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メカニックから製作者へ!「BIRTH ENGINEERING」

灯台もっと暮らし

まちづくりの拠点を目指し令和2年4月から新たにスタートした可也コミュニティセンター。

情報発信のツールとして、広報誌(しまてらす だより)も内容をリフレッシュし、新コーナー“灯台下暗し”を連載していす。ホームページでは“灯台もっと暮らし”として公開していきます。

可也校区のまだまだ知られていない、生活に役立つお店・心豊かになる場所・一生懸命に頑張っている人等にスポットをあて、校区の良さをアピールするコーナーです。

 

第8回「メカニックから製作者へ!」(令和2年12月)

第8回目は、“「BIRTH ENGINEERING」(バースエンジニアリング) 福田大介さん”

皆さん、リムジンってどんなふうに作られているか知っていますか?
「リムジン」は、乗用車で、運転席と客席の間に仕切りのある型式で、空港の旅客を送迎するバスのことを指します。

一般的なリムジンのイメージといえば、葬儀会社の霊柩車、結婚式場で新郎新婦を乗せたり、大金持ちの人が乗っているのをテレビで見たりします。
今回は馬場にお住いの福田大介さん(44歳)をご紹介します。

バースエンジニアリング 福田さん

福田大介さん


3年前に福岡市から現在の馬場に転居され工場も構えてあります。
元々整備士だった福田さんでしたが、整備の作業より新しく作り出す、生み出すことに魅力を感じ、社名でもある「BIRTH ENGINEERING」(バースエンジニアリング)を立ち上げました。

工程としては、簡単に言えば、

  1. 車を準備切断
  2. ストレッチ(伸ばす工程)
  3. 加工
  4. 塗装
  5. 完成

となりますが、完成となるまで2から3か月、長いもので半年ほどかかります。
何せ新車をスパッと切断して、既製品がないので全長を伸ばす部分の部品から手作りしないといけません。
福田さん曰く寸法出しの工程が一番難しくとても神経を使うそうです。
イタリア製のジグ(修正機)を使いミリ単位の作業をしています。
そのほか金属加工もされていて、人に頼まれたら小物類や棚、オブジェなども作ってあるそうです。

バースエンジニアリング リムジン写真

バースエンジニアリングのリムジン


これからの展望をお聞きしたところ、
「オンラインで小物類や棚などを販売してみたいです。ワークショップの開催も検討しています」
と語ってくれました。

とにかく、九州・福岡で3社ほどしかないリムジン製造会社なので半年先まで注文が入っていて、手が回らないのが現状ですが、従業員1名と力を合わせて日々頑張ってありました。
ものづくり職人の熱い魂を感じることが出来ました!


バースエンジニアリング
糸島市志摩馬場571-1

(佐田)