置の要望がある場合は、まず行政区長へご相談ください。(国道や県道沿いに設置する防犯灯については、次年度以降も市で電気料金を負担します。)
なお、年間防犯灯電気料金の3分の2は市から補助金を交付しています。
行政区長の連絡先等が不明な場合は、危機管理課へ相談いただければ、その旨を行政区長へお伝えします。

糸島市の学習環境について

僕は糸島市の学生の学習環境を良くする取り組みとして3つの提案をします。
1,糸島市の図書館に使い終わった参考書を寄付できる仕組み
2,学校に自習室を設ける制度
3,有名講師を呼んで伊都文化会館にて学校内容の授業をしてもらうイベントの開催
これらの取り組みを行うことで糸島に住む学生の才能を必ず拾えると思います。
そして、日本を引っ張る人材がこの糸島から輩出されると思います。

回答要旨

ご提案1:糸島市の図書館に使い終わった参考書を寄付できる仕組み
(回答)
糸島市立図書館では、本の収集や管理についてきまりに基づき行っています。そのきまりは、「糸島市立図書館資料収集方針」と言います。このきまりの方針では参考書の所蔵を行うとはしていません。
本の寄贈はいくつかの条件の下で受け入れていますが、書き込みのあるものや、状態のよくないものは残念ながらお断りしております。使い終わった参考書ですと、学習の際に書き込みがなされているものもあり、貸し出し用図書としては採用できないものも多いと思います。
また、参考書は、数多くの出版社から出ており、その数も計りしれません。図書館のスペースの問題もあります。
これらのことから、糸島市立図書館としては、使い終わった参考書の寄付を受けることは考えておりません。

ご提案2:学校に自習室を設ける制度
(回答)
本市の各小中学校においては、現在、学校図書館、または各教室が自習室の役割を果たしていると考えています。
自習室を設置したと仮定して、利用する時間について考えてみますと、基本的には授業が行われていない時間となりますので、朝の時間、放課後の時間、休み時間、長期休業期間中等になることが予想されます。それらの時間で活用することになりますので、自習室を新たに設置しなくとも、学校図書館または各教室がその役割を十分に果たすものと考えています。
これらのことから、現段階では学校に新たに自習室を設置することについては考えておりません。

ご提案3:有名講師を呼んで伊都文化会館にて学校内容の授業をしてもらうイベントの開催
(回答)
本市では、11月1日付近にて、教育の日イベントを開催しております。そのイベントにおいて行う催しのアイデアの一つとして検討させていただきます。
授業という形になってしまうと、内容に応じて対象者が限られてしまうところがありますので、学習の進め方や学びのおもしろさ等、より多くの対象者が参加できるようなものをテーマに設定するとよいと考えます。そのテーマに沿った授業を行うような、双方向のやりとりがある講話形式での開催も視野に入れて、次年度のイベント内容の際に検討させていただきます。

最後になりましたが、糸島市にある課題を捉え、解決のために考えを整理、提案していただきありがとうございました。残念ながらご提案すべてにお応えできませんでしたが、ご自身が生活している糸島市をよりよくしていこうと考えられていること、大変嬉しく存じます。今後も学習に一生懸命取り組んで、様々なことに関心をもち、前向きな提案ができる人へ成長されることを願っています。

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行政改革推進係
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