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糸島市食生活改善推進会の取組を取材しました!

更新日:2026年2月13日

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地域に密着した食進会が続ける、キャップ集め、食品寄付、食事提供

糸島市食生活改善推進会

  • 会長    野口 邦子さん
  • 副会長 樋口 泰吉さん
  • 会計  伊藤 規子さん

糸島市食生活改善推進会(食進会)は、地域の食習慣づくりを目指し、食生活の改善を推進するボランティア団体です。「私たちにできることは何だろう?」という問いかけから始まったSDGsへの取り組み。エコキャップ運動、フードドライブ、食事提供イベントへの協力など、身近なことから始められる取り組みを通じて、地域の誰ひとり取り残さない社会づくりへとつなげています。小さな積み重ねが、大きな支援になる。食進会の役員3名に、活動のきっかけや思い、そして私たちにもできるSDGs活動について伺いました。

「食進会の役員」左から伊藤さん、野口さん、樋口さん
「食進会の役員」左から伊藤さん、野口さん、樋口さん

コロナ禍の講習から始まったSDGs活動

取り組みを始めたきっかけを教えてください。

  • 樋口さん:2022年に市の健康づくり課の管理栄養士さんからSDGs講習を受けたことです。あの一年間、コロナ禍で、食生活改善推進会の活動が何もできていませんでした。
  • 伊藤さん:食進会は、市の健康づくり課と協力して活動しています。「私たちにできるSDGsの活動って何でしょう?」とみなさんに問いかけたときに、管理栄養士さんから「ペットボトルのキャップ集め」の提案がありました。
  • 野口さん:フードドライブは、糸島市社会福祉協議会(市社協)より教えてもらいました。福岡県の子育て世帯の貧困率は約20%で、子どもの10人に2人が食べるのに困っています。
  • 樋口さん:地域の食習慣づくりを目指す食進会で、「協力してやりましょう!」と始めました。
  • 伊藤さん:どちらも、私たちが身近にできるボランティア活動として取り組んでいます。

エコキャップ運動で障がい者支援と資源循環

どんな活動をしているのですか?

  • 野口さん:1つ目は、エコキャップ運動です。2カ月に1回の役員会で、協力を呼びかけます。役員9人が会員や近所伝いにキャップを集めて、次の役員会に持ち寄ります。それをまとめて、年に2~3回志摩東貝塚の障がい者支援施設小富士園へ届けています。
  • 伊藤さん:1回で45リットルの袋に2~3袋分のキャップを納めることもあります。
  • 樋口さん:小富士園さんにキャップを届けに行って、初めて作業風景を見ました。勉強になりましたね。
  • 伊藤さん:キャップを種類分けして、歯ブラシや爪楊枝を使ってきれいにしている姿を見て、これからは更にきれいに洗ってから出そうと思いました。
  • 野口さん:小富士園の施設長の山本真嗣さんによると、作業後のキャップはプラスチック製品づくりに再利用されるそうです。集めたキャップが障がいのある方の社会参加支援にもなり、SDGs目標の「8:働きがいも経済成長」、「12:つくる責任つかう責任」につながる活動だと思います。
  • 障がい者支援施設小富士園へキャップを届けた

    障がい者支援施設小富士園へキャップを届けた

  • キャップをきれいに洗う作業

    キャップをきれいに洗う作業

フードドライブで生活支援とロス削減

フードドライブでは、どんな活動をしていますか?

  • 野口さん:これも役員会で、賞味期限が1カ月以上ある未開封の食品を募ります。「持って来られないときは、取りに行きますよ」とも呼び掛けています。
  • 樋口さん:会員が隣近所の人々に伝えていけば、輪が広がっていくと思います。食進会は地域に密着していますからね。
  • 野口さん:集めた物は、年に2~3回市社協に預けています。ボランティア団体フードバンク糸島Happinessさんがそれを受け取って仕分けし、市社協や市の地域福祉課が必要とする方に提供しています。
  • 令和4年に、初めてフードドライブへ寄付した食品やマスク等の日用品

    令和4年に、初めてフードドライブへ寄付した食品やマスク等の日用品

  • フードバンクに寄付するために集まった食品

    フードバンクに寄付するために集まった食品

実際にやってみて感じた、大変さや難しさを教えてください

  • 伊藤さん:食品を集めることは、難しいですね。以前はお中元やお歳暮でもらったけれど、自分たちでは消費し切れないものをフードドライブに回す方もいたと思いますが、お中元やお歳暮のやりとりも減っています。
  • 野口さん:最近届けた食品は、以前の3分の2程度の量でした。集まる量もだんだん減ってきています。それなのに、日本全国で年間約230万トンの食品が一般家庭から廃棄されているそうです。国民1人あたりに換算すると、毎日お茶碗1杯分です。
  • 樋口さん:講習で学んだローリングストックはおすすめですね。
  • 野口さん:ローリングストックは、災害などの「もしも」に備えて普段から水や食べもの、日用品を少し多めに買っておいて、賞味期限の近いものから食べて補充する仕組みです。ローリングストックをすることで、みなさんが災害に備えることにつながります。買ったものの自分では食べない食品をフードドライブに寄付することで、支援にもなりますし、食品ロスの削減にもなりますよね。

ボランティア連携で届ける温かい食事

他にも活動していることはありますか?

  • 野口さん:3つ目の活動として、地域で行われる食事を提供するイベントで、調理を手伝っています。12月には「二丈野菜配布ぼらんてぃあ」さんが、二丈苑で生活にお困りの世帯に野菜などの食品を無料で提供するイベントがありました。ぼらんてぃあさんと連携し、食進会でだご汁を100人分振る舞いました。高齢の方から「私が子どもの時に食べていただご汁と違って、具だくさんでおいしい。ありがたいです」と感想をもらいました。地域に密着したボランティアができて有意義に感じられましたね。
  • 伊藤さん:SDGs目標の「1:貧困をなくそう」「2:飢えをゼロに」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」につながる取り組みです。

楽しく協力しながら、会員10人が3時間前から始めた100人分のだご汁づくり
楽しく協力しながら、会員10人が3時間前から始めた100人分のだご汁づくり

完成した具だくさんのだご汁。子どもから高齢者まで、多くの方に喜ばれた
完成した具だくさんのだご汁。子どもから高齢者まで、多くの方に喜ばれた

「できることを、続けること」で広がる支援

SDGsに取り組んでみて、どうですか?

  • 樋口さん:食品や食事を提供したときに、喜んでもらえることがうれしいです!
  • 伊藤さん:ほんのちょっとでも、みんなの助けになればと思って活動しています。
  • 野口さん:2030年までに達成すべき目標が17もあって、そんな難しいことができるのかなって思っていました。でも、自分ができることをすればいいんですよ。キャップを捨てずに集めるだけでもいいのです。そういう情報を周りに共有していきたいです。

集めたキャップや食品は、どこに持って行ったらいいですか?

  • 伊藤さん:キャップは、近くの食進会の会員に渡してくれればいいですし、健康福祉センターあごらやスーパーにも回収ボックスがあります。回収ボックスには、キャップ2000個でポリオワクチン1人分を支援できると書いてありました。
  • 樋口さん:2000個で1人分、もっと集めないといけないなって思います。
  • 伊藤さん:食品なども市社協で預かっていますし、フードバンク糸島Happinessさんの活動や、イオン糸島店でも定期的にフードドライブが行われています。

キャップの回収ボックス。マックスバリュ店頭の資源回収コーナーにて
キャップの回収ボックス。マックスバリュ店頭の資源回収コーナーにて

これからの活動をどのようにしていきたいですか?

  • 樋口さん:「継続は力なり」ですね。
  • 伊藤さん:人のためになるというのが、自分の活力になります。ゆっくりでも集まれば、誰かが助かりますから。
  • 樋口さん:食進会が食事を提供するイベントに、高齢の方も出てきてもらって、みんなでワイワイ言いながらおいしいものを食べて、人と会話して、健康になっていただきたいです。私自身もそうですが、家でジッとしているよりも活動していると元気がもらえます。SDGs目標の「3:すべての人に健康と福祉を」につながると思います。
  • 伊藤さん:大切なのは「できることを、続けること」。キャップを集める、自分では食べない余った食品を提供する、周りに「手伝って」と声を上げる。そんな小さな行動が、誰かを救うと思って活動を続けていきたいです。
活動について楽しく語り合う。食進会の男性会員は7人に増えた
活動について楽しく語り合う。食進会の男性会員は7人に増えた

【団体情報】
団体名:糸島市食生活改善推進会
設立:1968年
会員数:134名

お問い合わせ

経営戦略部 企画秘書課
窓口の場所:4階
ファクス番号: 092-323-2344

秘書係
電話番号:092-332-2111

企画調整係
電話番号:092-332-2061

行政改革推進係
電話番号:092-332-2061

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