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前千竹工房

灯台もっと暮らし

まちづくりの拠点を目指し令和2年4月から新たにスタートした可也コミュニティセンター。

情報発信のツールとして、広報誌(しまてらす だより)も内容をリフレッシュし、新コーナー“灯台下暗し”を連載していす。ホームページでは“灯台もっと暮らし”として公開していきます。

可也校区のまだまだ知られていない、生活に役立つお店・心豊かになる場所・一生懸命に頑張っている人等にスポットをあて、校区の良さをアピールするコーナーです。

 

第2回「前千竹工房 前田 享さん(84歳)」(令和2年6月)

第2回目は、“「千成」の大将から「竹工房」の大将へ!! 前田亨さん”

言わずと知れた、元「やきとり千成」大将の前田さん。
昭和51年から30年以上「千成」ののれんをかけてこられました。
昔からダンディな前田さんでしたが、今も年齢をお聞きするとびっくりするくらいお若く、お元気にされていました。
若さの秘訣を聞いてみると、その秘密は前田さんの趣味にあるようでした。

昭和から平成へと変わるころ、お店に来ていたお客様との会話をきっかけに竹細工を始められたそうです。
「千成」を引退されてからは、本格的に竹細工に没頭されていきました。

10月になると、1年分の竹細工用の孟宗竹を仲間といっしょに300本ほど切り出してくるそうです。
1ケ月ほど乾燥させたあと、油抜きの工程を経て様々な作品へと姿を変えていきます。

現在、「長糸竹細工同好会」と、健康福祉センターふれあいで活動されている「竹細工研究会」で竹かごやしょうけなどあらゆる作品を手掛けています。
また、地元の人からの依頼で、野菜や花を入れるかごを作って忙しい日々を送ってあります。

前田さんが作る作品を待っている人がいるから、今日もご自宅の工房で心を込めて竹を編んでいらっしゃいます。
旧志摩町役場の横にある『いとしま応援プラザ』に展示、販売されているそうです。皆さんぜひお立ち寄りください。

前千竹工房 前田さん

作業をする前田さんと竹細工作品

(佐田)