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令和6年度博物館講座『伊都学』

更新日:2025年3月29日

博物館講座『伊都学』 本年度の伊都学は終了しました

糸島の歴史・文化を様々なテーマから学ぶ講座です。

糸島市内外の専門家による講座を実施します。

注:受講には申込みが必要です。下記申込み方法をご参照の上、事前に申込みください。

  • 料金:300円(各回)
  • 定員:100名  注:要申込・先着順
  • 会場:伊都国歴史博物館4階研修室(福岡県糸島市井原916)

      今年度の講座(終了分)

      第1回「徳富先生の漢鏡文様基礎講座―糸島市出土鏡を中心に―」

      中国の漢の時代に作られた銅鏡を「漢鏡」といい、糸島市内で数多く出土しています。

      今回、中国鏡研究家である徳富孔一さんに、漢鏡に描かれている文様について分かりやすく解説していただきます。

      日時:令和6年6月22日(土曜日)14時から16時

      講師:徳富 孔一さん(野良考古学研究所)

       徳富 孔一さん

      第2回「一支国発掘! 最新情報」

      『魏志』倭人伝シリーズのトップバッターは「一支国」。

      現在の長崎県の壱岐島にあったとされる国で、弥生時代に南北交易の拠点として栄えていたことがわかっています。

      今回は、長崎県壱岐市で発掘調査や一支国博物館の展示に深く関わってこられた松見裕二さんをお迎えします。

      当時の壱岐国のようすや、最新情報を解説していただきました。

      日時:令和6年8月3日(土曜日)14時から15時30分

      講師:松見 裕二さん(壱岐市教育委員会)

       松見 裕二さん

      第3回「末盧国発掘!最新情報ー『魏志』に載らない末盧の実態に迫るー」

      伊都学『魏志』倭人伝シリーズ講演会の第2弾のテーマは「末盧国」。

      いまの佐賀県唐津市にあったという国です。

      昔から、桜馬場(さくらのばば)遺跡や宇木汲田(うきくんでん)遺跡の存在から、重要な地域として知られており、近年の調査で新たな特徴も明らかにされようとしています。

      今回は、唐津市で発掘調査に深く関わってこられた立谷聡明さんをお迎えします。

      当時の末盧国のようすや、最新情報についてわかりやすく解説していただきました。

      日時:令和6年9月1日(日曜日)14時から15時30分

      講師:立谷 聡明さん(唐津市教育委員会)

       立谷 聡明さん

      第4回「奴国発掘!最新情報ー奴国王とテクノポリスー」

      伊都学『魏志』倭人伝シリーズ講演会の第3弾は「奴国」。

      いまの福岡県春日市・福岡市にあった国です。

      昔から、王墓とされる須玖岡本(すぐおかもと)遺跡や、青銅器生産関連遺構の存在から重要な地域として知られています。

      また、近年の調査の進展に伴い新たな特徴も明らかにされようとしています。

      今回は、春日市で発掘調査に深く関わってこられた井上義也さんをお迎えしました。

      当時の奴国のようすや最新情報について、わかりやすく解説していただきました。

      日時:令和6年9月21日(土曜日)14時から15時30分

      講師:井上 義也さん(春日市教育委員会)

       井上 義也さん

      伊都学の2~4回目は、中国の歴史書である『魏志』倭人伝に関連するクニグニをテーマに講演会を開催。

      それぞれの発掘調査に深く関わって来られた講師陣をお迎えしました。

      第5回「福岡県の近代化と明治・大正期の糸島地域」

      明治時代には、製鉄・製鋼、造船、石炭産業という重工業分野の産業化が急速に進みます。

      その中で、石炭の輸送のため日本各地で鉄道や港の整備が進められました。

      糸島地域でも未完に終わったものの、鉄道と港の整備の構想がありました。

      本講座では、当時の福岡県内における世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の概要と、明治・大正期の糸島地域の姿について分かりやすく解説いただきます。

      日時:令和7年2月24日(月曜日・休日)14時から15時30分

      講師:原口 大輔さん(九州大学附属図書館付設記録資料館 准教授)

       原口 大輔さん

      第6回「上鑵子遺跡 調査の成果と今後の展望」

      1994年から翌年にかけて発掘調査が行われた上鑵子遺跡(有田)の発掘調査では、弥生時代~奈良時代の集落が発見されました。

      なかでも多くの考古学者を驚かせたのは1500点におよぶ弥生時代の木製品です。
      農工具、漁具、紡織、祭り、食事、住まいなど、当時の人々の暮らしぶりを伝える多様な木製の道具たちは知られざる伊都国人の生活くらしに光を当て、その豊かなくらしぶりをはじめて明らかにするとともに、歴史的に重要な多くの発見もありました。

      伊都国人の顔が刻まれた木板や木偶、わが国最古の背負子など。今や当市を代表する文化遺産として市の文化財に指定され、毎年、全国各地の博物館・美術館などに出品されて伊都国の歴史を伝える大事な語り部として活躍しています。

      本講座では、同日より開催される企画展「今、よみがえる伊都国人の暮らし 上鑵子遺跡 発掘30年記念」に関連し、遺跡の発掘調査30周年を記念して調査の足跡をたどるとともに、発見された様々な資料とともにその成果を振り返ります。

      日時:令和7年3月29日(土曜日)14時から15時30分

      講師:岡部 裕俊(伊都国歴史博物館館長)

       岡部裕俊(伊都国歴史博物館館長)

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