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創価学会九州納骨堂事務局の取組を取材しました!
更新日:2026年1月23日

26年の積み重ねが育んだ信頼——多彩な活動で地域と歩む
- 創価学会九州納骨堂事務局 事務局長 比嘉邦夫さん
- 副部長 矢野英樹さん

創価学会九州納骨堂事務局の矢野さん(左)と比嘉さん(右)
可也山の中腹に位置する創価学会九州納骨堂事務局は、敷地を花見スポットとして開放するほか、小学校の遠足や消防団の訓練に場所を提供するなど、地域の活動を支える取り組みを続けています。こうした取り組みは、SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」や目標16「平和と公正をすべての人に」の達成につながっています。また、子どもたちに楽しんでもらおうとジャンボシャボン玉のパフォーマンスを行うなど、地域と協力しながらまちのにぎわいを育む活動は、SDGs目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」にも結びついています。今回は事務局長の比嘉邦夫さん、副部長の矢野英樹さんにこれまでの活動や地域への思いを伺いました。
約1000本が咲き誇る桜の名所—開かれた地域づくりを目指して
敷地開放など、積極的に地域と関わるようになったきっかけを教えてください。
- 比嘉さん 創価学会九州納骨堂は1999年に開設しました。当初は施設の性質上、地域の方が気軽に足を運ぶにはハードルがありました。しかし、地域の方々に「もっと身近に感じてもらいたい、安心して過ごせる場所にしたい」という思いから敷地の活用を始めました。花見スポットや可也小学校の遠足地、野北の消防団の訓練場所などに活用されています。
毎年、桜の季節には多くの方が訪れるそうですね。
- 比嘉さん はい。その時期は、敷地内と駐車場を一般開放しています。敷地内には約1kmにわたって桜並木が続き、約1000本の桜が一斉に咲きます。特に宣伝はしていませんが口コミで少しずつ広がり、今では糸島の桜の名所として親しまれるようになりました。地域内外から毎年3,000人ほどの方にお越しいただいています。中には朝からテントを張って一日ゆっくり過ごす方や、期間中何度も足を運ぶ方もいます。

満開の桜が敷地全体を彩る、糸島屈指の桜の名所
多くの方が訪れる中で、どのようなことに気を配っていますか?
- 比嘉さん 桜の剪定や害虫・病気への対策を日々行い、きれいに咲くようメンテナンスしています。清掃にも力を入れていて、気持ちよく見学してもらえるよう心がけています。敷地内の桜の一部は、以前の地主の方々が管理してきたものを引き継いでいます。自分の植えた思い入れのある桜が美しく咲くのを見て、元の地主の方々がとても喜んでいた姿をよく覚えています。緑を大切に受け継ぎ、次の世代につなげていくことが、地域の皆さまへの恩返しになると思っています。
20年以上の敷地提供を通じて広がる、地域のつながり
小学校の遠足受け入れについても教えてください。
- 矢野さん 2003年から20年以上にわたり、毎年可也小学校の遠足に敷地を開放しています。野外の広場から会館の中まで、子どもたちが自由に活動できるよう整えています。
子どもたちを受け入れるにあたって、どのような準備をしましたか?
- 比嘉さん 最初は当時の校長先生と一緒に危険な場所がないか敷地内の隅から隅まで約2時間半かけて確認し、安全面を丁寧にチェックしました。その結果をPTAでも検討していただき、現在に至るまで不安の声もなく安心して利用してもらっています。敷地の開放を通じて地域の活動を応援し、誰でも安心して来てもらえる場所になればと思います。
シャボン玉パフォーマンスを通じて地域とのパートナーシップを築く

子どもたちが大喜びのシャボン玉パフォーマンス
地域の子どもたちに楽しんでもらう活動もしているそうですね。
- 比嘉さん 地域の夏祭りなどに合わせて「ジャンボシャボン玉」のパフォーマンスを行っています。きっかけはコロナ禍の行動制限が解除された頃、「何か子どもたちが元気になることができないか」という思いから独学でシャボン玉液の研究を始めたことです。1年ほどかけてさまざまな方法を試しながら、少しずつ液の配合を改良していき、今では長さ10メートルを超えるシャボン玉をつくれるようになりました。

時には10メートル以上の長さにもなる「ジャンボシャボン玉」
誰もが立ち寄れる、地域の交流拠点として
その他にも取り組んでいることはありますか?
- 矢野さん 館内には、糸島市内の飲食店や観光地、イベントなどのパンフレットを集めた特設コーナーを設け、市外から来た方にも糸島の魅力を知ってもらえるよう地域の情報発信に力を入れています。
- 比嘉さん 新しいお店の情報を聞けば、自分の足で確かめに行くなど、日頃から糸島の情報にアンテナを張っています。来館した方々が、帰り際にパンフレットを手に取って「次はここに行ってみよう」と話している姿を見ると、糸島のにぎわいづくりに少しでも貢献できているのだと感じます。
- 矢野さん 来館した方々に少しでも楽しい思い出を持ち帰ってもらいたいという思いから、受付横のコーナーでは、再利用した牛乳パックと紙ストローを使った手作りの竹とんぼを無料で提供しています。竹とんぼは子どもから大人まで誰でも自由に持ち帰ることができ、昔ながらの遊びをきっかけに自然と会話が生まれることもあります。意外とよく飛ぶので、夢中になって遊ぶお子さんも多いです。
手づくりのコメント付きで思いのこもった糸島情報コーナー
地域共生を軸とした取り組みは、福岡県SDGs登録制度に登録されている
楽しい場所には自然と人が集まる―これからの挑戦
今後、地域との関わりをどのように広げていきたいですか。
- 比嘉さん 特に「ジャンボシャボン玉」は、皆さまにより楽しく遊んでもらえるよう、試行錯誤を重ねながら工夫を続けています。地元の夏祭りに参加した際も、子どもたちの「できた!」と喜ぶ姿を見ることができ、本当にうれしかったです。
子どもから大人まで、地域の皆さんが笑顔になる瞬間をつくり続けていきたいと思っています。こうした地域とのパートナーシップが、平和で公正な社会づくりの一歩になればと思っています。楽しい場所には自然と人が集まる――そう信じながら、これからも地域の笑顔をつくる活動を続けていきたいと思っています。

取材当日もジャンボシャボン玉パフォーマンスを披露してくれた比嘉さん
【企業情報】
団体名:創価学会 九州納骨堂事務局
所在地:福岡県糸島市志摩師吉1523-1
主な取り組み:地域行事への協力、敷地の公共利用開放、環境・文化活動への協力、地域情報の発信



