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地魚をこれからも「志摩の海鮮丼屋」
灯台もっと暮らし
まちづくりの拠点を目指し令和2年4月から新たにスタートした可也コミュニティセンター。
情報発信のツールとして、広報誌(しまてらす だより)も内容をリフレッシュし、新コーナー“灯台下暗し”を連載していす。
ホームページでは“灯台もっと暮らし”として公開していきます。
可也校区のまだまだ知られていない、生活に役立つお店・心豊かになる場所・一生懸命に頑張っている人等にスポットをあて、校区の良さをアピールするコーナーです。
第33回 「志摩の海鮮丼屋」(令和5年3月)
第33回目は、地魚をこれからも「志摩の海鮮丼屋」 馬淵 崇さん
イオン糸島ショッピングセンター敷地内にある「志摩の四季」の中に「志摩の海鮮丼屋」がありますが、その責任者が馬淵崇さんです。
馬淵さんは、九大農学部卒業後、いったん農業土木コンサルに就職され、農業施設計画づくりのため全国や海外を飛び回っておられましたが、現場をもっと知りたいと大学の研究室に戻られ、体験イベントや加工品開発に携わられました。
その後、「株式会社いとしのいとしま」を設立され、2011年に「志摩の海鮮丼屋」を創業されました。
お店では「地元で捕れた魚だけで作る海鮮丼」をモットーに10年が経過したところです。(2023年現在)
馬淵崇さん
現在では、「地魚のおいしさをもっと広げたい」と筑前前原駅前で「駅前のバル」と「駅前の魚屋さん」を営業し、井田原で「地魚ラボ」という加工場を運営されています。
一方、温暖化などの影響から、糸島でも魚が捕れなくなるなど資源枯渇を実感する状況の中で、「うまい魚をこれからもずっと食べられる社会を残したい」との思いから「地魚BANK」という活動を立ち上げられました。
これは、消費者も地魚を食べることから始まり、そのおいしさを伝え、イベントなどの体験をし、ファンを増やしていくことで地魚の価値を高めようとするプレーヤーを増やしていこうというものです。
志摩の四季 海鮮丼
筆者は、糸島は魚がおいしい所と自慢し、これからも普通に食べられるものと思っていましたが、地魚の減少は認識すべきことだと思いました。
皆さんも、まずは食べて地魚のおいしさを感じてもらい、よろしければ「地魚BANK」への登録をお願いします。
最後に、馬淵さんは、糸島の漁業や農業の魅力を様々な体験を通して感じられる「新たな拠点づくり構想」を語られるなど、今後の益々のご活躍に期待したいと思います。(松本)
志摩の海鮮丼屋
糸島市志摩津和崎33-1
毎週水曜日定休日