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株式会社スチームシップの取組を取材しました!

更新日:2026年1月15日

SDGsロゴ SDGs目標8 SDGs目標11

地域で人を育て、未来をつくる「地域の宝探しカンパニー」

  • 株式会社スチームシップ キャプテン/CEO 藤山 雷太さん
糸島ポルトのスタッフと藤山さん(前列中央)

糸島ポルトのスタッフと藤山さん(前列中央)

「地域の宝探しカンパニー」をコンセプトに、自治体のふるさと納税業務を支援する株式会社スチームシップ。同社が糸島市の業務を受託した2018年以降、糸島市のふるさと納税額は2017年の3.7億円から2024年の25.7億円となりました。地場産業に収益が生まれることで糸島の経済成長と発展を後押しし、地域における人材育成にも取り組んでいます。その活動は、SDGs目標8「働きがいも経済成長も」、目標11「住み続けられるまちづくりを」にもつながっています。今回、代表の藤山雷太さんと糸島ポルトの西田さんに、同社のSDGsにつながる取り組みについて伺いました。

「糸島ポルト」で人材を育て、地方創生を目指す

御社の事業について教えてください。

  • 藤山さん 全国24カ所にポルト(拠点)を構え、18道府県62自治体のふるさと納税業務を支援しています。返礼品の企画・開拓からWebページの制作・運営、プロモーション、地域事業者への技術支援、カスタマーサポートなどを地域密着型で行っています。ふるさと納税ツーリズムという取り組みも実施しています。

「ポルト」をつくることには、どのような意義があるのでしょうか。

  • 藤山さん 長崎県波佐見町の本社創立が2017年。2018年に2名のスタッフでスタートした糸島ポルトでは現在40名のスタッフが働いています。
    地域にポルトをつくる一番の理由は地域で雇用を生み出し、働きがいを感じてもらうことです。若者の流出を防ぎ、一方で都会へ出た若者が戻るきっかけを創出する。そしてクリエイティブな環境で生き生きと働き、地域で暮らし続けられる。ポルト開設により、プラスの循環を生み出し、地域の未来を担う人材育成に取り組んでいます。
  • 多様な人材が働く同社

    多様な人材が働く同社

  • 若年層のスタッフも多い

    若年層のスタッフも多い

インターンシップも積極的に受け入れていると聞きました。

  • 藤山さん 九州大学の学生が今は3人います。4年生の内定者に限らず、起業のために学びたいという1年生も在籍しています。
    また、大学生に限らず、ワークショップや講演会などを通じて幅広い層の子どもたちと接する機会を設けています。先日も、東京の中学生80名が修学旅行のルートとして糸島ポルトを訪れ、地域で働く魅力について学んでいきました。

そうした活動で子どもたちに伝えたいことは。

  • 藤山さん ポルトをつくる目的が「地域の未来をつくること」。それはつまり子どもを育てることに通じます。今の日本社会は、若者が都市や海外へ出ていき、地域の人口は減少しています。でも地域だからこそできることがある。その拠点がポルトなんです。糸島ポルトは前原商店街にあるので、子どもたちがよく通ります。身近な場所で大人たちが集まって楽しそうに働いている。そんな様子を見せていくことが、地域で働く選択肢を増やしていくのではと考えています。そうして成長した子どもたちが、地域を元気にして、長く住み続けられるまちづくりに貢献してくれる。インターンシップもワークショップも「地域の未来をつくる」ための投資だと思っています。

通りすがりに中をのぞく子どもたち。人々の目をひく外壁は糸島杉を使用
通りすがりに中をのぞく子どもたち。人々の目をひく外壁は糸島杉を使用

糸島のファンを増やす「ふるさと納税ツーリズム」

「ふるさと納税ツーリズム」とはどのようなものでしょうか。

  • 藤山さん ふるさと納税でそのまちを応援してくださった寄附者の方に対し、お礼の品をお送りして終わり、ではない関係性を築きたい。そこで始めたのが「ふるさと納税ツーリズム」です。ふるさと納税の本来の意義は地域を応援すること。寄附した地域のファンになってもらいたいし、遊びに来てもらいたい、と考えました。まちの魅力をしっかり伝えることができれば、糸島市の事業者の皆様の満足度にもつながり、リピーターも増えていきます。糸島市では、過去4年間にわたり「糸島市ふるさと応援寄附BOOK」という冊子を制作、糸島市に寄附してくださった方へお届けしてきました。また今年度は新たに、お礼の品に同梱する糸島市のPR冊子を制作しています。中には、寄附金の使い道、糸島の観光名所や様々な生産者の方の紹介を載せています。こうした冊子を寄附された方に届けることで、糸島の魅力に触れ、実際に足を運んでいただこうというのが狙いです。そうした関係人口の創出と拡大を図ることで、長期的に糸島市を応援してくれるファンづくりに取り組んでいます。ふるさと納税ツーリズムを定着させ、続けていくことで地域の産業・経済をサポートしていきたいです。

糸島市のPR冊子やお礼状
糸島市のPR冊子やお礼状

地域を元気に。糸島ポルトの新たな挑戦

今後、地域経済を活性化させるための取り組みはありますか。

  • 藤山さん 波佐見町ではふるさと納税ツーリズムの一環として「波佐見町への招待状」を寄附者に送り、実際にまちを訪れた人数を調べています。この「波佐見町からの招待状」企画は、寄附者と町の人々とのつながりを生み出しており、⻑期的なファンづくりが評価されて「ふるさとチョイスAWARD 2024」の大賞を受賞しました。
    糸島市でもいずれ同企画を実施していきたいです。直接訪れる方が増えれば、ふるさと納税で取り扱いのない商品も購入していただけるし、地域経済も潤う。糸島の小規模事業者や農家、クラフト作家や伝統工芸の職⼈の方々と共に、新たな販路と事業機会を創出し、地域産業の維持と発展をサポートしていきたいです。
    地域経済の活性化という視点では、新しく考えていることがあります。

どのような取り組みでしょうか。

  • 西田さん これまでお礼の品の提供という形で、糸島市のふるさと納税を支えてくださっている事業者様の発展をさらに支援したい。そこで新しく挑戦したいと考えているのが、クラウドファンディングに似た仕組みで行う「ふるさと納税3.0」です。これを実現できれば、既存事業の収益アップだけでなく、新しい事業や雇用を生むことにつながると思います。

詳しく教えてください。

  • 西田さん 例えばある事業者の方が「新規商品を開発したい」「工場から出る廃品をリサイクルする仕組みを作りたい」などやりたいことがあるとします。その新規事業やプロジェクトに賛同された方にふるさと納税を通してご支援していただきます。そしてプロジェクトが形となった際に、新商品などをふるさと納税のお礼の品としてお返しします。通常のふるさと納税とは違い、いただいた寄附金の一部が、直接事業者様の補助金になるというメリットがあります。スタートアップ企業の支援にもなりますから、糸島に新たな事業者様を誘致することにもつながると思います。
    全国の寄附者様と地域の事業者様のつながりをさらに濃いものにすることで、弊社が取り組んでいる「ふるさと納税ツーリズム」との相乗効果も期待できると考えています。

糸島ポルトの西田さん(右)と岩坪さん(中央)と打ち合わせ
糸島ポルトの西田さん(右)と岩坪さん(中央)と打ち合わせ

  • 藤山さん それが実現すれば、糸島に新たな事業を生むことになり、さらに魅力あるまちづくりを可能にします。経済成長だけでなく、糸島で頑張る事業者の皆様の働きがいや糸島に住む人々の生活につながると思います。これからのふるさと納税は事業者・返礼品の数で勝負するのではなく、重要なのは地域の魅力をしっかり伝えて「この地域を応援したい」「この事業者を支援したい」と感じてもらうこと。それは持続可能な社会の実現にもきっとつながります。「人対人」の観点を大切にして、今後も挑戦していきたいです。

【企業情報】
企業名:株式会社スチームシップ
設立:2017年
従業員数:405名(糸島ポルト 40名)
所在地:糸島ポルト/糸島市前原中央3丁目 6番地1号
主な事業:地域密着型ふるさと納税支援事業


お問い合わせ

経営戦略部 企画秘書課
窓口の場所:4階
ファクス番号: 092-323-2344

秘書係
電話番号:092-332-2111

企画調整係
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行政改革推進係
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