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糸島市×九州電力福岡支店による「持続可能なまちづくりに関する包括連携協定」を締結しました
更新日:2022年7月28日
持続可能なまち糸島の実現をめざして、「持続可能なまちづくりに関する包括連携協定」を締結しました。
糸島市(市長:月形 祐二)と、九州電力株式会社 福岡支店(執行役員福岡支店長:上妻 正典。以下、「九州電力」という。)は、相互の能力、技術等を活用しながら、持続可能なまちづくりに取り組んでいくため、「持続可能なまちづくりに関する包括連携協定」を締結しました。
写真は、2022年7月26日に糸島市役所(福岡県糸島市前原西1-1-1)で協定を締結したところです。
左:九州電力株式会社福岡支店 上妻正典 支店長、右:糸島市 月形祐二 市長
1 協定締結に至った背景
国は2050年のカーボンニュートラルを宣言し、脱炭素社会の実現に向けて取り組みを進めています。
糸島市においても、脱炭素社会の実現に向けて2022年1月に「糸島市地域再生可能エネルギー導入戦略」を策定し、再生可能エネルギーの導入強化など、カーボンニュートラルに向けた取り組みを進め、持続可能なまちづくりを実現していくこととしています。
この戦略推進のための協議会の立ち上げに向け、九州電力に参画いただき、施策の実証・実装に向けた検討にあたり、専門的な助言をいただきたいと考えています。
一方で、九州電力は、「九電グループ カーボンニュートラルビジョン2050」(2021年4月公表)において、エネルギー需給両面の取組みとして、「電源の低・脱炭素化」と「電化の推進」を加速させることとしています。
また、九州を事業基盤とする企業として、「九州の発展なくして、九電グループの発展なし」という考えのもと、地域・社会の持続的発展の貢献するため、自治体や地域と一緒になって課題解決に取り組んでいます。
このような背景のもと、糸島市と九州電力がそれぞれの能力や技術、ノウハウ等を出し合い、本市の地域課題の解決に向かって取り組んでいく主旨のもと、「持続可能なまちづくりに関する包括連携協定」を締結する運びとなりました。
2 連携協定締結日
2022年7月26日(火曜日)
3 連携協力の内容
糸島市の持続可能なまちづくりに向けて、以下の取組みを進めていきます。
具体的な取組み内容および実施方法については、糸島市と九州電力で協議のうえ決定します。
1 カーボンニュートラルの推進に関すること
(1) 再生可能エネルギー導入促進に向けた協力
(2) カーボンニュートラルの実現に向けた諸施策検討での協力
(3) 住民・事業者の温暖化対策に関する意識醸成やCO2削減支援策での協働
2 地域の交流と学びの機会の拡大に関すること
(1) 地域コミュニティ活性化への支援
(2) 次世代層を中心とした環境教育の実施
3 先進的な技術を活用したまちづくりに関すること
(1) 「デジタル田園都市国家戦略」の実現に向けた取組みへの協力
(2) ICTを活用した地域課題の解決に向けた取組み
4 防災力強化に関すること
(1) 地域の防災力向上に向けた取組みの検討・実施
(2) 集中豪雨災害等による避難期間長期化に備えた避難所機能の強化
5 前各号に掲げるものの他、地域課題の解決や地域の活性化に関すること