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電話番号 092-327-・・・・
灯台もっと暮らし
まちづくりの拠点を目指し令和2年4月から新たにスタートした可也コミュニティセンター。
情報発信のツールとして、広報誌(しまてらす だより)も内容をリフレッシュし、新コーナー“灯台下暗し”を連載していす。
ホームページでは“灯台もっと暮らし”として公開していきます。
可也校区のまだまだ知られていない、生活に役立つお店・心豊かになる場所・一生懸命に頑張っている人等にスポットをあて、校区の良さをアピールするコーナーです。
第32回 「電話番号の歴史」(令和5年2月)
第32回目は、電話番号の歴史
古い荷物を整理していると、電話番号が記載されている昭和時代の荷物が出てきた。「09202-7-○○○○」。
現在使用されている「092-327-○○○○」しか知らない筆者は少し驚いた。
電話は、糸島地区では明治43年から普及し始めたそうですが、当時、電話は高価なもので、可也校区内でも昭和30年時点でも、電話加入は施設・店舗など16カ所でした。
昭和41年、通信技術の進展で、志摩町も電話交換方式から「ダイヤル式全国即時通話」となりました。
このダイヤル式を記念し、可也小学校で志摩町と東京や大阪(町長⇔志摩出身の中村衆議院議員、親⇔就職した子、可也小児童⇔転校した同級生など)を電話で結ぶ式典「ふるさと通話」が行われたそうです。
時代が進み、さらに電話の需要の高まりで加入が増え、昭和44年、可也・桜野・貝塚は「09202-7-○○○○」、貝塚を除く引津は「09202-8-○○○○」と、市外局番・電話番号が割り当てられました。
現在の「092-327-○○○○」の電話番号は平成元年8月に、変更になったようです。
ふるさと通話の記念式典は、電話のかけかた教室や、無料通話コーナーなどもあり、電話越しに糸島の方言丸出しの会話で、懐かしさと嬉しさで喜びや涙の声で盛会だったそうですよ。
電話番号にも歴史があることが分かりました。(櫻井)