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「出張 月形市長室」を始めました
更新日:2023年3月20日
「出張 月形市長室」とは
今年度から新たにスタートした「出張 月形市長室」。
この取り組みは、市の情報収集機能の強化を図るため、市長自ら市民の皆さんと直接懇談し、生の声を聴いて、今後のまちづくりに生かしていくもので、市長がテーマを設定し、関係者の皆さんに参加していただきます。
いただいた貴重なご意見は、市でしっかり検討し、今後のまちづくりに生かしていきます。
第1回のテーマ「子どもを産み育てる環境」(令和4年11月5日開催)
子どもを産み育てる環境の充実に向け、子育て世代の皆さんから、出産に関する考えや課題、子育ての現状など、経験を踏まえた多くの意見を伺いました。
主なご意見
- 子育て支援を充実して、子どもをもう一人生みたいと思える糸島市にしてほしい。
- 子育てにはお金がかかる。検診費用などのサポートがあれば助かる。
- 訪問型産後ケアがあれば、精神的にも助かるママさんは多いと思う。
- 公園の遊具を充実してほしい。
- 第3子優遇制度を、企業主導型保育所にも適用してほしい。
第2回のテーマ「選挙への関心が高まる取組」(令和4年11月30日開催)
若者の選挙への関心を高める取組や、投票率アップに向けた取組につなげるため、高校生や大学生、若手社会人から、選挙への率直な考えや意見を伺いました。
主なご意見
- 政党や候補者を選ぶための情報が足りない。「知らないから行かない」という人も多い。
- 情報発信の手段として、もっとSNS等を活用した方がいい。
- 高校生や大学生は、周囲の人に影響されやすい。互いの声かけや、SNS等による呼びかけなど、何かきっかけがあれば芋づる式に広がっていく。
- SNS等で電子投票ができれば、投票する人も増える。
- コンビニや駅など、通勤や買い物のついでに投票ができるといい。
- 飲食店やスーパーの選挙割などがあれば、選挙に行きたいと思う人もいる。
- 学生からすると、子育て施策はもう少し上の世代。就労支援など、学生に直接関わる施策であれば自分のこととして考える。
第3回のテーマ「糸島の農林水産業の未来」(令和5年1月23日開催)
ブランド糸島を支える農林水産業を持続可能なものにしていくため、新規就業者や若手担い手から、糸島で農林水産業を営む魅力や現状、課題などを伺いました。
主なご意見
- 林業に携わっているが、地元糸島の豊かな自然に囲まれていると、リフレッシュでき、喜びと幸せを感じる。
- 農業や漁業は、やり方次第でいくらでも可能性がある業界であり、やっていて楽しい。
- 輸出をしっかり考えるべき。直売所や市場頼みではなく、マーケットを拡大し、大きな商圏で見ていくことが今後大事になってくる。
- 後継者を探している農家と新しく糸島で農業を始めたい人のマッチング制度を推進してほしい。
- 木がかかった危険家屋の木の処理に補助を考えてほしい。地域の困りごとを解決しながら、林業の仕事にもなる。
- 担い手対象のセミナーや若年農家の討論会などにより、担い手世代を成長させていかなければ、糸島のブランド価値の低下を招く。
第4回のテーマ「糸島スタイルの新たな生活・働き方」(令和5年2月14日開催)
糸島で新たな働き方を実践している人や起業・創業を支援している人から、移住・起業などの現状やニーズ、課題などを伺いました。
主なご意見
- 糸島は自然や食が豊富なイメージがあるが、人の距離の近さも魅力である。
- 「衣食住」ではなく「居食遊」が近ければ、糸島はもっと魅力的な場所になる。
- 子どもたちが身近な自然を体験できる仕組みづくりを考えてほしい。
- 九州大学との連携やベンチャー企業の誘致など、新しい会社が生まれる仕組みや支援制度があるといい。
- テレワークをしているが、大都市の高賃金の仕事ではなく、賃金が安くても、糸島で糸島の仕事をしたい。
- 市内の事業者にテレワークの価値を理解してもらい、テレワークを受け入れる企業を増やしてほしい。
- 地域のリーダーになる人や糸島でチャレンジしたい人など、糸島市として、来てほしい人に来てもらう発信をしていくべき。
- 商店街の店舗を行政が借りて、無料で使用させるような仕組みがあるといい。
- 先輩起業家による経営サポートなど、他自治体の事例を参考に、糸島版として実行してほしい。